第百六話 天空樹のダンジョン
第百六話 天空樹のダンジョン
ストアに到着してガラガラになったバスから降りれば、すぐに走り去ってしまった。
それも無理ないかと見送って、ストアに入る。その中を通りながら、ふとここで働いている人達も大変だよなと思った。あまりにも冒険者が入らないダンジョンは行政から依頼を受けた人が入るか、それもないなら自衛隊なり警察なりの覚醒者部隊が来る事になっていると最初の講習で聞いた。
そんなわけでそう簡単には氾濫が起きる事はないし、万が一そうなったとしてもストアに張られた結界が逃げる時間ぐらいは稼いでくれる……らしい。実際に発動している所は知らないから、断言はできないけど。
だがそれでも、中に入っているコンビニとかスポーツ用品店。そして受付の人達等はかなり恐いと思う。ストアに行き来するバスの運転手さんも、基本的にこの場に留まりたがらないし。
ついでに、ここのダンジョンは『いざと言う時逃げられる可能性が他のダンジョンより低い』。
ちらりとストアの人達を見てからロッカールームに行くが、どの人も悲壮な感じはしなかった。肝が据わっているのか、それとも最初は恐がっていたけど慣れてしまったのか。
どちらにせよ、ありがたい話である。ストアを管理する人や軽食やカメラ用の電池を売ってくれる所がないのは非常に困るし。
準備を済ませ、受付を通りゲートに。
深呼吸を一回。白い扉を潜った先には、どこまでも続くと思えるほどの雲海が広がっていた。
思わず感嘆の声が出そうになるも、観光に来たわけではないのだ。レイラ達を出し自分も抜剣する。
「皆、今日もお願い」
「はい!」
「お任せを」
『了解』
このダンジョンの呼び名は『天空樹の迷宮』。まやかしの空の上、雲を突き破って伸びる大樹の上めいた内部をしている。
人が『樹』と言われて浮かんだものを、そのまま巨大化させたようなそれ。道となる枝は一本一本が凄まじく太く、幅は三車線分以上あるだろうか。少なくとも剣を振るには困らないが、代わりに緩やかな曲線を描いている。なんせ枝なので。また、上下左右に『うねってもいる』。上り坂下り坂カーブと忙しない。
真っすぐでない地面は中央で戦う分にはいいものの、端の方に行けば落下する恐れがある。下の雲はただの靄であり高高度からフリーダイビングの心配はない。それでも落下に伴うダメージは凄まじいし、『ここのモンスター』が見逃してくれると思えないから要注意だ。
自分とリーンフォース、レイラと雪音と少し斜めではあるが二列になり枝の上を歩きだした。三次元に入り組んだここは、少し進んだだけで現在地を見失ってしまいそうになる。
そうして進むこと五分。リーンフォースが声をあげた。
『魔力反応あり。数は一、二時方向より接近。こちらより上の位置にいます』
彼女の言葉からすぐ、バサバサと羽音が響いてきた。
「戦闘態勢。雪音」
「はい!」
さて、新装備のお披露目といこう。
リーンフォースが示した方向を見れば、影が一つこちらに向かってきているのが見えた。
大きさは牛ほど。ダンジョンに輝く偽の太陽に照らされ、広げられた両翼が角度によって三種に色を変える。
『ゴァァァアア―――ッ!!』
奇妙な鳴き声をあげるその顔は、あまりにも人間に似ていた。
『ピアサバード』
アメリカのイリノイ州に伝わる怪物である。ドラゴンバードとも呼ばれるこの怪物は、人面の頭部に顎髭とも鬣とも見える体毛を生やし額からは鹿に似た角を生やしていた。
鱗に覆われたその身は頑強であり、その猛禽類を彷彿とさせるかぎ爪で人を攫い食い殺すと伝えられている。
ぎょろりと瞳をこちらに向けたピアサバードが、翼をはためかせてフェイントを交えながらこちらに突撃。飛行速度を速めた。
