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冒険者達の・・・  作者: ううりゃあ
第一章よくある冒険の始まり
3/9

ゴブリン狩り

     

昨日の夜はあまり飲まずに済ませたのと酒場のバイトのウエイトレスをからかったうえ

一撃でノックアウトされたルース《アホ》を運び疲れていたのですんなり寝床へ入り気持ちよく起きることができた。


昨日は、日の高さに辟易としたが今日は、低い位置にある

ギルドに今から行っても開いてないことは明白だ。


いつものように防具を身に付け小銭の入った小袋を持つと朝開いてる食堂へ向かい朝飯を食べる


大目の野菜とホンの少しの謎の肉

おいしいとは、言いづらいがこの時間に開いてる食堂で安い店は、ここぐらいしか知らない。

   

食べ終わるとようやく開いたかどうかというギルドへ向かい

張り出されていくクエスト依頼書を眺め、草原のゴブリン退治を探し確保しテーブル席に座った


そして、昨日来た時間になると、昨日のようにクエストボードの前に人が群がりまた昨日のようにその群れの中に入れないローブがうろうろしていた。


そして人混みがはけて下水道掃除のクエストしかなくなるとそのローブは、ようやくクエストボードに近づく

  

  

「おーいエリカ」

その声を聞いたローブ姿の魔法使いは、こちらの姿をとらえトコトコと近づいてくる。

「昨日ぶりですねキースさん今日も下水道ですか?」

「うんにゃ

ちがう、このゴブリンの依頼を受けたいとおもう」

そう言いながら机の上に依頼書を出す

「そうですか・・・残念です」

そういって去ろうとするエリカを

「ちょーっとまてぃ

借りを返して貰わんといかんぜ

この依頼は、臨時パーティでも受けられる、だから俺と臨時パーティ組んでゴブリン狩ろうぜ!」

エリカがすごい勢いで笑顔になっていく。


「うん、笑った方が可愛い」

今度はすごい勢いで赤くなっていく。

「もう、からかわないでください・・・」

    

そんなこんなでギルドカウンターでゴブリン退治の依頼を行い討伐カウントカードを受け取り門の外へ向かう

    

    

    

    


ゴブリン退治

その名のとおりみんな大好きゴブリン退治

初心者の登竜門であり中級者の試し切りの対象でもあるサンドバッグ的なモンスターそれがゴブリン

繁殖力は、二十日鼠やゴキブリが如く1匹見たら近くに100匹いると思えとまでいわれていて

数がとにかく増えるので農作物や怪我人の被害が大きくいつものようにギルドに依頼がある。 

 


「いつもは、どんな依頼受けてるんですか?」

とエリカは、言う


クエストの場所まで距離もあるし雑談は、好きなのでキースは、答える。

「ゴブリン退治もしくは薬草採集、あとオークとかかな。

だいたいいつもパーティ組んで動いてる。」

するとエリカは、不思議そうな顔をして

「昨日は、一人でしたよね?」


「たまにはバラバラで動く事もあるさ、今日も仲間は用事があるから行かないって言ってたしな」


「なんてパーティ名なんですか?」


「ダブステップ」


「どんな意味なんですか?」

するとキースは目を伏せて

「二の足を踏んでるのさ

あいつもこいつも俺も。」



そんな話をしてるといつもゴブリンが現れるあたりに到着する。



第一ゴブリン発見


いつもならここで切り殺す所を

追跡してゴブリンの巣を発見する。

今日は、魔法使いを連れているのから数を多く狩れると見込んでのことだ。

   

ゴブリンの巣の前でキースは、

「ちょっとここで待ってて、ゴブリンを誘き出してくる。ワーッと出てきたらドカンと頼む」


そしてエリカも

「ワーッと来たらドカンですね分かりました」


顔を見合せお互いにニヤリとするとキースは、ゴブリンの巣の中に入って行く

少しガヤガヤと騒がしくなったあと煙と共にキースが出てきた

エリカは、詠唱を開始する


「大いなる太陽よ偉大なる銀河よ!我が魔力を供物に彼のものに石礫を!!」

      

(なんだこの詠唱?太陽はいいとして銀河ってなんだ?なにを起こす気だ?)

空を見上げるとそこには、巨大な岩がとても数えきれない数墜ちてくる!!

   

「あ・・・アホか~っ」

必死にエリカのそばへ急ぐ

   

(チュドーーーン)

爆風にキースは、吹き飛ばされ

着地地点には、ふかふかの二つのクッションが

ああ、ほんのりいいにおいもする


「えっと・・・重いです・・・」

  

顔を上げるとそこには、エリカの顔

「・・・」

「・・・・・・//」

「あっ、わりい今どく」



そそくさとその場所をどく

「さっきの魔法は、なんだ?」


「星間魔法でかなり小さい隕石をこの星の近くに寄せて燃え尽きる前に瞬間移動させる魔法みたいです。」


「みたいです。って把握してないのかい」


「なにぶん今初めて使ってみたので・・・」


「この威力だったから良かったもののショボかったらどーするつもりだったんだ?」


「魔法はイメージとインスピレーションでなんとなく使ってるのでドカンというイメージに一番近いのを選んだらこれで・・・」

「これ、チュドーンじゃねえかこの前の下水道ので良かったのに」


「あの魔法は、どっちかと言うとボッて感じかと・・・」

「あれも相当だと思うけど・・・それにしても星間魔法なんて初めて聞いた・・・」

   

二人は、この魔法で街が軽くパニックになっていることをまだ知るよしもない。



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