第41話 白熱
「以上だ。いろんな人の話を統合している部分もあるが、これまでにあったことは一応これで全部だ」
航大が話し終えると、聞き手の三人は揃って言う。
「「長い!」」
まあそりゃそうだ。
決勝前夜。大事な話をし終えた航大。浜本の親父は真実を知り、何を思ったのかは口にしなかった。
かつての北近畿シニア時代の監督の妹、ここにいる水原温子監督も航大に言う。
「許すも何も、姉は感情を抑えきれずに勝手に暴走して、勝手に壊れた。あなたの言葉が引き金になったとはいえ、あの人は……」
言葉に詰まる水原監督。
「あなたには今がある。過去を乗り越えて。それがきっと……あの人がやってきたことを無駄にしないことだと思うから」
水原姉妹の関係はどこか昔の航大と千夏に似ているような気がした。取り返しのつかない所へ行ってしまった水原監督の姉。航大の家出後、自分の義姉のその後を聞かされたことはなかったが、かなりのショックを受けていたに違いない。現在メガネをかけているのもその影響かもしれない。
すべての真実を知った京子。彼女は何を思うのか。航大は、京子を見る。
「そっか。全部知れて、今はほっとした気分かな。色々……あったんだね。でも大丈夫。私は変わらない。航大くんを想う気持ちに変わりなんてないよ」
照れくさいことよく言えるな、と航大は思いつつ、彼女は続ける。
「明日でケリをつけよう。昨日までのモヤモヤと因縁に」
そうだ。逢坂シニアの多田との勝負は決着がついていない。記録は安打ではない。ショートの悪送球によるエラー、遊失という形で記録されていた。勝ち負けつかずの痛み分けということになる。相手としてはヒットと記録がつかず打者の勝利とはいえず、また航大は最高の球を強襲打されたわけで、勝った気には到底なれない。試合は負けたわけわけなのだから勝ちなどありえない。
「そうだな。まだ、やつとはケリがついてない。最強の選手になったあいつと蘇った幻の天才の真剣勝負。燃えないわけがないな」
「その意気だ。航大よ! お前さんならやれるぜ!」
浜本の親父がそう言って航大の背中を叩く。
航大の背中がじーん、とする。ふっ、と笑みを浮かべ、彼は言った。
「明日勝って、全国に行こう!」
これまでの出会いや別れ。色々あったが、過去に置いてきたものにケリをつけよう。
店を出てそれぞれ別れ、帰路に就く。航大は自宅に帰り、布団に入る。目を閉じ、過去の話をあれこれ思い出す。あんなことやこんなこと。珍しく今日は一人だ。普段が京子やら、たまにやってくる義姉の千夏やら騒がしかったためだ。
一度、千夏の泊めて騒動があったと思う。あれから色々話し合った結果、今いる千夏のアパートは引き払わずに航大の家にはたまに遊びに来る程度でという妥協案を提案し、千夏は渋々受け入れた。京子に至っても、毎度毎度航大の家に入り浸られるのはさすがにプライベートスペースがない、とのことで、ほどほどにという形で何とか落ち着いた。
だから、今日は一人だ。京子も明日大事な試合を控える航大の邪魔をするほど無神経ではない。
静かな空間に扇風機の穏やかな風を肌で感じる。
(お互いに悔いのない結果、か。俺があれさえ捕ってればな……)
今さら後悔しても過去は変わらない。あの日を境に自分が何とか踏ん張っていた野球の命綱が切れ、ある人の人生を破壊し、その他いろんなところに迷惑をかけた。
人は生きてれば、迷惑をかけるもの。だがこの時の経験が、他人とかかわるのを良しとしない航大の性格を形成したといっても過言ではない。
他人とかかわれば、他人が不幸になる。自分もろくな目にあわない。だからかかわりを断とうとした。
だが、全く人とかかわらない人間はこの世に存在しない。
人は決して一人で生まれてくるわけではない。また、誰かの助けを借りねば、物心つく前にこの世からはいなくなる。
一人の考えや力には限界がある。誰かから知恵を借りることで人は前へと進んでいける。一人で過ごしていても本を読む行為が他人から知恵を得ていることと何ら違いはないではないか。結局自分はかかわりを断とうとしてもできなかったのではないか?
