目次 次へ 1/7 〈プロローグ〉 小鳥が囀る森の中。 こじゃれた街の片隅にある静かな路地裏。 夕日に照らされた古い扉の先。 世界中の至る所にその店への道はあると言う。 だけど、辿り着けるかどうかは運次第。 『骨董サロン・白樺(しらかば)』 数多くの骨董品が眠っているとされるその店では、お喋り好きの店主がいつでも“物にまつわる奇譚——世にも珍しい不思議な話——”を募集している。 そこで披露した物語が店主の興味を引くものであったなら、彼女はお礼に語り手の悩み事解決に力を貸してくれるのだとか……