その視線の先。狙いは、レイラか。
念のため自分が迎撃、リーンフォースが防御の構えをとるが、一体というのならちょうどいい。
試金石にさせてもらおう。
「雪音!」
「『氷牙』!」
放たれる一本の氷の槍。普段のソレとなんの変哲もない槍は真っすぐと飛翔し、ピアサバードはその軌道を見切って回避運動に入る。
相手も初見の攻撃だろうから大回りに回避したのだろう。このままではただ槍は空を裂くばかりだ。
今までと同じなら。
『ゴア!?』
ギュルリと槍が『回転』。まるでドリルの様に螺旋を描きながら氷の槍はひとりでに軌道を変えた。
それに驚愕するピアサバードに高速で迫った槍が直撃。横っ腹を貫いてその身を抉る。
傷口を中心に凍り付いていく怪物は自分達と同じ枝の通路に落下し、ほんの数メートルの距離に。当然ながら、この位置取りは己の間合いである。
木の皮を弾けさせながら突貫。よろめきながら立ち上がろうとするその頭蓋を一刀にて叩き割る。人の顔に似ているが、どう見ても人外。良心が痛む事はなかった。
血しぶきをあげて倒れたピアサバードに念のため一刺ししてから二歩後退しておく。粒子化が始まり、周囲を警戒しながら小さく息をはいた。
ドロップはなし、か。『ピアサバードの胆嚢』という魔法薬の材料を落とすらしいが、あまり高値では売れないのでそこまでは気にしない。
それよりも、あの急に動きを変えた槍の方が重要である。
「やったね、雪音」
「はい!旦那様とレイラ様のおかげです!」
元気に返事をしながら雪音が掲げる扇子には、今までになかった装飾が施されていた。
銀色の表面に一点だけ鉛色の突起が張り付けられ、それを囲う様に琥珀の魔法陣が描かれている。
あれこそが『竜殺しの魔弾』を取り込んだ魔扇。全ての魔法が必中とはいかずとも、ある程度の誘導性をもたせる事が可能となった。
雪音の魔法は発動してしまえばその速度に文句のつけ所がない。それが避けても追いかけてくるのは、敵からしたら悪夢でしかないだろう。味方としては天の恵みだが。
「使ってみて魔道具に異常はない?」
「はい。違和感の類はありません」
「私の目から見ても大丈夫そうですね。よかったよかった」
横から扇子を覗き込むレイラがうんうんと頷く。
彼女らの様子に和みながら、剣を担ぎ直す。
「なら探索を続けよう。リーンフォース、今後もお願い」
『了解』
そうして枝の通路を歩いていくが、まるで迷路の様に入り組んでいた。いや、実際『迷宮』なのだが。
通常歩いていれば幹にたどり着くはずが、不可思議な事に全て他の枝に繋がっている。幹と繋がっている箇所は遠くに一応見えるくらいだ。
そのうえ枝から枝への移動の際、足場が突然狭くなる。丸太よりは太いが、それでも一車線分もないのだ。あまり高い所が得意ではない身としては、じりじりとゆっくり進むしかない。
ニコニコと待つレイラや微笑ましそうに見てくる雪音の視線が辛い……兜でわからないけど十中八九無言無表情であるリーンフォースが癒しである。
違うのだ。こういう足場の悪い場所ほど敵の襲撃が怖いのだ。だから慎重に進むのは決して悪い事ではないと声を大にして言いたい。言わないけど。
難関である枝から枝への移動を済ませた直後、リーンフォースが声をあげる。
『魔力反応あり。数は三、二時方向から二、七時方向から一接近中』
「全員迎撃態勢。前のは雪音とリーンフォースに任せた。後ろは僕が、レイラは独自に判断を」
指示を飛ばした直後に飛来するピアサバードども。奇襲のつもりか、七時方向から来ている個体はあえて入り組んだ枝の隙間を飛んでいる。