色々考えていると眠れなくなる。航大は深呼吸して今までの考えをきれいさっぱり忘れる。
目を閉じる。意識が深く沈んでいく……。
「よう」
「誰だアンタ」
夢の世界にしては暗いな、と航大は考える。薄暗い空間に二人。そこにいるのは航大ともう一人、顔の見えない誰か。
「俺は直接お前に語りかけている者だ。俺の名は重要じゃない」
「……何が目的だ」
顔の見えない誰か。その正体をはかり知ることすら難しい。だが、どこかなつかしい声が耳に届く。
「まあ、そう興奮するな。俺はまたいずれ、お前の前に本当の形で姿を見せることになる。焦ることはない」
「夢の中のあんたが? これは現実じゃない。笑わせんな」
航大はじっとその誰かを見る。黒くはっきりしないその素顔をどうやっても見ることはできない。
「俺が今日来たのはお願いのためだ」
「お願い?」
「そうだ」
その誰かは黒い影のようで、声の主は男性。だが、変声器か何かで声を変えている可能性もある。だがその口ぶりから感じる懐かしさを否定することはできない。
その誰か、は言う。
「お前には不本意かもしれないが、これからも続けてほしい。多くの人との出会いを。それが必ず必要なときが来る」
顔の見えない誰かは、航大に人との出会いを要求した。それが何を意味するのか、航大にはわからなかった。
「お前にはこれまでいろんなことがあった。新たな出会いを得るために別れを受け入れ、それでも前に進んできた。時には立ち止まったが、それでも今ここに生きている。そして、お前は明日という勝負の日を迎える。そこでお前は一旦、一区切りを迎えるだろう」
「何が言いたい?」
「すべてを知りたければ勝ち進め。その先に答えはある。私が何者か、もな」
そう言って顔の見えない誰かはゆらりとゆれ、消えていく。
目覚ましが鳴る音が微かに聞こえ、目を開く。時刻は朝七時。
「いい目覚めだ」
視界がはっきりしている。先程まで自分の意識があった謎の場所、顔の見えない誰か。おぼろげながら覚えている。
忘れずに机の上のノートに書き出す。
「……勝ち進め、か」
やつにたどり着くヒントはそれだけだ。一体あれは何だったのか。ただの夢には到底思えない。
学校集合は八時。軽く練習し、そこから移動して、球場入り。正午から運命の一戦が始まる。
「いよいよだな」
航大以外誰もいない部屋で、一人呟いてみる。日差しは鋭く、雲一つない空。今日の試合はとにかく暑くなりそうだ。
着替えを済ませ、簡単な朝食をとる。朝は昔からパン派。焦げ目のついた食パン二枚の間にハムとチーズ、目玉焼きを乗せて口にほおばるのが美味なのだ。いつもは時間がないから食パン一枚で済ませているが、まだ時間には余裕がある。
いつもより豪華な朝食を終え、野球道具を大きなカバンに入れていく。道具は最高の状態だ。
自身のコンディションも良好。航大は背伸びをして息を深く吸い込み、確認する。
「よし、行くか」
忘れ物がないか、確認し航大は家を出る。カギを閉めたところで隣の家のドアが開く。
「……航大くん」
「よう。早いな」
「集合、八時だからもうすぐかなって。凄い偶然」
「……実は狙ってたりして」
航大がいたずらっぽく言うと照れくさそうに京子はそわそわする。
「そ、そんなんじゃないって、もう……」
そう言って顔を赤くするあたり、なんとなく航大は察した。
(わかりやすいやつだ。俺のどこがいいんだか)
未だに彼女には返事をしていない。保留だ。
他人を隣に侍らせることを良しとはしない航大が彼女を隣に置いて良いのか。その答えは今日分かる。
いつかは京子の気持ちに対して答えを出さなければならない。
航大は考える。俺はあいつをどう思っていたのだろうか。
最初はライバルで、いつの間にか友人で。ある意味幼馴染とも呼べるような関係で。
今日、この試合に必要な昔を全部語った今、京子のことをどう思えばいいのか。航大にはわからない。
