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木の実に転生  作者: B.Branch
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主役は私。

『久しぶり!!』

『カリンママ、どうしたの~?レンちゃんとママ久しぶりくないよ~』


ん?そうだよね?

なぜか、すごくご無沙汰な感じがするのは気のせいかな?

主役の座を奪われ、端役さえ貰えない女優の気持ち、みたいな?


『カリン様、例の計画はどうしましょう?』


おっと、自分の世界に入ってました。

なになに、キリ君。例の計画?


『なんだっけ?』


『カリン様・・・』


キリ、そんな可哀想なものを見る目でこっちをみないで!!

大丈夫!!小ボケだよ!!覚えてるから!!


『≪美味しいものを探し、さらに作ろう計画≫でしょ?』


『はい、カリン様が人型になれるようになるまでに、できるだけ美味しい食事や食材を探して製作、研究をしておこうという計画ですね』


うん、キリ君、よく理解できていますね。

魔王に会っても人型になれなかったら、千年待ちだもん。長いよ。

その長い時間、ただ待ってるだけなのはもったいない!!

それまでに、美味しいものを見つけておけばいいじゃないか!!という合理的な計画だ。


美味しい食材に限りはない。

しかし、どうもこの世界の食事情はあまり良くないとみた。

でも、美味しいものは食べたい!!

それならば、自分でどうにかしなければならない。


そう!!私は主役の座を奪われている間、ただボーっとしていたわけではない!!

この大陸の(あるじ)(笑)なのだから、もっといろいろなことができるのではないか!!と。


そして!!チャラーン♪

新たな特技を取得したのだ!!


そ、れ、は〜

「この大陸のものは私のもの、私のものは私のもの」という素晴らしい格言から導き出された究極の奥義!!


欲しいものは、どこかから持ってきちゃえばいい!!

そう、欲しい作物は生やせばいい!!

ということで、この大陸に生えている植物ならば、この聖域の中に生やせるようになったのだ!!


すごくない!?

ねえ、すごいよね!?


レンちゃん!!キリ!!褒めていいんだよ!!尊敬していいんだよ!!


期待を込めて二人を見ると、レンちゃんがコテン、と首を傾げた。


『カリンママ、どろぼうなの〜?ワルいヤツなの〜?』


ち、違うよ!!

人のものを奪ってるわけじゃないから!!

レンちゃん!!生やせるだけだから!!


ああ、なぜ好感度は下がる一方なのか。

不思議です。

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