好都合だ。足場があるのならどうとでもなる。
『魔力開放』
樹皮を弾けさせて跳躍。そのまま高速で眼前に迫る枝を次々と蹴りつけて鋭角な軌道をとりながら加速し、ピアサバードに接近する。
こちらを見失ったのか、その個体は奇妙な鳴き声をあげてホバリングしながら首を周囲に動かせた。
鱗の防御力に自信があるのか知らないが、そこで止まるのなら落とさせてもらう。
斜め上から強襲し、空中で体を横回転。ピアサバードが直前でこちらに視線を向けてくるがもう遅いと、勢いそのまま通りすぎ様に首を切り落とした。
自分も落下しそうになるが、魔力を放出してジェット噴射の様に元いた場所へ帰還する。
今しがた斬った個体が枝の隙間を通り過ぎて落下しながら粒子化していくのを確認し、レイラ達の方を振り返る。ぱっと見怪我人はおらず、どうやら彼女らも無事に倒せたらしい。
が、あちらも枝の隙間を通って二体とも下に。あれはドロップがあったとしても回収は無理だな。
だからここ不人気なんだよとは思う。ただでさえ飛んでいる敵というのは面倒なのに、ドロップ品が回収できる保証がない。頑張って確保しても、大した値段では売れないのだ。
そのうえ、『C+』のモンスターがアレだからなぁ……。
「そっちも無事そうで良かった」
「はい。旦那様もご無事な様で」
「うん、問題ない……レイラ?」
何故かレイラが笑みのまま首を傾げていたので、何があったのかと問いかける。
「いえ、高い所が苦手なのに跳び回るのは良いのかなぁと」
「自分で足場を選べたりするのはいいんだよ。けどこう、『さあここを渡れ』って感じで不安定な足場を示されると……いや、なんでもない」
「はい!失礼しました」
やめて。その笑顔はやめて。
気を取り直して探索を再開し、道中かなりの数のピアサバードと戦闘するもドロップはなし。あるいは、回収も確認もできない所に落ちたか。
探索開始から約二時間。途中小休憩を挟みながら進んでいけば、開けた場所にたどり着く。
一際太い枝の節目。そこはまるで広場の様になっており、今までの場所とは違い安定した足場となっている。
だが安心はできない。事前情報が正しいのなら、ここは『C+モンスター』の出現地点の特徴に似ているのだから。
兜の下で視線をぐるりと巡らせ、『目印』を見つけたのとリーンフォースが警告を発したのがほぼ同時。
『魔力反応あり。数は一、十時の方角。動きはなし』
「あの『血みたいな模様がある場所』だ。レイラ、雪音」
自分が指し示した場所に杖と扇子が向けられる。
「『大地よ』」
「『氷牙・大槌』!」
それは一見、枝の通路の一つに見えた。だがそこに周囲の木々から伸びた鞭と飛来する氷の破城槌に、ぐにゃりと変形する。
『ジャァァァァ………!!』
静から動へのあまりにも速い変化。伸びていた枝の通路は、翼を広げて宙に躍り出る。
だが破城槌はその軌道をほぼ直角に変え、誘導ミサイルの様に『あまりにも大きすぎる蛇』の身体に突き立った。
『ジャァァァ……!?』
苦悶の声を上げながら、空中にとぐろを巻く様にしてこちらを睥睨する蛇。
木に擬態する為か濃い茶色の翼は二十メートル以上広がっており、それに見合った巨体の全長は十五メートル前後。大型トラックが十二メートル以内と言えば、そのサイズがいかに馬鹿げているかわかるだろう。
『ピグチェン』
チリに伝わる翼をもつ大蛇。奴が鱗の上から生やす一本一本がレイピアの様に長く鋭い剛毛には猛毒があり、ただそこにいるだけで周囲の人間の肌は焼け爛れ覚醒者でも直接触れれば酷い火傷の様な傷を負う。
人間など丸呑みに出来そうな口から覗く舌の先端はまるで蠍の尻尾の様になっており、これもまた猛毒を持っているそうな。ついでに言えば、あの舌の針は毒を送り込むだけでなく刺した相手の血をすする能力も持つ。
