またかっ邪魔だ! しつこいのよっ!?
「緑色、お前はそこを退けっ!」
「黄色いのは引っ込んでなさい」
スキルトは、行く手を遮る四角楯を構えて立ち塞がるグリーンカラーを、避けて背後に回り込む。
アイリアの両肩を掴もうと、背部のアームを伸ばしたイエローカラーだったが、アイリアは斜め左側に転がりながら攻撃を避けた。
「待ちやがれっ侵入者めっ!」
「私達からは逃れられないわよ」
ブルーカラーはマグナム拳銃からマグナム弾を、イエローカラーは拳銃から散弾を発射して無防備な背中を見せる二人を攻撃する。
「うわぁぁっ!?」
「また攻撃してきたぁっ?」
射撃音に気がついて、直ぐに斜め横に走るスキルトの頬を掠めるマグナム弾。
うっかり転んでしまった、アイリアの頭上を越える幾つもの散弾の丸い粒弾。
「くっ逃がすかぁーーーー!!侵入者は全て排除だぁーー!」
怒り狂ったリーダー格のレッドカラーは、ハンドアックスを片手に握り、凄まじい勢いで逃げる二人の後を追う。
「げっ!近付いて来たわぁっ!?」
「ヤバい、追い付かれてしまうぞ」
転んだ状態から素早く立ち上がったアイリアは、黒いブロックを目指して走り。
白いブロックを目指してスキルトも、かなりの速度で一直線に真っ直ぐ走る。
そんな二人の首を跳ねるべく、両手で斧を頭の上に掲げたレッドカラーは、ひたすら二人を追っていたが。
「ここまで来れば反撃できる」
「これでも喰らえっ!」
白黒ブロックの壁の手前で、振り向いたスキルト・アイリア達は、銃を構える。
『バンバンバン』
『ドンドンドン』 『バンバン!』
スキルトのサベージ、アイリアのユーベル・ルガー、M39が火を吹いた。
銃口から出た銃弾は、レッドカラー身体に当たると爆竹の様に弾けてしまった。
『バンッ!パンバッンパンッ!バンッパンバンパン!』
「うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!?」
激しい銃撃に何故か赤いスーツに穴が開くことはなく?、レッドカラーは苦しそうに地面に前のめりに倒れた。
「リーダー!?」
「リーダー大丈夫ですかっ」
「良くも、良くもリーダーをっ」
「リーダーがっ!」
リーダーのピンチに、五月蝿く騒ぎだしたブルーカラー、ピンクカラー達。
更に、二人を攻撃しようと武器を構えて突撃体勢を整えるグリーンカラー、イエローカラー達。
「隠れなきゃ」
「今の内にっ」
白いブロック、黒いブロックの裏にスキルト・アイリア達は身を隠して、ファイブカラーズへの反撃の隙を伺った。




