表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♥ これは式神  作者: 雪*苺
八日目 / 月曜日 4月29日
46/104

✒ 瀬圉家 16 / 本家 16 / 別邸 4 / 寝室


──*──*──*── 寝室


衛美

「 ──ん〜〜〜〜っ!!

  く寝たぁ〜〜〜〜………なんか……妙に暖かい…わね? 」


 ベッドの上で上半身を起こして、両手を天井に向けて上げてから思いっきり背伸びをした私は、部屋の中が妙に暖かい事に気付いた。


 暖房なんて入れてない筈なんだけど…?


 ベッドから出た私は、取り敢えずパジャマを脱いで私服に着替える事にした。


 部屋の電気を点けてから、備え付けられているクローゼットを開ける。


 クローゼットの中には色んな種類の女性用の衣服が入っている。


 引き出しの中を開けるとサイズ別に分けられて下着も入っている。


 私服に着替え終えた私は、クローゼットを閉じてから、何気無くカーテンを掴んで開けてみた。


衛美

「 ──なっ……何…これ?!

  なにがどうなってるの??

  こんな事って……!! 」


 窓の外には信じられない光景が広がっていた。


 異常…気象??


 大袈裟かも知れないけど、私の脳内では、デ○オ・コ◯キーの歌う歌詞の「 どうなってんだ!? 」のフレーズがグルグルと駆け回ってフィーバーしちゃってるんだけど、そんな事は、この際どうでもいいのよ!!


 ほんに「 どうなってんの!? 」って光景が視界に入ってるけどね!!


衛美

「 ──げん!! 」


 げんの名前を呼んだけど、げんから返事がない。


 部屋の中を見回しても玄武の姿が見当たらない。


 もしかしたら、実体化したままの姿で1階にるのかも知れない。


 窓から離れた私は、忘れずに部屋の電気を消すと、慌てて寝室を出た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