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冒険者達の・・・  作者: ううりゃあ
第一章よくある冒険の始まり
4/9

人助け~キースの躊躇い①~

   

「それにしてもゴブリン狩ったなー ゴブリンカードのカウント100越えたの初めてだな。」

隕石の攻撃の後しばらくゴブリンの追跡&殲滅を繰り返した


「そうですね初めてのゴブリン狩りでしたがとても楽しかったです、クエストボードの前でうろうろしててはできない依頼でした。」

「あんだけすごい魔法を使えるんだからもっと自信持って堂々としたっていいと思うな!」

エリカは、恥ずかしそうにうつむいて


「じゃあ私もダブステップに参加させていただけませんか?」

蚊の鳴くようなこえでそういった

    

「俺が言うのもなんだけどガラ良くないよ?」

「ずっと下水道は、イヤです・・・」

「とりあえず他のメンバーと顔合わせしてから決めてみてくれ今夜も多分集まるしな・・・・ん?あれは?」

森の隙間から5人組パーティが熊形モンスターと死闘をしているのをキースが見つけた

   

    

熊がパーティの後衛に走り込み、弓使いの首から上を前肢で消し飛ばすと僧侶に向かって弓使いと同じように反対の前肢で頭を消し飛ばすつもりで振りかぶり

降り下ろした瞬間熊は、背中を地面に着けていた


混乱する暇もなく熊は頭と身体が離れ、身体の言うことが効かない事に驚きの表情を浮かべていた。

   


キースは、死闘しているパーティに駆けつけ熊の膝裏に蹴りを入れバランスを崩し熊は、倒れる

蹴った反動を使い回転して長剣を振り倒れる熊の首を切り飛ばした。




熊のモンスターの亡骸に足を乗せてキースは

「勝手に助けさせてもらったがよかったか?」

「助かりましたありがとうございました、このまま戦っていたら全滅でした」

リーダと思われる剣士の言葉に残りの3人が頷く

  

「弓使いが殺される前にやっつけられればよかったんだけど・・・この熊の毛皮とか肉とかあんたらが持ってけ、弓使いの葬式費用にしてもいいし、こうならないように装備を整えてもいいし、好きに使いな!」

「ほんとに良いんか?」

向こうのパーティの盗賊が申し訳なさそうしている。

  

「貰うのに気が引けるなら貸し1って事でいいぞ、俺はコペンの街のダブステップって言うパーティに所属してるキースってんだよろしくな!」

「ああ!聞いたことあります弓を使わない長剣を振るう弓使いって貴方でしたか。私達もコペンの街のパーティでスタンダードドルツって名前で活動してます。」

キースとリーダーは、軽く握手して

キースが振り向いてその場を去ろうとすると

エリカの後ろに人間の身体の頭から上が巨大な目玉になってるモンスター ネクロファズマ が補食体制に入ろうと目玉上にグリッとむきギザギザの歯がズラリと並んだ大きな口を開けていた

   

キースは、倒れている弓使いから弓と矢を取ると目に見えない程の速度でつがえ

『精密クイックショット5倍速』

スキルを発動し弓を放った



   

エリカは、飛んでくる矢にびっくりして固まっていると後ろでグサッと音がした

恐る恐るふりかえって見ると見知らぬモンスターの頭がふきとんでいた。

エリカは、地面に座り込んだ。

   

「大丈夫か!?」

キースが駆け寄りエリカは小刻みに震えながら顔をあげる

「怖かった、矢も怖かったけどモンスターが矢に射ぬかれてなかったと思うともっと怖かった」

キースは抱き寄せ

「大丈夫もう大丈夫だから落ち着いて」

と背中を軽く右手で叩く。

    

左手の弓は、キースのスキルに耐えきれなかったのか弦は切れ弦を張るための木も半ばから折れていた。

エリカを連れて

熊のモンスターの亡骸まで戻ると

   

「わりい遺品壊しちまった」

「いいえとても貴重なものを見せて頂きました、その弓も本望でしょう」

スタンダードドルツのリーダーに壊れた弓を返す

壊れた弓の件で貸し借り無しでとスタンダードドルツのリーダが言うのでキースは、そのまま反転して軽く手を振り街へ帰って行った。

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