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神の名を求めて  作者: ササン木
神界編
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ヒロの再認識




ネス達はダッシュで名防省へと帰った


-国王様!敵は…あれは戦っては行けない生物です。


-な、なんと…ゼンが居ても倒せないのか…


-倒せないどころか我々が死ぬところでした…もう諦める。

それか破壊様や平和様を呼ぶぐらいしか…


-あいつらは今地球には居らん。今から呼ぶにも何週間もかかるだろう…


-し、しかし、環境様でも勝てなかったのです…これでは


-それより、ゼンとヒロはどこへ行ったのだ!?


-…ヒロは私たちを裏切り、相手に付きました。

しかし、ゼン様はどこに行ったのでしょうか…一緒に逃げたはずですが


-これでは前途多難だな…まぁ、ゼンのことだ。どこかにいるだろうな。

一度皆の者を呼べ。これから大事なことを話す

国王は名防省の兵士達を集めた


-今朝の大量殺人事件。犯人はGネームを持った少年で確定してよい。

広場はざわついた。Gネームは持ち主が死ぬとランダムで生まれてきた子に

つけられる。前戦争大臣が亡くなって何十年も経った今。そろそろ出ると

名防省は探していた時期だ。


-そしてその犯人に環境大臣は負けた

広場はよりざわついた。ゼンは百戦錬磨の最強の守り神として慕われてきた

それがぽっとでの少年に負けるなんてことが起こっているのだ

兵士はまたGネームの恐ろしさに怯えた


-か、環境様がやられてしまうのでは…もう私たちでは無理なのでは…?


-私たちもそう考えた。環境大臣より強いのはその他の大臣達か、私か…

兵士達は国王のボケには笑えないでいた


-しかし、大臣達はそう簡単にここに集まる事は難しい…

そこでだ。もう終わりにしようということになった


-お、終わりにする?つ、つまり、戦いを終わらせる切り札があるのですか!?


-そのままの意味だ。もう戦いは終わりする。私たちでは勝てん。


―な、なんてことを!私たちが戦わなければ誰が戦うんですか!

兵士達は国王の意見にもう反発した


-これ以上犠牲者を出さないためだ!

ネスが言った


-し、しかしこのまま野放しにした方が危ないのでは?

兵士の一人が言った

-私も一緒にあの場にいたが、相手に敵意は無かった。

と、ネスが言った。

-し、しかし、環境様は負けたんですよね?


-私の個人的な感覚だが敵は殺意を持っていなかった。

それどころか本気で戦おうともしていなかった。そして、敵には

ちゃんと思いを持った仲間がいた。それは環境様も言っていた事だ。環境様も本気ではなかった。


―で、ですが、私たちはそれを信じることができません…


-勿論。敵が私たちを攻めてきたらその時は私が責任を持って辞職しよう。

だから、私の言葉を信じて欲しい!あいつらに敵意は無かった。

ネスは兵士の皆の前で土下座をした。なぜ彼がここまでするのか。

それはその場にいた誰もわからない。だが、その気迫にその場にいる全ての人間が

ネスの思いを受け取った。そんな気がした。


-そ、そこまで言うなら…


-では解散だ!



-リト…あいつらは帰ったよ。だからもうこんなところ早く移動しよう。


―ありがとう…それより少年が…このままだと…


―大丈夫だよ。僕が付いてる…だから安心して…


―…


―それより早くここから逃げよう!またあいつらが来てしまうかもしれない


―待って!!さっきからいっぱいいっぱいいっぱい…

あたしにそんなに言わないでよ!!あたしだって何をしたらいいかわかってる…

でも、でもでもでも!目の前でみんな死んで、ヒロだって死にそうになった

少年だって今苦しそうなんだよ…もうこれ以上考えたくないよ…


―そうか…わかった。ごめんな

そしてヒロと少年とリトはそのまま寝てしまった。


そして次の日の早朝。リトが一番早くに起き、少年だけを起こした


―もうこれ以上…ヒロには迷惑をかけられないよ。

リトがN.S.cityを出ていった一時間後…


―リトに俺はいらなかったか…俺が考えすぎてたよな…

落ち込んでいるヒロの手から青龍が無理やり出てきた


―おいお前、今ならまだ間に合う。今すぐ名防省に戻ってやり直せ

あの女にお前は必要ねえ、逆に邪魔になるだろうよ


―嫌だ!今すぐリトを探し出すんだ!

