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♥ これは式神  作者: 雪*苺
十二日目 / 金曜日 5月3日
102/104

♥ 瀬圉家 4 / 本家 4 / 別邸 4 / ダイニングキッチン


──*──*──*── ダイニングキッチン


 づるさんの作ってくれたしい料理を食べて、朝食を終えた私は、えいLINEラインをしている。


 づるさんが朝食を作ってくれているあいだに、退魔師の衣装を着替えてしまったから、私はでも出掛けられる状態だったりする。


 づるさんは昼食ランチ用に作った料理を重箱に詰めている最中。


 げんづるさんが用意してくれたホットココアをジョッキで飲んでいる。


 えいへ送信するLINEラインには、昨日きのう送信した文章の補足文と今日きょうづるさんと私の予定を画面に打ち込んだ。


 お祖父様,お祖母様,伯父様が、えいげんの事を話したかどうか分からない。


 げんえいの前では実体化したがらないから、えいへ送信する文章にはげんの事は書いてない。


 えいげんの事にれてたら、げんの事を包み隠さず書こうと思う。


 聞かれたら、ちゃんと答えようと思う。


 それまでげんの事は黙っておこう。


衛美

「 …………こんな感じかしらね?

  げんえいに送信する文章だけど、どうかしら? 」


玄武

「 それでいと思う 」


衛美

「 ちゃんと読んでから言いなさいよ! 」


玄武

「 ワタシは今、忙しい。

  あとにしてほしい 」


衛美

「 ココア、飲んでるだけでしょ!! 」


玄武

えいだな 」


衛美

「 誰がよ。

  確認ぐらい飲みながらでも出来るでしょ 」


玄武

「 そうかすな。

  えい、ニュースでも見ていたらどうだ? 」


衛美

「 …………昨夜は『 えいから離れたくない 』とか言ってなかったぁ? 」


玄武

「 ワタシはづるの作ってくれたココアを飲みたい。

  (ダイニング)(キッチン)る 」


衛美

なによ、私よりココアを選ぶなんて!

  もう、いいわよ!! 」


 私はスマホ(スマートフォン)をテーブルの上へバンッと強く置いた。


 昨夜は「 えいから離れたくない 」とか言っといてぇ〜〜〜、づるさんのココアに負けるなんて!!


 ………………も私が1番だったのに……複雑な気分。


 づるさんがげんなにか言ってくれているけど、げんがんとしてマイペースを崩さない。


 衛美

「 文章の確認だけはしてよね。

  送信は私がするから、余計な事はしないでよ 」


玄武

「 分かっている 」


 げんは私をに「 リビングへ行け 」とばかりに左手をヒラヒラとさせる。


 私はげんに背中を向けてリビングへ移動した。

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