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第20話 自然消滅だけは編
「二人で決めたこと」
その言葉に、胸のどこかがざわつく。
わたしはいつから、「二人で決めた」と言えるほど、
ちゃんと話し合いをしてきただろう。
『でもさ』
数分後、あなたからまたメッセージが届く。
『あれって、俺のためにやってくれたんだよね?』
『怒ってるとか、対価がほしいとか、
そういう話じゃないんだよね?』
画面の文字を見た瞬間、
胸の奥で、何かが静かにきしんだ。
「……そういうふうに、受け取るんだ」
思わず、声に出してしまう。
部屋の中には、もちろん誰もいない。




