第百二十二話 早過ぎたハロウィン
第百二十二話 早過ぎたハロウィン
有川ダンジョン対策大臣襲撃事件。
日本中を震撼させた事件から一夜明け、自分はやたら高そうな車に乗せられて東京に来ていた。
というのも、早朝に突然赤城さんから連絡が来たのだ。予定を繰り上げて急ぎ桜井会長と会ってほしいと。
あんな事件があった直後にそんな話。どう考えても無関係ではないだろう。彼女が東郷さんの『仕事』に関わった事のある人物だというのもあったので、一も二もなく頷いた。
わざわざ乗る電車や新幹線、そして迎えについてまで向こうが用意してくれたのは僕がまた迷子になるかもしれないから……だったなら良いんだけど。
それだったら、運転手さんの隣に覚醒者を。それも恐らく武闘派と思しき人を乗せてくる理由がない。
……きな臭いなぁ、やだなぁ。お願いだから政治的なアレコレの話ではない感じでお願いしたい。『林檎』以外で自分がそういうのに巻き込まれる様な人間とは思えないが、タイミングがなぁ。
どう考えても厄介ごとだ。正直、関わりたくない。思わずため息が出そうになる。
さて、それはそうと。スマホで時間を確認して運転席の方に声をかけた。
「あ、あの。すみません」
「はい、なんでしょうか?」
すぐに助手席の人がこちらを振り返り、にこやかに答えてくれる。
けどどう見ても顔が堅気じゃない。伝説の傭兵ですかって聞きたくなる顔面をしていらっしゃる。
正直に言おう。とっても恐い。
「ちょっとスマホでテレビニュースを見ていいでしょうか。その、昨日の事件について官房長官の会見があるって……」
「ああ、それでしたら前の座席の背もたれについている画面をご覧ください。テレビとしても使えますので」
「え、あ、は、はい。ありがとうございます」
彼がそう言うと、眼の前の席についた画面に国営放送が映し出された。なにこれ、テレビで見た飛行機のアレ?
とりあえずお礼を言って、画面の方に注視した。
先日の襲撃。ネットの噂では『ユマニテ』が絡んでいるかもと実しやかに囁かれていたが、はたして。
そして始まる官房長官の会見───に、なる予定だったもの。
「え、えぇ……?」
突如現れた有川大臣に、いきなり発砲した黒服。そして官房長官に化けていたというモンスター。
『私を信じてくれる方達に、戦う力を持つ人々にお願いしたい!どうか、この国を守ってほしい!!日本の明日の為に、英雄としてその力を振るってほしいのです!』
そう締めくくられた有川大臣の会見。当然質問が飛び交うが、流石に傷の具合が良くないという事でお開きとなった。
画面がどこかのスタジオに切り替わり、キャスターが何かを話しているが頭に入らない。
彼が『ドッペルゲンガーの首魁』と名指しした人物、郡凛。たしか『ゴールデンギター』さんの本名だったか。前に花園さんが言っていたのを覚えている。
彼女が、というか彼女に化けている化け物がいる?うーん……。
「あの、大川さん」
「はい?」
傭兵フェイスの人がこちらに冷や汗を流しながら振り返ってくる。
「貴方は先ほどの有川大臣の話、どう思いましたか?」
「えっと……大変な事になっているなぁって」
そうとしか言いようがない。
いくらなんでも短時間に押し寄せて来た情報が多すぎる。大臣の襲撃に、官房長官の入れ替わり。そしてそれを裏で操っていたという女子高生に化けた怪物。どれ一つとっても脳のキャパがオーバーしそうな話なのに、纏めて来たのだから誰だってそうなる。
はたして、いったいこの放送を見た人の何割が冷静でいられると言うのか。
あの胡散臭い大臣の演説が混乱と興奮を呼び、結果的に良くない熱狂を呼ばないといいけど……。
「あ、でも」
「でも?」
「あ、いえ。なんでもないです……」
流石に不謹慎かと思って、口をつぐむ。
