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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第二十章「北伐」

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トモダチ百人斬れるかな♪︎

【用語】


『百人斬り』

:ググってしまうと些末な事件しか上がらない。……自慢すれば善いのになにしてんだか。

百人組手なんてモノがあるので、百にたいした意味もあるまい。

さておき。

出来る。

というか、出来ない殺り方で刀を使ってはならない。

首を斬ったり胴を斬ったり骨を断ったり腹を斬ったり。

ねえよ。

当たり前。

壊れます。

傷みます。

戦闘はいつまで続くか判らないのにそんな馬鹿な。

据え者斬りって。

刀鍛治を同行させるんか。

昭和の安物指揮刀で何本も交換するなら弾寄越せ!

捕虜や民間人虐殺に生埋めや銃剣が使われる理由。

的確な技術と方法が必要。

とはいえ出来ない。

当たり前だが斬れるからと言って斬られる奴はいない。

ゲーム脳じゃなきゃ解って当たり前。

逃げます。

斬られても斬られても進み続ける馬鹿はいない。

ゾンビかよ。

ゲームじゃないんだから。

第一次世界大戦で殺らかしたのは火力が機動力を圧倒したから。

逃げる前に殺られました。

だから後半数年、敵味方とも前進命令を無視するか公然と十万単位でストライキするか反乱革命したわけで。

工夫します。

足利義輝だって畳や襖や障子などを積み上げた陣地に迫られ押し潰され動きを封じられてから殺された。

狭い屋内で槍衾とか素人相手じゃなきゃ無理。

弓矢の間合いは槍より長いわ防御力が無いわ。

刀を突き立て自分で檻を造る間抜けをしない。

完全兵装の足軽鎧武者相手に斬殺を繰り返した剣豪。

防御されてない部位を的確に突き斬った機動力最高。

そんなモンの巣に間合い数~十mの長物持ち込むか。

屋内戦の常道なら破壊するか燃やして建物ごと殺す。

確実に。

隙間から刺されて圧死か失血死か首を晒されてないから焼死だろう。

日本家屋の材料は良く燃えます。

なお、刀の殺傷力を疑い槍や弓矢が主戦兵器であるとかなんとか素人以下の半可通も少なく無いが、いつも通りに嘘である。

戦死したと観られる遺骨には槍や鏃の後が付いているとかなんとか。

歴史学者(馬鹿)一次資料(考え無し)絶対主義(妄想)の一例。

人を殺すのに骨を断つ必要はないなんて考え無くても判る。

骨に傷が無い死体が戦死か病死か事故か殺人か判ったらヤバい。

頭が。

火器以前の時代で殺す為に使われた兵器は刀や剣だ。

別に剣豪である必要はない。

取り回しを考えるだけ。

長槍や矢や弾丸は陣を崩す為にある。

陣を崩せば勝敗は決まる。

怪我人は出るが死なない。

殺すと人はすぐに殺せる。

殺し合いでは殺しにくい。

現代戦の記録を御覧あれ。

なら、敗退した人間を殺すのは?