伝承では奴は木のうろに潜み、その周囲に犠牲者の血の跡があるからシャーマンたちが布袋をかぶせて木ごと燃やしたらしいが……あいにくと、その再現はできなさそうだ。
『ジャォォオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛――――ッ!!』
咆哮を上げながら大蛇は体を回転させた。とぐろを巻く事で引き絞っていたとでも言う様に、高速で繰り出された尾の横薙ぎ。
触れていないはずなのに、上を通っただけで樹皮が削れ飛んでいく。そうして迫る尾を、リーンフォースが受け止めた。
剣と籠手をぶつけるように剛毛に包まれた尾と衝突したかと思えば、轟音が周囲に響き渡った。彼女の両足が枝の地面を踏み砕き、膝近くまで埋められる。
事前情報から考えればリーンフォースとピグチェンの筋力は互角。だが、あまりにも体格差がありすぎるのだ。
動きを止められた彼女に、ピグチェンの長い舌が伸びる。先の横薙ぎすらも上回る速度のそれに、しかし自分の眼は正確に捉えていた。
「シッ!」
短く声をあげながら『魔力開放』でもって接近。鎧の隙間を狙う蠍の様な針を舌の肉ごと斬り飛ばした。
絶叫をあげて仰け反るピグチェン。その力が弱まったと同時にリーンフォースが受け止めた姿勢から、奴の尻尾を脇に抱えるように切り替えた。
更には左手で逆手に持った剣を上から突き刺し、地面に固定させる。怒り狂ったピグチェンが暴れるが、その顔面へと風の加速を得た氷の破城槌が放たれた。
「『風よ』」
「『氷牙・大槌』!」
己に迫る必殺の一撃を察したのか、暴れるのを中断してピグチェンは舌を振るう。先端を失ってなお長いそれは鞭の様に破城槌に叩きつけら、あっさりとへし折ってみせた。
だが、隙はできた。
『魔力開放』
右手で柄を、左手で鍔を。そうやって構えたツヴァイヘンダーを手に、全身から魔力を振りまく。
一瞬の溜め。周囲の枝から皮を暴風となった魔力が剥ぎ取り、直後に自分を撃ちだした。
砲弾となった自分と、ピグチェンの目が合う。
感情の読み取りづらいその瞳に、切っ先を突き込んだ。
『ギャァアアアアアア――――ッ!!??」
――浅かったか。
顔の左半分を抉り飛ばされたというのに、ピグチェンは絶叫を上げながらも死んでいない。いいや、もしかしたらもうすぐ死ぬかもしれないが、今はまだ生きている。
残された右目が、こちらに向いた。やはりその眼から感情は読み取れないが、しかし明確に殺意を向けられているのはわかる。それこそ、『刺し違えてでも』というほどの濃密な殺意。
体を伸ばしその大口でこちらをかみ殺さんとピグチェンが迫る。舌の攻撃では切り払われると踏んで、上にある木の枝と自分を挟み込んで質量で押しつぶそうというわけか。
だが、上の枝を利用しようというのは相手だけではない。
両足でその枝を踏みしめる。魔力の放出はまだ終わっていない。
鼓膜が壊れそうなほどの破裂音が響き渡る。自分が今しがた蹴り飛ばした枝に巨大なヒビが入ったのだ。その木片が落ちて来るよりも遥かに速く、自分が落下を開始。加速をそのままに魔力の放出方向を調整し、体を横回転。
独楽のように――いいや。人間大の電ノコと化して迫る大蛇の口に飛び込んだ。
鋼のごとき体毛を切り裂き、分厚い鱗をかち割って、肉も骨も引き裂いていく。
下の枝。広場の様なそこに轟音をあげて着地し、殺しきれなかった衝撃を足裏で地面に二本線を作りながら滑走する事で逃す。
見上げれば、木片を覆い隠す度に血肉をまき散らしながら半ばまで両断された大蛇の身体が降ってきた。
