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ページを閉じた私の向こう  作者: みなありす


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第23話 「兄貴みたいな友人」からのメッセージ

数か月の沈黙が続いた、ある日のこと。




スマホに、見慣れた名前からメッセージが届いた。




それは、あなたが兄貴みたいに慕っている友人だった。


配信や機材のことを、いつも相談している相手。


あなたとわたしが付き合っていることを、


ただひとり、知っている人。




『おつかれ〜。元気にしてる?』




それだけの、ゆるい一文。




なのに、わたしは画面を見た瞬間、


小さく「あれ?」と首をかしげた。




この人は、用もなく連絡してくるタイプじゃない。


ましてや、わたしに直接メッセージをくれるなんて、


これまでほとんどなかった。




だからこそ、胸の奥で、小さなざわめきが生まれた。

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