表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この美しくも残酷な世界で異世界生活  作者: ヤジャ
第二章 試練
12/121

第一話 薄暗い森の中で

神崎は森の中へ入っていったウルナを連れ帰ることはできるのか、

そして病気を治すための草は手に入るのか。

 ガリガリガリガリ、ウルナが剣を引きずって森の中を歩いて移動している。

「魔獣、魔獣、魔獣、魔獣ぅぅぅぅぅ」

ガラガラガラガラ、あたりの木とともにウルナに向かってとびかかる魔獣が真っ二つに切られていく、ウルナの剣だ、狂気化してるのか凶暴さが増している、魔獣がウルナに襲い掛かる、バシュ、そう音が鳴り魔獣がウルナの目の前で真っ二つに斬れる、ドサッ、魔獣はきれいに斬られ地面に落ちる、神崎の技だ、話は戻り少し前。

 屋敷の神崎とイエルがいる部屋にて。

「ウルナが一人で森に行ってる、それは危ないんじゃ。」

 なぜこんな人を助けるためにウルナが森へ走っていったのか私は分からない、だけど森の中には魔獣がいてとても危険なのよ、でも今この人が行ったところでウルナの足手まといにしかならないのよ、だけどどうにかしてウルナのもとへ行かせたほうがいいのかしら、どうするのが正解か私にはわからないのよ、仕方がない決めるのはこの人なのよ、とりあえず行くのかいかないのかを決めさせるような言葉を選ぶしかないみたいなのよ。

「ええ、危ないことよ、森には魔獣が。」

私はとりあえずカンザキとかいう人が本当にウルナを助けに行く気があるのかを試してやることにした。

 イエルにそう言われた、魔獣というものが何かは分からないけど危険なら助けになりたい、そう思った。

 神崎は少しの間黙って考えた後こう言った。

「行ってくる、森に行ってくる。」

神崎はそう言った。

 本気でウルナを助けに行く気があるか少し試してやるかしら。

 イエルはほんの少しの間目をつむった後こう言った。

「病気のあなたが行ったところで何ができるっていうの。」

神崎はイエルにそう言われたがベットから地面へと降りて立ち上がった。

「ウルナを連れて帰ってくる。」

「あなた、意味を分かっていっているの、そんなことをしたら死ぬわよ。」

そうイエルが言った、神崎はもう答えは決まっているようだ、神崎はドアのあるほうへと歩いていく。

「ちょっと違うわ、ウルナを連れて帰ってきて、草もちゃんととってくる、私は欲張りだ、だからウルナも救うし病気も直す。」

イエルはあきれた様子だ、イエルはため息をつく。

「そこまで言われると仕方ないわ、行ってきなさい、ただウルナがもし狂気化していたらどんな方法を使ってもいいからでかいダメージを与えなさい。」

そう言われると神崎はドアを開けて部屋から出ていきウォケストさんからもらった部屋へと行き最初に着ていた服に着替えて、剣を持ちドアを開けて部屋から出ていこうとする。

「せいぜいあがきなさいよ、できれば草もとってくるといいわ、赤色と薄い緑色の草よ、薄い緑色の草は土が盛り上がってるところに生えてるわ。」

イエルが部屋の外でそういった。

「ああ、きっと生きて帰ってくるよ。」

そう言い神崎は部屋から出ていった。

 ここが森か、結構気が多くて倉石道と言えるようなものもなさそうだな、それに思ってたよりもかなり広そうだな、というかさすがに病気でここまで来るのはきつい、どうにかして死なずに終わらせないといけないな、最悪ウルナに会えずに魔獣と出くわして殺されるのがオチか、ザシュッ、ウルナの剣の音かないやそれ以外にないか、でもあの剣は降ることができない、ウルナはそう言っていたよな、考えても仕方がない、音のするほうに行こう、ガサガサ、そう音がして草が動き魔獣が私の目の前に現れた、魔獣か、ついてないな、私は剣を抜く、ザシュッ、私の横を見たことのあるものが通る、そうウルナの剣だ、最悪な場合はもう一個あったな、ウルナによって殺される、おいおい嘘だろ、この剣を使ってるのが本当にウルナなのか、止めれるのか、いや止められなければ、一回当たれば即死、その攻撃をかいくぐりでかい一撃を叩き込む、それでウルナが正気に戻るというならそうするのが一番だろう、だが現状魔獣と一緒に斬られそうな気がする、でかい一撃はけるのが一番だろう、剣を使うとさっくり斬っちゃうかもしれない、ガサガサ、また魔獣か、そうか、ウルナは魔獣に反応して斬ってる、魔獣は木の上には登ってこないはずだ、なぜなら期の上から魔獣が飛び降りてきたところを私が見たことがないからだ、だが確証はない今まで魔獣を見たのが二回だからだ、だが木に登って木から木に飛んでウルナがいる場所の近くまで行く、そして近づいて蹴る、それしか方法がないか、でももしそれが無理なら剣を容れ物に入れて叩く、これなら斬ってしまうこともない、これが安全だ、さあウルナと共に生きて帰ってやろうじゃないか、私は気に登り、木を飛び移っていく、するとき時の間から何か赤いものが見える、あれは草か、私は木から飛び降り草に近づく、すると魔獣の姿が見える、何匹いるかわからないな魔獣が多いな、ビュン、魔獣がウルナめがけて飛ぶ、もう誰も傷つけさせないそう誓っただろ、私は剣を抜き剣を振る、バシュ、ヌンタンと戦った時と同じように何かが飛んでいくのが見え魔獣がそれに辺り真っ二つに斬れる、ドサッドサッ、魔獣が斬れ地面に落ちる、私はとりあえず目の前にいた魔獣を倒した後赤い色の草へと向かって歩いた、私は目の前の赤い草を抜きもう一度木に登ろうとする、ザシュッ、私の横の木にウルナの剣が刺さる、おいおい私も狙われてるぞ、どうする、どうにかして魔獣を引き寄せることができないか、かけになるが正気に戻そうとしてみようか。

「ウルナ私だかん…」

ザシュッ、ウルナの剣が左横から私のほうへとくる、私はそれを見て急いでしゃがんだ、おいおいしゃべってる途中に斬りかかってくるか、狂気化というぐらいだ、誰でもいいから殺すっていう感じだな、さあどうやって止めようか。

次回、神崎とウルナの攻防戦をお楽しみに‼

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