重々しい音とともに落ち、巻き上がる樹皮。それが体にかかるのを無視して、剣を構え続けた。
土煙ならぬ樹皮煙が晴れ始めた頃、ピグチェンの姿が見えてくる。見た目は確実に死んでいるが、さて。
剣を握る手に力を籠めるが、それは杞憂に終わった。奴の巨体が粒子となりはじめたのである。
やはり、死んでから消え始めるまでは心臓に悪い。ミノタウロスの時、獲ったと思ったら手ひどいカウンターを受けたのが忘れられないのだ。
剣を肩に担ぐようにして後退。レイラ達がいる位置まで戻る。
「お疲れ様です、主様」
「うん、そっちも。全員怪我とかない?」
「はい、問題ありません」
「ワタクシもです!」
『異常なし』
返事を聞きながら念のため攻撃を受けたリーンフォースを見やるが、本当に問題なさそうだ。強いて言えば籠手と胴鎧に僅かなへこみがある程度か。
それに安心してピグチェンの消えた後を見るが、ドロップはなし。どうやら今日は本気で運がないらしい。
なお、ピグチェンのドロップ品は『血錆びの毒針』という物で、奴の体毛みたいなでかい毒針だ。頑丈だが非常に燃えやすいので、あまり価値はない。それでも五十万ぐらいはするけど。
それから少ししてゲートを発見し帰還。午前の探索を終え、昼休憩をとってから午後の探索を行った。
だがまあ、合計五百近く倒してもピアサバード、ピグチェンどちらもドロップはなし。いやピアサバードの方は確認できなかっただけかもしれないけど。
第一目標の雪音の新装備が無事に機能している事を確認できたからいいが、正直二度と来たくないダンジョンである。そりゃあ学校も申請してすぐに許可おろすよ。
学校の外泊許可の基準を邪推しながら、ロッカールームで元の恰好に着替え受付で討伐報酬を口座に振り込んでもらい外に。
日が落ちるのが少し早くなったのを感じながら、涼しい風を感じつつ周囲の眼がないのを確認してから軽く伸びをした。
さて、これで仕事は終了。明日の朝寮に帰るが……その前に。ちょっとばかし自費でお隣の県に行くのは問題あるまい。
そう、このダンジョンに来たもう一つの理由。それは『京都に近い』からである。
僕とて、己が少し……ほんの少しデート運がない事は自覚している。だが思い出せば、レイラとの二回目のデートではトラブルは発生しなかった。
つまり――一回のデートにつき一回お祓いを受ければ問題ないのでは?
それに気づいた瞬間、自分で自分を『天才かよ……』と褒めてしまったほどだ。既にお祓いの予約は済ませてある。出張サービスがなくなってしまったのは残念だが、ならば直接乗り込めばいい。
いざ、京都へ!!
読んで頂きありがとうございます。
感想、評価、ブックマーク。いつも励みにさせて頂いております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
Q.ユニコーンって初見で女性が処女かどうか見分けられたっけ?あと香水で男でも誤魔化せないっけ?
A.
駄騎士さんちのユニコーン
「ふっ。伝承ではそう書かれているかもしれませんが、現代に蘇った我らが必ずしもそうであるとは限りません」
桜井さんちのユニコーン
「たとえばそう……現代に現れた際には、気配だけで処女かどうかを見分けられる能力に目覚めていても不思議ではないのです」
「「だから香水をかけて『後ろは初めて』とか抜かし『ざんね~ん、実は男でした~!』なんてトラップには絶対にかからない……!絶対にだ……!!」」
桜井さんちのユニコーン
「……けど黄色いのが持っていた本に出てくる『男の娘』っていうのはちょっと興味がある」
駄騎士さんちのユニコーン
「!?」




