表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♥ これは式神  作者: 雪*苺
十一日目 / 木曜日 5月2日
101/104

♥ 瀬圉家 3 / 本家 3 / 別邸 3 / リビング 3


厳蒔弓弦

「 そうだな。

  私はもう少し仕込みをしたいから起きているが、えいは寝た方がいい 」


衛美

「 もう少し起きてます。

  えいへ送信したら寝ます 」


厳蒔弓弦

「 そうか。

  (レイ)時を過ぎると寝付きが悪くなる。

  ほど(ほど)にな 」


衛美

「 はい、づるさん。

  日付が変わる前には寝ます 」


玄武

「 文章は打てたのか? 」


衛美

「 もう少しで終わるわ 」


 私がLINEラインで文章を打っているあいだづるさんは隣のダイニングキッチンへ行って、仕込みの続きを始めたみたい。


玄武

「 ──づるから昼食ランチは弁当に出来るか? 」


厳蒔弓弦

「 そのつもりで仕込みをしている。

  重箱でいいか? 」


玄武

「 勿論だ。

  重箱は幾つだ?

  ワタシは3段でも4段でも構わないぞ 」


厳蒔弓弦

「 2段だな。

  1段はげん専用に作るつもりだ。

  大した弁当は作れないが、楽しみにしといてくれ 」


玄武

づるの料理は大した事がなくてもいからな。

  の昼が待ち遠しい 」


衛美

げん……。

  づるさんと話すならダイニングキッチンへ行ったらどうなの?

  半径5m以内なら動けるんでしょう? 」


玄武

えいから離れたくない。

  また地震が起きるか分からないだろう 」


衛美

「 別邸とリビングに結界を張ってるんだから大丈夫なんでしょ?

  リビングなんて結界が2重になってるし 」


玄武

「 気持ちの問題だ。

  図書館のような失態は犯したくはない 」


衛美

「 失態って…。

  私はなんともなかったんだから失態じゃないでしょ? 」


玄武

「 ワタシにとっては失態だ。

  平和ボケをして油断していた。

  えいを危険にさらし、じかれなかったのだからな。

  ワタシは平和ボケした腑抜けた自身を厳しくいましめ、今後はえいから片時も離れずると心に誓った 」


衛美

「 …………気持ちは嬉しいけど……、いち(いち)大袈裟なのよ… 」


玄武

えいは女の子だからな、入浴と排泄トイレは配慮するがあとは駄目だ 」


衛美

「 …………分かったわよ。

  お風呂とトイレを妥協してくれるなら、まぁいいわ…。

  ──あっ、着替える時も遠慮してよ! 」


玄武

「 着替えか…。

  そうだな。

  着替えも配慮しよう 」


衛美

かった… 」


 プライバシーの侵害のオンパレードだけど、げんに関しては言っても無駄だから、絶対に譲れない部分だけ配慮してくれるなら、OKオッケーって事にした。


 正直言って、実体化しているげんられるのは、出来る限りめてほしいと思う。


 気が気じゃないって言うか……、落ち着かないって言うか……、やっぱり無駄に男前でサンサムなイケメンだからかしらね??


衛美

「 ──よし!

  えいへ送信する文章が完成したわ。

  これでも簡潔にしたつもりだけど、ちょっと長いかしら?? 」


玄武

「 ワタシが確認しよう 」


 私が打ち終えた文章をげんが読みなおしてくれる事になった。


 げんが読んで確認してくれるなら安心ね。






玄武

「 ──いのではないか。

  く書けている。

  補足部分がなんしょかあるが、送信しても大丈夫だ。

  補足分は送信する事を付け加えるといい 」


衛美

がとう、げん

  そうするわ 」


 げんが教えてくれたとおりに、最後の文章を打ってからえいスマホ(スマートフォン)へ送信した。


 私はスマホ(スマートフォン)の電源を切って、スマホ(スマートフォン)の充電をする事にした。


 えいからの返信は明日あした見ればいいわよね?


 23時を過ぎたから、私は寝る事にした。


 ソファーベッドをベッドに変えて、げんへ「 おやすみ 」と言ってから掛け布団を頭まで被った。


 づるさんがだ起きてるみたい。


 げんは実体化していても寝る必要はないから、朝まで起きていてくれるみたい。


 誰かが起きていると安心して眠れるから不思議。


 小学3年生ぐらい迄はげんに実体化をしてもらって、手を握ってもらったまま寝ていたのを思い出しちゃった。


 げんは昔から今も変わらず、私に優しい。


 としの離れた過保護過ぎるお兄さん…。


 げんには、そろそろ過保護を卒業してほしいんだけど……。


 無理なのかしらね??

◎ 訂正しました。

  ワタシは3つでも4つでも構わないぞ 」─→ ワタシは3段でも4段でも構わないぞ 」

  「 2つだな。─→ 「 2段だな。

  1つはげん専用に作るつもりだ。─→ 1段はげん専用に作るつもりだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