第154章
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このVRツアーの設計士だという人物に会うためにドアーフ一行はナリミアン@コーポレーションの運営するこの島の市街地をひたすら進んでゆく。すると皆のVRヘッドに突如としてMAPが表示されたではないか。皆は足を止めて見入っているーーー
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Mission〜〜〜
君達は我がナリミアン@コーポレーションの作製したVRツアーシステムのいわばテストインプレッションの数ある課題事項を洗い出して無事にここまでクリアして来られたことを嬉しく思います。そこで数々の難関にも関わらず乗り越えられた貴方がたにささやかながらご褒美としてトレジャーハンティングMAPをプレゼントしようと考えています。きっとこのMAP上に隠されたお宝をゲットすることによって貴方がたのこれから巻き起こる運命が良い方向へと左右されることでしょう。しかし此処まで諦めずに辿り着いた貴方がたの熱意があれば、どんな苦難もへっちゃらです!さぁどうぞお受け取りください。それでは良い旅を。
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そして一行はVRに表示されたMAPをみつめている。するとウメ婆さんが呟く。
ウメ婆さん「こりゃ我々は完全にナリミアン@コーポレーションに利用されておるな。ナリミーさん事情を説明しておくれ。」
元精神科医ナリミー「そうされましても、私も何が何だか……恐らくこれから皆さんをお連れする設計士が組み込んだAIの暴走の可能性もありまして、原因究明にはやはり設計士の力が必要となります。ですので彼に事情を説明していただくことにしましょう。」
ハイジ「だけどこのMAPの精度はかなり緻密だと思います。現在地をズームしてみても店舗や街並みがメートルレベルで位置情報にズレがありませんから。そうなるとあながちAIの暴走とは考えにくいのではありませんか?」
ソルジャー「すると設計士の仕業か?お宝もあるってことかい?」
キャン「やだぁ、アタシお宝探しに行きたいッピリッピ!」
ナリミー「そう申されましても今はまず設計士にこの状況を確認してからでないといけません。」
ウメ婆さん「おやおや、妙にこの情報について否定的な態度だねぇ。もしや何か隠してはおらんかな?」
ナリミー「いいえ、決してそんな事は……そんなことより早くまいりましょうよ。話はその後で!」
ウメ婆さん「やはり不思議だねぇ、ナリミーさんがそんなに頑なな態度をされるのを初めて見たよ。もしや我々がMAPにあるお宝をゲットしたら何かマズイってことかい?我々がお宝によってスキルアップするのがそんなに心配かい?だいたいアンタは我々と旅を続けながら、一度としてナリミアン@コーポレーションの事を口にはしなかった。ある意味我々仲間達への裏切り行為じゃろう?」
ハイジ「あれっ?このMAPで最短距離のトレジャープレイスはあの角を曲がって直ぐのところみたいだよ!皆んな、行ってみようよ。」
ナリミー「アッ、駄目ですよそっちに行っては……それはそれは恐ろしいモンスター達が我々を待ち構えているので、何しろ設計士の所へ向かうのが得策ですッ!」
キャン「アラッ、またまたナリミーさん真っ赤な顔で必死ナノね〜ッ、やだぁップルピッ!」
ウメ婆さん「そうかね、そんなにワシラを設計士に会わせたいんなら、ワシラはここで待っているから連れてくるが良い!」
ナリミー「それだけは困りまする。」
ウメ婆さん「何故じゃ!やはりお前さんワシらに嘘をついているんじゃな。本当は設計士など居なくて、アンタが設計したんじゃないのか?或いはお前さんがナリミーに成り代わったモンスターなんじゃないか?」
ナリミー「ふ〜ん、ウメ婆さんも察しが宜しいようで。もう少しでアンタらから8つの魔石をふんだくってやったのによう。ヨ〜シこうなったからには力ずくでもお前らから奪い取ってやるぞよ〜ッ!」
ハイジ「残念でした〜ッ、ナリミーさん。いやもしやナリミーさん扮したモンスターなのかなぁ。どちらにしろここには魔石なんてありませんからね〜ッ!」
ナリミー「何だって……じゃどこにあるって言うんだ〜ッ!一体誰が持っているんだ!」
キャン「アタシ知ってるも〜ん、でも教えてあげないよッ、キャピルルンッ!」
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




