表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

#Last 君へ

 俺は彼女にプロポーズして、

彼女は受け入れてくれた。

二人は結婚した。お互いに永遠の愛を思って。

朝起きても、家に帰っても、

彼女が傍にいてくれる。晩飯食べる時に

顔を上げれば目の前に彼女がいてくれる。

これ以上の幸せは無い。

この生活をずっと守っていきたい。

そう思って二人は互いに求めあいながら

幸せな新婚生活を続けていって、

そして、離婚したんだ。


 結婚して半年のスピード離婚ってやつ。

離婚の話を切り出したのは彼女からだった。

もう別れたいってね。突然言われたんだ。


 俺達二人はお互いの性格とか感性とか

メンタル的な事は良く分かってたんだけど、

今までデートしたり同棲したり、

共同作業的な事はした事が無かった。

具体的に言うと、洗濯物のたたみ方とか、

エアコンの温度は何度にするかとか、

料理の味付けとか、日常の些細な事で

衝突が多くて、その上二人とも

本音で何でも話す関係だったから

ケンカが増えていってね。

その内ケンカになるのが嫌だから

会話も減って行って、ギスギスしていった。

それである日彼女が言ったんだ。

二人で暮らすのがもう疲れたってね。

性格の不一致ってやつ?

よくある離婚のパターンだよね。


 俺はその場で同意したよ。

だって、彼女がそれを望んだんだから。

それで彼女が今より幸せになってくれるなら

構わないってそう思った。

最後まで本当の事を言ってくれた彼女を

愛しいとさえ思えた。

彼女は居なくなり、俺はまた独りになった。

現実は、ドラマみたいな、恋愛小説みたいな

ハッピーエンドには、

そう簡単にはならないみたいだ。


 #俺Tooに出会ってから俺は

女に媚びるのをやめて、女性に対して

嫌な事はハッキリ断るようになって、

派手に女遊びして、そして彼女と出会って、

不買・不参加運動を起こしてマチアプとか

結婚相談所とか潰していって、

女性達に支えてもらって国の法律も変わって、

彼女と結婚して、離婚した。

ここまで来て俺は大事な事がわかったんだ。


 それは、自分に嘘はついちゃいけないって事。

女に媚びるのやめようって思ったのも、

マチアプ潰してやれって思ったのも、

彼女にプロポーズしたのも、離婚したのも、

全部俺の本当の気持ち。

そしてその選択は今も後悔してない。

もし平坦ではない人生になったとしても

自分に嘘つかない方が、

最終的には自分を好きになれるみたいだ。


 いい年して彼女いないとカッコ悪いと思って

必死になって女に媚びてたあの頃に比べたら、

俺は今の離婚して独りになった俺を

好きでいられるんだ。


 ここまで読んでくれた君へ、

俺から伝えたい事があるよ。

#俺Tooに出会って俺は自分を好きになれた。

だから君も、自分に嘘はつかないで。

もっと自分を愛してあげて欲しいんだ。


 もし今の君が、彼女欲しいとか結婚したいとか

思ってるなら、その気持ちに正直になって。

でも独りはカッコ悪いから彼女つくらなきゃとか

結婚しなきゃとか思ってるのなら、

一度立ち止まって自分の本音と向き合ってみて。

 もし今の君が、離婚したいと思ってるのなら、

我慢せずに前に進んで欲しい。

長引いてもつらい時間が増えるだけだしね。

 もし今の君が、彼女なんていらない、

結婚する気は無いって心から思ってるなら、

胸を張って自信を持って生きて行って欲しい。

世間の目なんて気にしないで自分の人生の価値は

自分で決めて欲しいんだ。


 もし君が、多分ないとは思うけど女性なら、

女性である事に胸を張って生きて行って欲しい。

言いたい事は声に出していい。

プロポーズを男からして欲しいなら

プロポーズしてって言っていい。

離婚したいなら離婚したいって言っていい。

彼女もそうだったしね。

 恋がしたいならその気持ちに嘘つかないで。

恋はいらないならその選択に自信を持って。



 さて、俺の話はこれで終わり。

どうかな?俺の#俺Tooのエピソード、

最高にありえなくて、ぶっ壊れてただろ?

君の心に何かが刺されば俺も嬉しいよ。

 離婚してから気を紛らわせたくて

オンライン小説に自分のエピソードを

書いて投稿したけど、ぶっちゃけ立ち直るには

まだ時間がかかりそうだ。

でもなんとか前向きに頑張ってみるよ。


 最後まで読んでくれてありがとう。

明日の君が、

今日よりも自分を好きになれてる事を願うよ。

それじゃあね。




あ、そう、最後に。

女が料理の隠し味の話をした時に、

言っちゃったら隠し味にならないだろって

ツッコんだら本気で怒るから

絶対言っちゃダメだよ。俺の時なんて

丸一日口聞いてくれなかったんだからね。

 それと、女が作ってくれた料理に

マヨネーズかけたら怒るけど、

タルタルソースだと何故か怒らない。

女あるあるだよ。覚えてた方がいいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