いくら何でも『あの有川大臣は本物なのか』と根拠もなく言うのは、流石に憚られた。
魔眼のおかげで動体視力は覚醒者基準でもかなりいい。それで見ると、どうにも全体的に違和感があったのだ。『まさかこいつも入れ替わってんじゃないのか』と。
あんな大怪我をしているのだからいつもの歩き方が違って当たり前なのに、胡散臭い笑みから真剣な表情になった有川大臣を指して『誰だこいつ』と思ってしまったのは失礼すぎる。
どれも理屈で考えれば説明がつく違和感なのに、ただの直感でノイズじみた考えを広めたくはなかった。
「そう、ですか」
納得いっていない様だが引き下がってくれた傭兵フェイスの人。彼から縮こまる様に視線を逸らしながら、少し思考を巡らせた。内容はもちろん、これからについて。
有川大臣の要請に従い郡凛さんを探す……というのはないな。うん。ない。
自分は桜井自動車の専属冒険者であり、その仕事で呼び出された。であれば、優先順位は決まっている。
ではやはり考えるべきは、桜井会長が僕を呼び出した理由か。
ベストなのはただの顔合わせ。でもこの状況でそれはない。次にいいのは冒険者としての仕事の依頼。それならまあ、よっぽどヤバい所でもなければ構わない。
だが、それら以外の内容だった場合……。
「はぁ……」
思わずため息をついてしまう。
自分の頭でこれ以上考えても仕方がない。どうせこの状況じゃ東郷さんとも繋がらないだろうし、相原君や水無瀬三佐に相談できる様な内容でもないのだ。
もう諸々に覚悟を決めていくしかない。
そんな事を考えながら窓の外を見る。現実逃避だ。それにしても、本当に東京は人も車も多いな。これでも随分減ったというのだから、『ちょい田舎』な街出身の自分としては開いた口が塞がらない。
ぼうっと東京の街並みを眺めていると、チラホラと奇妙な格好の人達が見える。
そう言えばもうすぐハロウィンだったな。モンスターとの識別が面倒になるから街中での仮装は自粛しろと政府から言われた結果、十月三十一日じゃなくその前に用意した仮装で街を歩こうっていう人が多いとかニュースでやっていた気がする。
こんな時にという感情と、本気で間違われたらどうするつもりだと内心で不満に思う。ただ、せっかく用意した物を死蔵したくない気持ちもわからないでもない。
……まあ、自分には関係ないか。昨日から無い知恵絞って色々考えていたからか少し眠い。揺れもなく静かな車に、つけっぱなしのテレビがBGM代わりになっているのも相まって睡魔がやってきた。
それに逆らい切れず瞳を閉じると、もう朧気な記憶が夢として蘇ってきた。
七年ぐらい前。子供会での活動で……。
* * *
自分が小学生の頃、ハロウィンだから仮装して街を歩こうとかそういうのが子供会でやった事があった。結局、一回やっただけで『防犯上の理由』とか『親御さんへの負担』とかの理由でそれ以降やらなくなったけど。
ただまあ、原因の一端が自分があるのでそこは少しだけ心苦しい。
回覧板の不備で仮装の用意が遅れたうちは、急遽捨てる予定だった金バケツに穴をあけて、額の辺りにアルミの角くっつけて『ユニコーン』って事にしたんだっけ。
当然視界が悪かったものだから、子供会で集って町内を回っていたのに皆とはぐれてしまったのである。一緒にいた母さんも他のお母さん達が始めたマウントの取り合いの仲裁で目を離していたのもあり、はぐれてから暫くは誰も気づけなかったとか。
いくら地元とは言え当時の年齢では土地勘も碌にない。迷子になった不安もあって自分はフラフラと彷徨っていたっけ。今思うと、バケツを脱げとなるが。まあ小さかったし。
そして、長い黒のスカートを母親がその頃よく履いていたから、視界に入ったそれを親だと思って近づいたのだ。
『ん、君は……誰かな?』
