♥ 瀬圉家 4 / 本家 4 / 別邸 4 / リビング 2
玄武
「 悪霊は呪具の効果で凶悪になっていただけだ。
呪具の効果が消えれば、弱体化した悪霊等大した事ないからな 」
衛美
「 そんなに弱くなったの? 」
厳蒔弓弦
「 あくまでも “ 玄武にとっては ” だ。
人間の私からすれば強かった 」
玄武
「 倒せたのだからいいだろう 」
衛美
「 悪霊だったのよね?
霊媒師や除霊師みたいに除霊したの? 」
玄武
「 悪霊とは言っても、悪徳陰陽術師が野良式神に残留思念を取り込ませたものだかなら。
霊的存在ではない悪霊を除霊する事は出来ない。
迂闊に除霊等すれば、取り込まれた挙げ句に喰われて終わりだ 」
衛美
「 ──じゃあ、霊媒師,除霊師,浄霊師が除霊や浄霊をしてるのは何なの? 」
玄武
「 残留思念だな。
肉体を離れた霊魂は強制的に輪廻の流れへ還るようになっている。
霊魂が現世を漂ったり、さ迷う事はない。
現世に “ 残っている ” と言うなら、それは十中八九 “ 残留思念 ” だ。
残留思念も人間に悪さをする力もなければ、人間を守護する力もない。
大抵の霊媒師,除霊師,浄霊師,降霊師,交霊師,心霊師等は似非だ。
抑、残留思念を呼び寄せたり身体に憑依させたりは出来ない。
稀に〈 久遠実成
霊媒師,除霊師,浄霊師,降霊師,交霊師,心霊師も金を取ってナンボ、儲けるのが目的の商売だからな。
如
見えない人間を騙すのは実に簡単だからな。
自分は詐欺師や悪い人間には騙されない,自分は催眠術に掛からないと思っている人間程、案外に暗示等
マインドコントロールされ放題のカモられ放題だ。
見えない人間は皆
衛美
「 助けを求めて来
玄武
「 依頼人
幾ら迄なら搾り取れるか、隅
衛美
「 …………嫌
玄武
「 仕方無い。
人間は遥か昔から私腹を肥やす為には平気で悪事に手を染めるからな。
自分の手を汚さずに他人に悪事をさせて莫大な利益をモ手にする悪党は腐るほど居
カモれる者は貪られ、骨の随までシャブり尽くされ、馬車馬のように容赦無くこき使われ、使い古されたボロ雑巾のように呆気なく捨てられる。
金,地位,名声,女を手に入れる為ならば平気で出来てしまうのが人間というものだ。
人間は想像以上に汚く、おぞましい汚物の化身のような生き物だぞ 」
衛美
「 …………私も弓
ま…まぁ、いいわよ…………良
──じゃあ、“ 呪
あの家で暮らしても何
玄武
「 当然だ。
依頼は解決したからな 」
厳蒔弓弦
「 異
4時間の内に12件の依頼を片付けた 」
衛美
「 えっ…?!
4時間で12件も…ですか??
かなり飛ばしたのね、玄
玄武
「 そうだな。
正午には14社から報酬が口座に振り込まれている筈だ 」
衛美
「 じゃあ…私の通帳にも大金が……(////)
ど、どうしよう!
何
玄武
「 無理して使う必要はない。
そのまま貯金していろ。
老後は何
備えあればだ。
未来の自分の為に貯蓄していろ 」
衛美
「 玄
ねぇ、私は眠ってたのよね?
4時間も私は何
厳蒔弓弦
「 玄
別邸のリビングへ戻るまで、眠ったままの衛
その状態でモノノケの類
玄武
「 弓
衛
はしゃいでしまった 」
衛美
「 ………………はしゃがないでよ……。
ね、ねぇ…今日
昼食
玄武
「 そうだな。
9時半には出るか? 」
厳蒔弓弦
「 私は何
衛
衛美
「 私、着替えて来
流石にトレーナーとジャージで出歩けないもの(////)」
玄武
「 別に構わないが? 」
衛美
「 私が構うの!
こんな格好でルルゥアンリィへは行けないもの。
例のニュースもやらないみたいだし、着替えて来
1人用のソファーから腰を上げた私は、リビングに玄
階段を駆け上がって、2階の寝室へ向かった。
◎ 訂正しました。
──じゃあ、 “ 呪