コストパフォーマンスを考えればすぐわかる。

刀だ。

剣だ。

刃物だ。

怪我をして。

孤立して。

疲れて。

抗えない人間を殺すのに、値段が高い矢や長い槍なんか使うもんか。

みんなで刺すに決まってる。

弓矢は放たず向ける。

槍は突かず向ける。

追い込んで刺す斬る殺す。

まあ、大半は身ぐるみ差し出して逃げるだけだが。

兜首でもなきゃ敢えて殺さぬ。

気がついたら死んでた、くらい。

結論。

百人斬りは物理的に可能。

まあ、二ヶ月かかるわな。


なお、止めに拳銃以外を使うのは止めましょう。

至近距離で小銃を撃つと跳弾の危険性があります。

屋内で撃つなんて持っての他、自殺行為です。




「百人斬りですか?」

数えてねーよ。


「毎日お代わりしたゴハンの杯数を覚えている訳がない、と 」

そんなに殺らん。


「異世界転移前は日に一人以上三回以上必ずでは今寸止め」


無理〃無理!後の方が大変なんだからな?血の痕跡を消したり

「処女厨か!無茶しないで♪︎優しくして♪︎まさかヤリ棄て?!」


戦場清掃は基本。

必ず始末します。

衛生訓練受けたろ。


――――――――――戦争の基本――――――――――


「・・・・・・・・・・」


「セックスした女の数は?」

――――――――――実に、好い。

「浸るな言うな辱しめるな」


言わせられたんだから君は悪くない。

「血行を診て心音を触るのはお医者の役目だから握らず触るな鼻先に鼻先着けんな数を言え何人をヤったのか聴いてあげます聴きたくないけど!」


そんなに嫌がるなら教えて理解させ再現してあげたいが。

・・・・・・・・・・なんで俺に判る?


「・・・・・・・・・・数えきれない、と」


三佐ならカウントしてるかもな。

下っ端のプライバシーは娯楽だ。

俺は覚えてるだけ。


「憶えてるんですよね?

・・・・・・・・・・ナニを?」


肢体。

「ソコかよ!

――――――――――ちょっとちょっと」


たくさん。

「数じゃん!」


感触匂い反応具合

「一人〃の処に経験を細分化!

――――――――――多い多い」


憶えてないがな。

「どっち?」

忘れる訳がない。


「そんなに好かっ

・・・・・・・・・・いやいや全員な訳ないし」


下手じゃなければ愉しめるよ?

「両方ド下手だから楽しめない、と」


それな。

「片方が上手ければ双方楽しめる、と」

そう。

「たいしたことないって言ってるのは」


たいしたことない奴がたいしたことない奴とつまらない自慰に耽て可哀想。


「自白かい!貧弱貧相早漏淡白不感症マグロって最底辺同士!」


一度でも下手以外に合えば直る。


「・・・・・・・・・・何人治したんです」

数えてないが、下手な女ばかりじゃないぞ。


「整理しましょう」

何故。


「一つ〃の部位は憶えた」

忘れない。


「流れ〃の反応は覚えた」

全部。


「一人〃の快感は覚えた」

悦かった。


「だけど何人かは知らない」

数えたこと無いからな。


「なにゆえ」


数えると好いことがあるのか?

「・・・・・・・・・・無駄ですね」


だろう。

「――――――――――増やし続けてますもんね」


でもない。

「おいおい」


百年かけて出会える人数なんか知れたもんだ。


ナンパ(出会う)ができませんもんね、今は」

ナンパは出会いの内に入らない。


顔を魅て。

話して。

それだけ。

出会ってなかろ。


「ヤって無いから?」

いつでも誘えるのが出会うの最低条件。

「いつでもヤれる」


誘える、だ。


「どう違うんで?」

相手にも気分があるからな。


「都合ではなく?」

今は俺じゃない、ってこと。


「呑みに誘ってる?」

男なら呑み、女ならセックス。


「いつでも誘える?」

応えは相手の、その瞬間の、気分次第。


「それが()()()()の範囲」


それで構わないのが大人。

「子供は?」


いつでも助けられる範囲。


「たいちょーと()()()()とはそういうことですか」


オマエには、ものすご~~~~~~~~く無茶をするから心配しろ。


「嘘でも優しくするって言え!夢中になるからたいちょーが自制出来る訳無いけど!あくまでも夢中になるのはたいちょーですから!せいぜい96時間耐久不可にして毎日三回恨み言を聴かせてあげますからね後80年くらい!!!!」




【大陸東北部/太守領/太守府/王城/正面扉回廊前/青龍の道化の後ろ/???】


ボクは視上げた。


城を、って観えるよね?

――――――――――手を振るべきかも♪︎


ウズウズする。

ハラハラしてる。

ワクワクする。


――――――――――視えないけど魅て♪︎

(青龍)を、って観えるかな?


