強者の戦い
ゼンの能力「パーフェクトウォーター」ゼンの人を再生する能力
しかしこの能力には制限がある
今回のような上半身が全くない場合や体が切れていたりする傷には十年間に一度しか取れない
凝縮したフルパーフェクトウォーターを使う
しかし、体が残っており、切り傷やつなげる程度なら、
パーフェクトウォーターを使えばよい。これには制限がないが
使いつぎるとゼンが能力を一定期間使えなくなってしまう。
パーフェクトウォーターは自分自身には使うことが出来ない
―なるほどな、今回の事件の犯人は銃を生成する能力と光を出す能力か…
相性の良い二人だな…
―今回の事件を行ったのは銃を生成する能力の子です。
男の子で女の子を脅して一緒にいます。女の子を助けてください!
そうして四人は中へと入った
―リトーーー!!!
―エン…なんで帰ってきたの…!?
ゼンたちに話しかけたのはエンというリトの親友だった
―あ!ヒロ!お前こんなところにいたのかよ!
―おいおい、ネルたちが来ちゃったじゃないか…
―あんたを助けるために来たのよ!リト!
―あたしに助けはいらない!!早く帰って!!また…また目の前で人が死ぬのはいやなの!!
―そんな子供に簡単に殺されるような弱い人間なんかじゃないよ!
今すぐリトを助けるから!!
―私はこの子と一緒に暮らすって決めたんだ!
―目を覚まして!その子はN.S.cityのたくさんの人を殺した!!一緒に暮らした宿舎の皆も…先生も皆殺された…こんなのあんまりじゃんか…
―この子だっていろんな辛いことがあったんだよ…?
―おいおい…お前らいつまで喋ってるつもりだ
しびれを切らしたネスが口を挟んだ
―こいつにどんな過去があろうとやったことは罪に問われる。
どんな人生を歩んでいたからって死んだ奴らが帰ってくることはない、それをわかってるのか?
―もちろんわかっている。でもこの子はまだ幼い、物事の善悪が付くような年ではないでしょう?
両者とも引かない討論に場が止まっていた
―まぁ、その子の言い分も分かる。
ゼンが意外なことを言った
―な!?ゼン様??
―その少年に何があったかは分からない。。だが、彼は仮にもGネームを持っている可能性がある、その年で力を制御できないことはしょうがないだろう。俺が子供の時もそうだった。
―で、ですが…ゼン様
―分かったか!おい少年、
―ん?
うずくまって地面を見ている少年はこちらをみた
―こんなところにいるのは辛いだろう…そこで、名防省に来てみないか?
―ゼン様!それはいくらなんでも…
そう言うネスにゼンは睨んだ
―お前にこの子の気持ちが分かるか!?
―…わかりませんが危険なのはわかっています、!
―おいおいおい、お前らこそ何喋ってるんだよ、まだこの子がそっちに行くなんて言ってないだろ。
と、ヒロが言った
―ここよりかは良いところだと、断言できる。
と、ゼンがいつもより低い声で言った
―もし、もしこの子がお前らの提案を断ったら…?
―その時は…お前らも分かっているんじゃないか?
―…、少年どうする?
―ぶーーー
と、少年がベロを出した
―よしっ!!ぶっ殺す!!
ゼンは満面の笑みで少年に言った。その顔に少年以外のその場にいる全員の体が恐怖で震えた
ゼンのGネームは雲を操る能力だ。雲を操り、雷や雨を降らせることができる
その雲を集めて固めたり、分身を作ることができる
―まずは銃のガキだ!!潰れろ
と、少年の体の周りに雲が漂い始めた。
それはそのまま少年に覆いかぶさり雲のボールができた
―すまんが少年だとしてもGネームを持っている…
ここで終わらせるぞ…潰れろ!!圧縮糾!!!
―これで終わりだよ…これで無傷なやつはいない。と、リトに目を向け
次はお前だと言わんばかりに指を刺した
―いやああああああ!!!!!!
と、リトが叫んだ。その瞬間
「ドゴンッ!!!」
―なんだとっ…まだ生きてんのかよ…
しかし、無理だ。いくら撃とうがそこからは出ることができない…
もっと圧力をかけるか…と、ゼンは拳を握った。潰れろ。圧縮糾々!!!
「ドゴンッ!!!ドゴンッドゴンッ」
しかし、中からの銃の音は無くならない
それどころか音は次第に多くなり音も大きくなっている
数秒経った後、玉は破裂した
―ん。
圧縮糾があったところからは血だらけの少年が現れた。
―バケモンだろ…砂漠糾が壊されたことなんてないぞ…
焦っているゼンたちの前で少年の体中から銃が出てきた
―ゼン様!!
少年は間髪入れず乱射した。もちろんリト達には当てないように
―きゃあああ!!
エンは叫び死を覚悟した。いや、それは安全と保障されているリト達もそれを感じていた。それほどまでに絶対的恐怖だったのだ
数秒後。少年は銃を止めた。いや、それは目の前の大きな雲の壁に諦めたといった方がいいのだろうか。
―ぜ、ゼン様…
―お前ら大丈夫か!!しかし、あんな速さでなんてもんやってくれてんだ…
ゼンは銃に対して雲で作った厚さ数十メートルの壁を作っていた。
しかし、それも残り数メートルというところまで削られていた
―これは一旦逃げた方がいいな…死人は免れないぞ…
と、ネスが言った
―私もそう思います。私たちが邪魔になっています。
と、エンが言ったが
―いーや、関係ねぇ。単純な防御力でも俺らに勝ってんのに、あの破壊力だ…
あんなん誰も勝てねぇよ…あれはバケモンだ…
―そーよ、あんたたちじゃ私たちには勝てないわ
―少年はこんなに強いのか…
ヒロは少年に恐怖を感じていた。もし、こいつと戦うとなったら次こそは
跡形もなく消えてしまうだろうと、
―逃げるぞ、お前ら…
ゼンはネスたちに言った
―俺が3からカウントダウンしたら、名防省に戻るぞ
と、ゼンはカウントダウンをし、みんなは四方八方に逃げた
―あ!あいつら逃げちゃった!!追いかけよう!!少年をこんなんにしたんだ!!あんなやつら絶対に許しちゃいけないわ!!
―いーよ、あいつらがまた来たら戦えばいい。
そんな勇気あいつらにあるとは思えないけど…
―そ、そうね…あっ!!大丈夫!?
少年は倒れてしまった。あそこまで能力を使ったんだ。
しかも圧縮糾までくらった。ここまでたっていたことが不思議なくらいだ
―だ、大丈夫だよ…お姉ちゃん。ぼく、僕お姉ちゃんを守ったんだ…
―ばかっ、無茶しすぎよ…
と、少年にハグした。
―はっくしょんっ!!
少年がクシャミをした。その反動で弾を撃ってしまった
―はあはあ…あのガキ…強すぎるだろ…
ゼンは名防省へと帰っていた
ビュンッ!!
―あ…?
さっき少年が撃ったがゼンにたまたま当たってしまった
致命傷でそのまま地へと落ちてしまった