もう一度伸びをしてモヤモヤをかき消す。
「……行くか」
「うん!」
二人は歩き出す。まだ見ぬ未来へ。
「ここが決勝の舞台。逢坂スタジアムか」
地方球場としてプロの試合も開催されているところだ。高校野球の大阪予選は決勝のみここで開催される。残った二校のみが足を踏み入れることを許される、全国への切符をかけた最後の戦いの場としてふさわしい。
「ついにここまで来たんだな」
「ああ、勝とうぜ」
「お姉ちゃん、こっち!」
「わかったわかった。そんなに騒がなくても」
二人の姉妹が龍山学院側の応援ベンチに現れる。千夏と理々香だ。
「相手の応援席、人多すぎでしょ。何あれ?」
理々香が驚きの声を上げる。それに対し千夏は当たり前だろうという言葉を返す。
「そりゃ、今日の相手は全国常連の大阪桐将。うちみたいな中堅校じゃなく、全国クラスだとそれだけ規模が違うってことよ」
千夏はポケットにあるものを忍ばせていた。小さな機械のようなそれを彼女は取り出した。
「……それは、ラジオ?」
「聴きながら楽しもうと思って」
「おにいちゃんの活躍、見逃しちゃうよ?」
「私の目はそんなに悪くないわよ。馬鹿にしないで。これは伊達だから」
そう言って千夏は眼鏡を外す。
(ちゃんと今日の試合を見届ける。今日の相手は昔私が完璧に負けた多田のいるチーム。……勝ってよね、航大)
『今日の試合の実況は私、相川 利光、解説は近畿工業大付属監督の日野さんにお越しいただいています。よろしくお願いします』
『……よろしくどうぞ』
『さあ、いよいよですね、決勝戦。全国常連の大阪桐将か、春夏通じて初の全国出場となるか龍山学院。どちらが全国の切符を手にするのか?』
実況は滑らかな口調で言葉を並べる。
『両チームのエースは一年生。その投げ合いに注目が集まります。いよいよ試合開始です!』
先攻は大阪桐将。龍山学院の選手たちが守備に就く。
『守ります、龍山学院。選手の紹介を致します。投手、大村くん』
球場のアナウンスに上手く被せる様に実況が言葉を並べる。
『投手は一年生サウスポーの大村。全試合に登板、準決勝以外で完投。初戦ではノーヒットノーランもありました』
『捕手、中村くん』
『捕手はこちらも一年生の中村。四番を務め、攻守ともに龍山学院の中心選手です』
バッテリーの紹介を終え、内野陣へとアナウンスが移る。
『ファースト、高井川くん』
『ファーストは高井川。一年生ながらこの身長。今大会の打率は低いですが、長打力があります』
目線が次の守備位置へと移る。ラジオを聴きながら観戦している千夏は、目線を変える。
『セカンド、高木くん』
『二年生、高木です。背番号は14。昨日の準決勝の怪我の影響でしょうか。今西はベンチです』
『サード、倉田くん』
『サードは一年生の倉田。走攻守ともにそつなくこなし、意外性も兼ね備えた万能選手です』
『ショート、不知火くん』
『ショートは一年生の不知火。ミート力の高い選手です』
内野陣の紹介が終わり、外野陣の紹介に移る。
『ライト、鍵谷くん』
『ライトは一年生の鍵谷。俊足です』
『センター、青木くん』
『走攻守三拍子そろった一年生、青木がセンター。一年生ながら魅力ある選手です!』
千夏は何人か聞き覚えのある名前に懐かしさを覚えながら、外野へと目を向ける。
(頑張って、みんな……)
千夏は声にならない応援をグラウンドに居るかつての仲間たちに向ける。
『レフト、虎野くん』
『肩の強い一年生、虎野がレフトです』
外野の紹介が終わり、大阪桐将の攻撃側アナウンスが流れる。
『一回の表、大阪桐将高校との攻撃は、一番。センター、和田くん』
「プレイ!」
サイレンが響く。全国の切符をかけた一戦がついに始まった。
(初球。真っすぐだ)
中村のサインに頷き、航大は腕を振った。外角低め。コースとしては完璧だった。
キン!