それで頭上から聞き覚えのない声がして、心底驚いたものである。
少し離れて見れば、その人はシスター服を着ていた。ただかなり大柄かつ筋肉質な人で、当時の自分は強い恐怖心を覚えたものである。
それが伝わったのかシスターさんは片膝をついてできるだけ視線を下げてくれた。二メートルぐらいある人だったから、それでもかなり視点は高かったけど。
『君はこの辺の子ですか?その恰好は……ああ、ハロウィンか。似合っていますよ、その騎士の仮装』
『ゆ、ユニコーンです……』
咄嗟にそう訂正して、その時は後悔したものである。もしかしたらこの『恐い人』を怒らせてしまうかもって。
けれど、シスターさんは武骨な顔に照れくさそうな笑みを浮かべていたっけ。
『そうでしたか、それは失礼を。そう言えば立派な角が生えていましたね』
そう言ってアルミホイルの角を軽く突いてくるシスターさんに、意外と恐い人じゃないのかと警戒心を緩めた。
子供という奴は恐いもの知らずと言うか、当時の自分はそのまま会話を続けたのである。
『シスターさんは、ここで何してるの?ハロウィン?』
『ふふ、これは仮装ではありませんよ』
そこから先の会話は、よく覚えていない。なんせ小さかったし、そもそもその人の言っている事が難しくてよくわからなかったのだ。
たしか、薄っすらと『花が好き』『花畑には女神様がいる』とか、そんな事を言っていたような……。
その後、シスターさんはどこか憂いを帯びた顔で悩みをポロリと口にしたのだ。
『ただ、私の信仰は正しいものなのか。そう悩む時があります』
『しんこう?』
『私が好きなものが、他の人にとっても好きなものとは限りません。けれどその好きという気持ちで、誰かに迷惑をかけるのなら……いっそ、この想いを封印した方がいいのかと、思う時があるのです』
そこまで言って、彼女はハッとした顔で首を小さく横に振ったのだ。
『いけませんね、子供に突然こんな話。君もそろそろお家に帰りなさい。ご両親が心配しているでしょう』
『……道、わかんなくなっちゃった』
『迷子でしたか……』
シスターさんが立ち上がり、こちらの手を握って歩き出してくれた。
『近くの交番まで送ってあげましょう。歩けますか』
『うん』
彼女の手は凄く硬かったけど、不思議と安心感があったのを覚えている。当時の自分は、この人が人攫いだったらとかそういう考えは一切なかった。
何故か、まるでここがこの世で一番安全な場所だという気分になって。普段は人見知りなのに自分から声を出した。
『好きは、好きのままでいいんじゃない?』
『え?ああ、さっきの話ですか』
『人がたくさんいるから、たくさんの好きがあっていいって、お母さんが言ってた』
当時、クラスメイト達が段々と日曜朝の特撮から離れていっていた頃だっけ。
それで周りからまだそんなの見ているのか、子供っぽいと馬鹿にされていたのを母さんに話した時に返って来た言葉。それをそのままシスターさんに伝えたのだ。
『しかし……』
『なにかを好きってきもちに、うそはつかなくていいんだよ?』
子供ゆえの無邪気さか。あるいは無知ゆえの遠慮のなさか。思い出すだけでもっと言い方があったんじゃないかと少し恥ずかしくなる。
その言葉がシスターさんに届いたのかはわからない。ただ、彼女の大きく武骨な手に少しだけ力が入ったのは覚えている。
その後は、お巡りさんに届けられて無事に家に帰る事ができた。両親がかなり心配していた様で、喜びと怒り混じりに抱きしめられて頭をぐりぐりと撫でられたものだ。
以降、そのシスターさんを見かけた事はない。はたしてあの人は今何をしているのか……。
* * *
なんとなく目が覚めた。テレビの隅を見れば、どうやら十分ぐらい眠っていたらしい。車は……渋滞と言うほどではないけど、あまり進めていないらしい。