と、青龍の下をくぐって走り出した。だが、青龍の尻尾で簡単に倒されてしまった


―おい!お前が命を懸けて俺を手に入れた理由はなんだ?

なんでそこまでして神界に来た?


―もう今はそんなことを考えてる暇なんかないよ!


―なぜお前がここに来たのか…それはヒロ、おまえが考えろ。

だが、お前が誤ったことし続けるなら俺はお前から出ていく。


―俺がここに来たのは襲撃した犯人を探すため…家族を殺そうとした犯人を探すためだ!!


―分かってるじゃねえか。もしまたあいつらの死を冒涜するようなことをしたら

お前の旅はそこで終了だ。


―俺が間違っていたよ…もうリトは俺に頼らなくても大丈夫だ…

名防省に戻ることにするよ、反省する。ありがとうな青龍。お前のおかげで間違った方向に行かないで済みそうだよ。


―ヒロ!!


―ネル?なんでここに?


―やっぱりお前を止めようと思って、お前があのガキと一緒に行くなんて絶対に

嫌だ!!お前と一緒にここに来た理由…お前を信用してるからだ!!


―ネル…


―もし…お前が俺を無視して行きたいんならいい…でも、でも!

そのときは俺が死んでもお前を止める!!

ネルの顔は覚悟を決めた顔でヒロを見ていた

―大丈夫だよ。ネル

俺はもうどこにも行かない…


―え…?随分あっさりだな、俺の覚悟返せよ…

ネルはポカンとした顔で見ていた

―ふふっ、お前のそのあほ面がこれからも見れるって思っただけで嬉しいよ。


―はっ、なんだお前!!と、とりあえず

名防省に戻るんだな!?


―そー言ってんだろ?行こーぜ

(俺には仲間がいる、それがどんな形であっても繋がっている。

そう思って今日も俺は前へ進む。もしこれから辛いことがあっても仲間が導いてくれる。だって俺はまだ弱いんだから。)

ここまで見てくださった方々。とても感謝しています。ササン木です

僕がこの作品を書こうと思ったのは、名前の大事さを伝えたかったからです

Sネームなんて変な名前だなーと、思われた方もいると思います。ですがこれには僕なりの意味があります

Sネームというのは生まれた時に親が付けることで能力を使うことができます。

それは私たちが持つ名前と同じで、親につけてもらうものです。私たちはそれを持って人生を生きていきます。皆さんも自分の名前の意味を親に聞いたことがあるのではないでしょうか?

なぜこんな漢字を使ったのか?なぜこう読むのか?それを聞いてみると親が私たちに何を思って、何を願って付けたのか。それが分かると思います。その人の人生を決めること、それは名前だと思っています

ネガティブな意味だったらそういう人生になってしまうと思っています。

ですが明るく、まるでリトのような名前なら、その人の人生は明るい、そう思っています。

ですが、そんな名前もキラキラネームのような行き過ぎた名前のようなものを付けると

それはそれで世間がどう思うかはわかると思います。この作品にも出てきます。例えばエンのように変な

かみを自由自在に操れるSネームが出てきます。でもそれは、見た目が変なだけで中身は全く違うと思います。

なぜSネームというものが生まれたのか?それがどこからきたのか?なぜ登場人物はほとんどが二文字なのか?それらはこれから判明していきますが、なぜ今まで出てきたSネームホルダー達の親は子供にSネームを付けたのか?それにはちゃんと意味があって意思があります。

そういうところも見ていただけると嬉しいです。

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