金属音が響く。強烈な打球が三塁際を走り、倉田に襲いかかる。倉田は打球を見送った。
「ファール!」
(ジャストミートされてる。カウントを取りに来た球を簡単に……。なんという集中力だ)
さすがは全国常連のチーム。彼らの凄さは見なくてもわかる。自分たちよりも相当な練習を積んできたに違いない。
二球目。高めの誘い球を投げるが、相手はその誘いに乗らない。
「ボール!」
(見切っている。下手な球を投げさせて球数は使いたくないな)
三球目。内角に変化球。スクリューを要求した中村。それをなんとか当てる和田。恐ろしい打者だ。
今大会の和田の打率は六割。ホームランこそ少ないが、打線の起爆剤に違いなかった。
(これも当てるのか。早くも抑える手立てがないなんて……)
中村は困り、航大を見る。彼の眼は真っすぐ自分を見ていた。諦めてなどいない。
(いや、何かあるはずだ。抑えられない打者など居ない。打率六割でも裏を返せば四割の凡退。そこを引き寄せれば勝てる!)
四球目。中村は真ん中に構えた。航大は思いっきり腕を振る。
(真ん中か、愚かな。甘いぞ!)
和田はバットを振り抜く。しかし、快音は聞かれなかった。
「ストライク、バッターアウト!」
手元でボールはすとんと落ち、地面すれすれで中村のミットがボールを捕っていた。
「やるやん、大村。さすがは幻の天才と呼ばれるだけあるわ」
ベンチに戻った和田は一人言葉を吐く。
「……だがな、それもいつまで持つかなー。うちの最強打線がお前を捉えるのも近いで」
この試合の相手は今までと違う。航大はそれを感じ取っていた。
手元で曲げる球のテクニックが通じない。
一打席、それを見せるだけで次の打者から打ち方を変えてきた。
『二番。セカンド、酒井くん』
(こいつも打率4割か。にしてもかなり後ろに構えるな……こいつ)
明らかに航大の変化球対策か。手元で曲がる変化球に対応するための。
事実。変化球は通じなかった。カットボールに対応し、打球をセンター前に運ばれる。
(最悪、打ち損じを狙ったが無理だったか。今日の相手は強いな……)
昨夏王者の実力を実感する中村。だが、航大は何ら動じる素振りは見せなかった。
(落ち着いてるな、航大。俺さえしっかりしてれば、この場を乗り切れる! しっかりしろ、俺!)
『三番、捕手、堀口くん』
(さて、先制点といきますか)
堀口は笑みを浮かべ打席に入る。狙いは手元で曲がる変化球。打ち損じを狙う球が投球の大半だというデータを見た彼はそこに狙いを絞った。
一球目。投げられたのは真っすぐだった。意外な球だったが、堀口に打てない球ではなかった。
キーン!