随分と懐かしい夢を見たものだ。平凡な自分が経験した、少しだけ平凡じゃない思い出。非日常感のあるあの記憶は強く印象に残っていた。
まあ、あの後迷子になった事がご近所さんにも知られて学校で揶揄われたというか、虐めが少しずつ始まったというか……うん。これ以上思い出すのはやめよう。
嫌な事まで思い出してしまったので、意識をまた外に向ける。
休みの日という事もあってか、子供連れの家族やカップル。友人同士で遊びに行っていると思しき人達がいる。
あちらではお父さんが子供を抱っこして歩いて、あっちではマスクをつけた恋人同士が手を繋いで歩いていた。何やらひたすら飲み物の容器を写メする女子中学生っぽい子達もいる。
なんというか、東京と言っても細部を見れば意外と地元と差は……いや普通にあるな。そもそもあんな人混みをするする移動するスキル地元の人ら持っていない。
どうしてあれだけ密集していて誰ともぶつからないのか。疑問である。
こうして見ているだけで酔ってしまいそうだ。やはり自分は陰のもの。休日は特に目的がなければずっと部屋にこもっていたい派である。
ああ、けど。レイラとのデートは凄く楽しかったな。またあんな風に出かけたいけど、流石に少し難しいかな?
そんな事を考えていた、その時だった。
突如、つけっぱなしだったテレビの音が途切れる。脈絡もなく途絶えて、一瞬運転手さんが消したのかと思って。
魔眼が、発動する。
「ブレーキ!」
「っ!」
魔装を展開しながら叫べば、運転手さんがすぐに反応して車を止めてくれた。シートベルトが肩に食い込むが、覚醒者の身ならば気にならない。
後ろの方で強いブレーキ音が響くも無視した。たぶんこの場にいる全員が、なんなら後ろの車も気にしてはいられなかったろう。
なんせ、空から大型トラックが降って来たのだから。
自分達が乗る車の真ん前に落下したそれは地面に轟音と土煙をぶちまけ、アスファルトの地面を抉り部品を飛ばす。幸い爆発こそしなかったが、あのまま直進していればこちらの車が潰れていた。
衝撃で尻が浮き上がる感覚を覚えながら、緊急時とドアを蹴破って外に出る。他にも色んなものが飛んできていた。いいや、現在進行形で飛来している。
人と思しきものが声もあげずにビルの壁に叩きつけられた。硬い音がした後に、水気のある音が聞こえてくる。
道路標識が車道に突き刺さり、車の残骸が歩道に散らばった。それらに被弾した車が操作を誤りガードレールや他の車に衝突していく。
潰れたトマトの様に血がコンクリートの地面や壁を濡らし、一部が通行人にかかる。事態を飲み込めていないのか、その人はただ呆然としていた。
そんな中、自分の魔眼は飛んでくる人達の顔さえも視認できた。意識せずとも、できてしまった。故に、彼らの顔が死人のそれであり、体もあり得ない角度で折れて。あるいは潰れている事がわかってしまう。助ける術のない死人だと。
兜の下で歯を食いしばる。本当に、何度見てもこういうのは慣れそうにない。
そんな自分をよそに。血と瓦礫が降り注ぎどこかから轟音が響き続ける中で咄嗟に何が起きているのかわからなかった人たちも、数秒もすれば理解が追い付いてパニックを起こし始める。
「きゃああああああああああ!!??」
「なんだよ、なにが!?」
「ひ、人が!上から、救急車!!」
「く、くそ!どけよ!」
辺りを悲鳴と怒号が包む中、乱暴に運転席のドアを開ける。
「降りてください。この状況では車は使えません。徒歩で避難を」
「は、はい!」
慌てて降りる運転手さん。そして既に降りていたらしいローマ兵みたいな魔装を着た傭兵面の人が、僕の背後を守る様に立つ。
「大川さん、貴方も避難を」
「そう、ですね……」
答えながら、空を見上げる。
