魔法錬金クエスト1 魔王倒して来いや!
間違いない、ここは『魔法錬金クエスト1』の、あの世界だ。小学生の時に初めて買った、初めてプレイした時の興奮を今でも覚えている、あの『魔法錬金クエスト1』の世界だ。
後にリメイク版が発売され、それもプレイしたことがあるが、基本的には変わらない。
魔王の名前はたしか、サルガタナスとかいったな。魔族の中では格下のくせに、偉そうな奴だと聞いた。
伝説の剣で戦ったのに、その伝説の剣が全く効かないで、俺は一度は戦いに敗れ去った。
もしかして、あの剣はニセモノだったわけじゃないだろうな。
しかし、このままサルガタナスを倒さなければ、俺は永久にこの『1』の世界をさまよい続けることになるのか…。
たしか、次はブレモニの町に行くんだったな。
そして、すぐにそれらしき町並みが見えてきた。どうやらあれが、ブレモニの町らしい。
宮廷魔道士のセリアに会いに行く。それが最初の目的だ。
ブレモニにも城がある。ダダトームの第二首都ともいわれる。
ダダトームが万が一陥落した時に、第二首都として役立てることができるように、とのことだが、今がまさにその時だ。
この世界のことは、ゲームでプレイしていたから、だいたい察しがついたが、とりあえず適当に情報を集めてみることにする。
「あれに見えるは魔の島。あの魔の島にある、もやがかかったような不気味な城が、例の魔王サルガタナスの居城さ。」
伝説の剣のかけらの情報も集めてみることにしたが、現時点ではそれらしい情報は無かった。
どうしようもない。今日はもう寝ることにした。