(ふみ)認め(したため)るべきか。

祐筆いないけど。


ボクの魔女でいいよね?


いやいや嫌みか。

判ってるに決まってる。


監視や密偵、送り狼と飲む酒は旨い♪︎


きっと青龍も喜ぶ。

とはいえ規定行動。

全軍に行き渡った。


視られているとしたら、どうするか。


隠れる?

知らんぷり?

演じる?

正解、コレ!

眺める。

「こほん」

・・・・・・・・・・はいはい、やり過ぎいくない。

爺に頷く。


指揮する者。

指揮される者。


将兵の境を曖昧に。

敵地で狙われ難い様。


ボクの魔女。

ボクに寄り添う。

ボクの意に触れる様。

ボクを視下ろす。

ボクの青龍。


まあ、いつものこと。

皆の注目は逸らしたまま。

皆の注意は集まったまま。

これも、いつも、か。


ボクは観せる。

ボクから上。


幼い娘が続く。

幼い姿が乗る。


解ってない。

判ってるね。


観ても観えない。

視たら視られる。


幼い娘は釣り上げられただけ。


別に関心がある。

すぐに忘れる。

観上げたことすら。


お付きの女が平静を装う。

知ってはいるんだね。

すぐに割り切る。


殺されないように。


幼い姿は、すぐに眼を伏せる。

すぐに伝える。


視えないが視えた。

相棒と合図を交わしてる。

覚られないように。


殺されるのはツキ。

素人。

覚悟できてる。

玄人。


解ってる。

黒い青龍は背中を向けたまま。

隙だらけ。

おっきい身体に鎧すら纏わず。


青龍の甲冑(軍用プロテクター)は剣も斬れずに鈍器にしてしまう。


だから叩き殺すんだけど。

・・・・・・・・・・その時間を与えられるなら捕まえるか。


コイツ(黒い青龍)を捕まえるのは無理。


筋骨隆々。

ボクは下から見上げる好位。


後背脇腹。

骨も無い肉を貫き臓を抉る。


殺せるね。

治癒魔法を仕組むは無意味。


すぐ殺る。

効果の前に殺せるのは確か。


鍛練すみ。

当然、青龍は知ってる訳で。


わざとか。

躱せる殺意を引き出す誘い。


黒い青龍。

楽しそうに話してはいない。


愉しみ中。

話さず一方的に喋っている。


刺したい。

・・・・・・・・・・気分が好いだけか~♪︎

だからさ。


青龍が誰も彼も身を護らない理由。

強きも弱きも殺される自覚がない。


ちゃんと殺せるのは確かなことだ。

知ってはいるのに気にしていない。


殺されたら果たせないことがある。

ボクらなら、そう感じるところだ。


自分が殺されても青龍は困らない。

果たすべきことを皆が目指してる。


そりゃ自分の命なんかどうでもいよね。

将、騎士、自分の代わりは幾らでも。

一人〃が青龍の鱗、その一枚って。


黒い青龍一人と引き換え?


ボクが引き合わないなぁ。

殺しても殺される、からね。


この顔と肢体なら上を狙える!