強烈な打球だった。だが、その打球が抜けることはなかった。
「アウト!」
ファーストを守っていた高井川がなんとかキャッチしていた。そのまま飛び出していた一塁手にタッチし、ダブルプレー。
大阪桐将の応援席からは落胆の声が聞こえる。
「やった! 三者凡退!」
「さすがお義兄ちゃん!」
大村姉妹は喜ぶ。だが、当の本人は満足した様子ではないようだ。
「あれ? お義兄ちゃん?」
「たぶん。勝った気はしてないみたいね。航大は。この結果。完璧に抑えたとは言い難いもの」
「そうなんだ?! 私全然気づかなかった……」
「よく抑えたな。初回からひやひやする展開は初めてだ」
「ああ。これが全国レベルの実力だ。どんな球も対応するチームだ。それに……」
航大と中村はマウンドに目を向ける。そこには大阪桐将の一年生エース、多田がいた。
「多田、あいつか。俺たちを苦しめたこと。忘れちゃいないぜ」
「ああ。まず、序盤はうちは何もできないだろう。多分速球にはさらに磨きがかかっている」
背はシニアで対戦した時よりはるかに高い。一年ながら一八〇センチを超えている背はマウンドに君臨する巨人。その分、少し細く見えるが、球の勢いは強烈な音を響かせるミットがそれを物語る。
「……そこまで凄いのか?」
航大と中村の間に割って入る控え捕手の宮崎。
「まあな。北近畿シニアOB組はシニアでの対戦経験がある。それと……あなたに彼はどう映りました?」
航大は日下部の方を見て言った。彼の球を受けていた選手だ。何か感じることはあるはずだ。
「……シニアの時とは別物だと言っていい。球速もキレも。見ないうちにかなりの成長を遂げている」
とにかく粘るしかない。ワンチャンスにかける戦い方はシニア時代と変わらない。だが、まるで打てそうな雰囲気は皆無だった。
「ストライク! バッターアウト!」
一番の鍵谷は三球三振。二番の高木も倒れ、青木に打順が回る。
『三番。センター、青木くん』
左打席に入る青木。多田の凄みを青木も感じていた。
(化け物か、こいつ。さっきまでの二人を140後半の速球で三球三振。一年生じゃねえよ)
初球。驚くべき球が投じられた。
ミットが驚異的な音を響かせる。
「な……」
言葉が出ない。あまりの速球のスピードに。球速表示にそれははっきりと表れていた。
『150キロ! 150キロが出ました!』
実況も興奮気味でその様子を伝えている。聴いている千夏にも鳥肌が立った。
(とんでもない球を投げるわね、あいつ)
二球目。真ん中だが、青木には対応しきれない。剛速球に振り遅れる。
「ストライク!」
(あいつ、相当腕を上げている……。シニアの時の比じゃないぞ!)
困惑する間もなく、青木は多田の剛速球の前に屈した。
「ストライク! バッターアウト!」
最後も速球。球速表示は変わらず150を示していた。
「……」
青木は無言でベンチに帰る。攻守交代だ。
「今は見つからない、か」
水原監督は口をこぼす。正直監督にも多田の攻略法は見当がつかない。少なくとも序盤では、まだ。
勝負は後半。どこかでスタミナは切れるはずだ。航大の昔話から察するに多田は終盤でスタミナを切らし、失点したという。
だが、多田も成長している。確証はない中、航大の話を鵜吞みにもできない。
監督は考える。だが、今は何も思い浮かばなかった。
「さあ、お待ちかねの時間だ」
「だな」
マウンドにいる航大と中村。二人に緊張が走る。北近畿シニアOBはこの因縁の対決に目を逸らさずにはいられなかった。
『二回表、大阪桐将高校の攻撃は、四番。投手、多田くん』
打席へと向かう多田。背の高い彼は打席に入っても凄みを感じる。
「四番か。確かにあいつ、バッティングは良かった」
「今大会でも打率は三割、ホームラン四本。できれば直接勝負は避けたいんだが……嫌なんだよな?」
「まあ……そうだな」
航大はお茶を濁す。できれば勝負したい。いや、しなければならない。
「よし、なら全力投球だ。今の力、そのまま全部ぶつけろ!」
「おう!」
航大対多田。早くも因縁の対決が幕を開けた!
大阪大会決勝 両チームスタメン
大阪桐将(先攻) 龍山学院(後攻)
1和田 センター 1鍵谷 ライト
2酒井 セカンド 2高木 セカンド
3堀口 キャッチャー 3青木 センター
4多田 ピッチャー 4中村 キャッチャー
5松原 ショート 5高井川 ファースト
6泉 レフト 6不知火 ショート
7横田 ライト 7虎野 レフト
8美原 ファースト 8倉田 サード
9池田 サード 9大村航大 ピッチャー




