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♥ これは式神  作者: 雪*苺
七日目 / 日曜日 4月28日
45/104

♥ 何処か / お楽しみの始まり


──*──*──*── 何処か


〈 ──お目覚めですか、しょうせい様? 〉


翔晴

「 ………………うん…。

  …………げんに会ったよ…。

  …………ふふふ……実体化していたなぁ… 」


〈 それは…よう御座いましたね 〉


翔晴

「 …………そうそう、しじの転生体にも会ったよ…。

  …………ふふふ……女の子に生まれ変わっていたよ…。

  …………可愛がって…あげなくちゃねぇ…。

  …………ふふふ…… 」


しょうせい様、どうされるのですか? 〉


翔晴

「 …………どう、とは? 」


〈 再会を果たされたのですから、お2人になにか贈られてはいかでしょうか? 〉


翔晴

「 …………贈り物……ふむ…。

  …………それはい案だねぇ…。

  …………し、採用しよう… 」


がとう御座います。

  ──して、再会の喜びとして、なにを贈られますか? 〉


翔晴

「 …………そうだなぁ〜〜。

  …………うん、決めた!

  …………ふふふ……驚いてくれるかなぁ?

  …………そうすい、日本中に雪を降らせよう…。

  ただの白い雪では面白味がないから、血のように赤い雪がいいなぁ…。

  …………どうだい? 」


双彗

〈 きっと驚かれるかと思われます 〉


翔晴

「 …………だと、いんだけどねぇ…。

  …………赤い雪を降らせるのは……雪女にしようか?

  …………雪と言えば、雪女だからねぇ…。

  …………あぁ、そうそう…今回の雪は赤く染めるだけでいからねぇ…。

  …………余計な事はするんじゃないよぉ…。

  …………再会への喜びを日本中にお裾分けするだけなんだからねぇ… 」


双彗

〈 承知致しました 〉


翔晴

「 …………そうそう、もう1つあるんだよねぇ…。

  …………祿ろくどうめいしょうの遺体が戻ってたら必ず回収するようにねぇ…。

  …………めいしょうは強い陰陽師だからねぇ…。

  …………お前(双彗)と同様、式神にしてそばに置きたいんだよねぇ… 」


式神:双彗

〈 畏まりました。

  遺体が搬送され次第、回収致します 〉


翔晴

「 …………うん、頼むよ…。

  …………あぁ…そうだ!

  …………そうすい、赤い雪を降らせている間にかく都道府県内から10人程、誘拐しといてよ…。

  …………魑魅魍魎にさせてさぁ… 」


式神:双彗

〈 魑魅魍魎に人間を誘拐させるのですか? 〉


翔晴

「 …………そうだよ…。

  …………赤い雪は誘拐に目を向かなくさせる為のカモフラージュさ…。

  …………面白い事を思い付いたんだよねぇ…。

  …………ふふふ……。

  …………出来そうかい? 」


式神:双彗

〈 畏まりました。

  そちらも、雪女と共に準備させていただきます 〉


翔晴

「 …………うん、頼むよ…。

  …………あぁ、そうだ…。

  …………誘拐するのは日本国内にいる者に限るからねぇ…。

  …………国籍,人種,性別,年齢,学歴には拘らなくていいよ。

  …………適当に誘拐させたらいいからねぇ… 」


式神:双彗

〈 畏まりました 〉


翔晴

「 …………さてと…。

  …………は学校に行かないとだから、宿題を終わらせないとねぇ…。

  …………面倒しいなぁ… 」


 ベッドの上に寝転がっていた少年は、上半身を起こすとベッドから下りた。


 机の上には教科書,ノート,ドリル,筆記用具が置かれている。


 椅子に座った少年は、机に向かうと机の上に出してある計算ドリルを開き、宿題を始めた。

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