そこには案の定というか、もはや見慣れて来た黒の天蓋。ダンジョンの氾濫が起きた証が広がっていた。
またか、またなのか。いったい自分が何をしたのかと問いただしたいが、その言葉をぶつける相手が思いつかず内心で舌打ちだけする。
しかし、妙に気になる気配があり視線を空から別の方向へと移した。
ビルが邪魔で確認はできないが、あちらの方角に『なにか』がある。自分の中で妙に気になる何かが。それは丁度、あの天蓋の中心にある様な気がした。
……これは、やばい。何かわからないけどやばい。
放置したら確実に良くない事が起きる。自分の奥底にある本能と言うべきものが、これまでで一番強く警報を鳴らしていた。
正直、今すぐにでもここから逃げ出したいが……。
「すみません、僕はここに残ります。お二人だけで避難してください」
大抵、そう言う時に尻尾を巻くと碌な事にならないのだ。ここ数カ月の経験的に。
幸い現在地は天蓋の端。彼らなら徒歩でもすぐに逃げられるだろう。
「いけません。私達は貴方を桜井会長の元へお連れする様に言われています」
「緊急事態です。会長にはお許しくださいと伝えておいてください」
「……どうしてもですか?」
「はい」
周囲に視線を巡らせながらそう答えると、傭兵面の人は大きなため息の後こちらから一歩距離をとって姿勢を正した。
「わかりました。赤城部長より貴方がそう判断したのなら、好きにさせろと言われております」
「……ありがとうございます」
流石にびっくりした。あの人、まさかこの状況を予測していたとか言わないよな。
なにはともあれ彼らは周囲の人たちの避難を助けながらこの場から離脱するらしい。ならば他に言う事はない。
深呼吸を一回。鼻から吸って、腹に留めて口から出す。よし。
「レイラ、雪音、リーンフォース。悪いけど、手を貸してくれ」
「はい!」
「お任せを!」
『了解』
彼女らを呼び出しながら抜剣。天蓋の外へと逃げる為走る人々の中を逆走する。
肩に両手剣を担いだ鎧姿の男となると、周囲の人たちもある程度避けてくれた。偶にぶつかるが、身体能力的にバランスを崩す事はない。
「氾濫が起きているけど、行きたい場所がある。付き合ってくれ」
「それはどこでしょうか?理由を伺っても」
「わからない。ただ、嫌な予感がする」
「かしこまりました。行きましょう」
説明になっていないこちらの言葉に、しかしレイラ達は頷いてくれた。それを頼もしく、何よりうれしく思う。
『魔力反応有り。二時の方向、数は一。こちらに移動中』
リーンフォースの声に剣を握り直しながら立ち止まる。告げられた方向を見れば、そこにはビルが立ち並んでいる。それを飛び越えてくるのか、はたまた間をすり抜けてくるのかと、警戒した。
そこで突然、足元が揺れる。地震?こんな時に!
だがおかしい。地響きがする度に足元が揺れるのだが、一定のリズムがあった。自分の知る地震と比べて妙に間隔があり、違和感を覚える。
周囲の人たちも悲鳴を上げながら避難の足が止まってしまう。だが、地響きが止むとまた走り出した。だが、その足も声も徐々に止まっていく。
彼らが見つめる方向。それを、自分達も見ていた。
眼がある。とても大きな眼だ。
ビルとビルの間。そこからこちらを覗く瞳の位置は、地上から二十メートルほどだろうか。金色のそれから感情を読み取る事は難しく、焦点も定まっていない様に思えた。
だが、その静寂は数秒ともたずに消え失せる。
『■■■■■■■■■───────ッッ!!!』
轟く咆哮。巨大な口、巨大な首、巨大な体から発せられた雄叫びが、世界そのものを揺さぶったのだ。
読んで頂きありがとうございます。
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