癒しは大事
いやぁぁぁぁ、申し訳ございません!(土下座)
出そう出そうと思いつつ、全然出せていなくて自分が情けないです。一週間に一つは絶対出したいと思っているので見捨てないでくださいぃ(涙)
「わぁぁぁぁ〜」
鮮やかな屋台の幕、呼び込む声、楽しそうに笑い合う町の人たち。
昼にやってくるとまた違った顔をせてくれるこの町はいつ見ても飽きない。
早く町巡りしたいなぁ〜。でも
「まず、話を聞きに行かないとね」
「はい、昨日調べておきました」
「流石ね。」
こんなにできる彼氏(※執事です)を持てて私は幸せです
クロヴィスがくれた地図を元に町をどんどん進んでいく。
途中、なんかうめき声っぽいのが聞こえたけどなんだったんだろ?
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「到着しましたね」
「……」
ぜえぜえはあはあ………なぜ?
走る必要あった?なかったよね?
途中、「くっ、どうすれば……」って言ってたけど、私のセリフだよ!
今走ったからっていうのもそうだけど、
今の時期は夏前だからじめじめしてるから、汗でビショビショになっちゃたよ。
襟元をパタパタとしていると、後ろでうめき声が聞こえた。
なにごと!?と後ろを振り向くと、複数の男たちが胸を押さえて倒れていた。
大丈夫ですか!?と駆け寄ると、クロヴィスに止められた。
「これは死なないけれど治らない、不治の病なのです」
と心底同情した顔で、男たちを見下ろしていた。
解せぬ。
そんなことをしていると、
「わぁ〜、すごいねぇ。お姉さん」
「こんなのはじめてみたよぉ。おもしろー」
と、間延びした二つの声が聞こえた。
振り向くと、天使のような見た目をした双子が笑っていた。
「いやぁー、あの女神が来てるって聞いていたけど、本当だったんだねぇ」
「人格、知能、戦闘、容姿、家柄、全てがトップレベルのお嬢様。あってみたかったんだよねぇ」
「多分、マダムたちに聞いたんだろうけどぉ」
「僕たちが気に入らないと、情報はあげなーい」
「そこの優秀な執事くんのことも知ってるよ?」
「昨日、僕たちのとこ来てたもんねぇー」
「だからごまかせると思わないでね?」
「それでも良いならぁ〜」
「どうぞ」
「ごゆるりと」
「「お過ごしくださぁい」」
そう言って頭を下げる双子。
「「………」」
私は震えていた。
いやもうこれは、ヤバイ。とてつもなく……
「お嬢様?」
「やっぱり、僕らのこと怖がっ」
「かっっっっわいぃぃぃぃ〜〜〜〜〜」
なにこれっ!?
ゆるいウェーブのかかったゴールドの髪に澄み渡った青空のような深い青の瞳。しかも、ツインテールと髪を一つにまとめているかの違いしかないくらいそっくりで、彫りの深い、綺麗な顔をしている。
でも、私はクロヴィス一筋ですけどね!(ドヤァ)
私が悶えていると、ポカンと口を開けている双子に、やれやれと肩をすくめているクロヴィスが目に入る
「私たちのこと怖くないの?」
「鈍感なのかな?」
神経死んでるのかもねーと穏やかに毒を吐く双子。
「あぁ、浄化魔法が使えるから?」
「「っ!」」
びくりと体を震わせる双子。
浄化魔法とは魔族と呼ばれるものたちにとって猛毒となる魔法だ。どんな毒も効かない魔族にとってそれは、畏怖の対象となる。
めっちゃ痛いもんねぇ、あれ
隣国の聖女も浄化魔法の上級が使えるから、私も妃になったんだもん
「それが使えるっていうことは、エルフか人間とのハーフってところかな?」
「…………エルフとのだよ」
「あー納得」
今までいろんな人たちに邪険にされてきたんだろう。魔族には浄化魔法が使えるからと、エルフには混ざった子として、虐げられてきたんだろう。
そっと近づくと、撫でて、ギュッと抱きしめた。
情報をもらいにきただけなのに、こんなのはだけ置かなくなっちゃうじゃん。
あとは、中で話した方がいいかと、とクロヴィスに耳打ちされ、頷く。
「そうね!こんな可愛いのですもの、どこぞの変態が狙ってくるとも限らないわ!」
「お嬢様が言っても説得力がないかと……」
そんなこと思ってたの!?
クロヴィスに詰め寄りたいけどその完璧な笑顔を見ちゃうと許してしまいそうよぉ
ぐぅと呻いていると、クスクスと双子ちゃんが笑っている。
「どっちが主人かわかんないねぇ」
「ねぇ」
…………お姉さん泣いていいかな?
みんなが倒れたのは、アナの美しさと色気に一目惚れしたからです。
(そのモテくれよ、とつくづく思った作者です)