次はない。

殺意を決めた民の皆に、ではないけれど。

民草の反応は読んだ通り。

青龍に近付く者が居れば、殺意を向ける。

例外は青龍の貴族その女。

まったく近付けない訳じゃないんだけど。

観られる範囲は許される。

命令じゃなくて経験からくる間合いって。

投げられる距離の外まで。

そこを越えそうになると互いに停め合う。

一挙動で届く間合いの前。

そこまで行けるのは邦で最有力者の五人。

五大家当主が複数でのみ。

その程度でも互いに停められる様にする。

青龍の癇に、障れない様。

なのにボクら。


黒い青龍に手が届く。


青龍に近付くのは遮るけど、青龍から近付くのは仕方ない。


青龍自体の邪魔は本末転倒。

だからといって黙って観てるほど命知らずな訳もなく。

青龍に敵意を現して殺されるマヌケの巻き添えは断る。

そんな皆の心が一つになって、民が距離を詰めて来た。


互いに目配せ。

一人〃が常に確認。

互いに警戒。

裏切りを殺し防ぐ。

互いに連なり。

囲んで後先に備え。

こっちみんな♪︎


周りの民がボクを警戒。

皆、抜き身を構えてる。


抜いてからじゃ手遅れ。

抜き身だから間に合う。


不慣れを補うのは慣れ。

素人の玄人ってなにさ。


自分が殺されない為に青龍への敵意を殺す人々。

ああ、敵意を抱くかもしれない者は私刑、かな。

敵意を隠しても危害を加える感じで動けば殺す。

ちょっとした悪意一つで邦ごと滅ぼされるから。


青龍に報復って感覚はない。

ボクなら解る。


殺意すらない。

癇に障るから、結果で消す。


殺された。

壊された。

滅ぼされた。

捲き込まれなかった者の感想。


()()()()()()()


ま、ボクらには関係ないけどさ。

素人だったら殺る前に殺られる。


ボクらなら殺られる前に殺れる。

素人には殺られやしないけどさ。


相手が十人でも百人でも勝てる、ボク独りで。


素人なら思うんだよね。

百人も切れるか!

だから、斬られるんだ。


まあ、斬らなくて良いけど。

一応、ね。


骨を断たない。

刃が傷む。


腹を割かない。

脂が付く。


斬るのは動脈。

手腕足脚。

関節内側付根。

太い血管。


刃先で突いて。

軽く抉る。


刀身で斬り裂いて。

空かし開く。


甲冑でも関節内側は覆わない。

そこを固く覆ったら動けない。

素人には甲冑も防具すらない。


力要らず。

すぐに無力化。

死なない。


必殺必至。

即死不要。


殺り直しは嫌。

悲鳴は使える。


命は大切。

無駄なく潰う。


十数える間くらいは叫ぶ。

助からないんだけれども。


叫んで喚いて。

声の防壁。

士気を下げる。


人体の大きさは手頃。


足場にしても。

足元を掬うにも。

動かし易く。

動かせ難い。


相手の体も盾だ。

血は肉で拭う。

敵じゃない。

相手、だ。


実際つまんないけどね。


繰り返したい訳じゃない。

繰り返さなくていいけどさ。


狩の要領と同じ。

獲物を獲る為に必要なのは?

逃がさないこと。

民を獲っても要らないよね?


獲らなくていいなら楽なこと。


百人ばかりに襲われたら?


殺しの経験しかない素人。

2~3人斬れば皆逃げ出す。

殺ってる隙に乗じたりしない。


背を向けて殺られる素人。

逃げるから、逃げられない。

背中からなら安心して殺せる。


()()()()の訓練を受けていれば()()()()にすらならない。


殺される。

殺す。


素人はどっちかに為る。

選べやしない無力だから。


兵士。

戦士。

剣士。

ボクは殺すか殺し合う。

進むも逃げるも殺すため。


だから、アレ。

青龍のゴーレム(自動機銃)


空から視てる観えないナニかとは違う。


こちらを視てる。

どちらを視てる?


ボクを無視する訳がない。

魅力を余すことなく魅てる。


殺す前に刻を獲るは簡単。

ボクが魅力溢れる女だから。


青龍の貴族が男なんだし。

でも、有象無象も視てるな。


青龍の貴族じゃない青龍。

黒い青龍をちゃんと視てる。


ボク以外を視る眼。


敵も。

味方も。

民も。


いつでも殺せる。

だから誰も、殺すべきことを、しない。

させない、でも、いいのかな、これは。

殺す必要が無い。


一見すると、殺す構え。

隠さないから不殺の備え。


青龍は親切だなぁ。

・・・・・・・・・・ボク、殺されないの?



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