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温室改造報告とアルフォンス

ルリユール<Langue de chat>は、製本及び痛んだ本の修復を致します。店内には素材の見本の他、製本後の本の見本もございます。本の試し読みも出来ますので、詳しくは店員にお訪ね下さい。

アルフォンスへ報告に行きます。


293温室改造報告とアルフォンス


 ぽんっと領主館の玄関前に〈転移〉したエンデュミオンは、フィリーネを促しドアノッカーを鳴らしてもらった。

「いらっしゃいませ」

 ドアを開けたのはクラウスだった。エンデュミオンが来るのが解っていたらしい。クラウスの肩の後ろからココシュカが顔を出していた。白虎の身体に翼と蛇の尻尾を持つキメラのココシュカは、エンデュミオンと昔馴染みなので、魔力か匂いで気付いたのだろう。

「アルフォンスとアルスは居るか?」

「はい、居りますよ。ご案内します」

 クラウスが先に立ち、ロビーから階段へと進む。ココシュカはふよふよとクラウスの隣を飛んでいる。時々羽ばたいてはいるが、翼の力だけで飛んでいる訳ではないのだ。

 階段を上がり、クラウスは真っ直ぐアルフォンスの執務室へと向かいドアをノックした。

「御前。エンデュミオンと大魔法使い(マイスター)フィリーネがいらっしゃいました」

「どうぞ」

 室内からアルフォンスの返事がある。声を聞く分に、体調は悪くなさそうだ。

 クラウスが開けてくれたドアを潜り、エンデュミオンとフィリーネは執務室に入った。

「いらっしゃい、エンデュミオン、フラウ・フィリーネ」

 執務机の椅子から立ち上がり、アルフォンスが応接用のソファーにやって来る。向かい合うソファーには、カティンカとアルスが居て若草色の本を一緒に読んでいた。

 笹かまケットシーのカティンカはキッチンメイドのエルゼに憑いている。北方コボルトのアルスは独立妖精に近いが、アルフォンスとクラウスによく懐いている。

 アルスはいつも図書室に籠っているが、今日は執務室にいたようだ。

 カティンカとココシュカの隣にアルフォンスはゆっくり腰を下ろした。勢いよく座ると、カティンカ達が転がるからだろう。

 エンデュミオンを隣に下ろし、フィリーネは向かいのソファーに座った。

「で、何をやったんだ? エンデュミオン」

「いや、エンデュミオンが何かやったのではない」

 腰を落ち着けるなり口火を切ったアルフォンスに、エンデュミオンは不本意だとばかりに縞々尻尾でソファーの座面を叩いた。

師匠せんせいが絡んでいるのは間違いありませんけどね」

「ううう」

「何をしたんだ?」

「レイクが魔法を使ったのと、隠者のいおりへの小道が温室に出来た」

「……一つずついこうか」

 クラウスがお茶を運んで来て、テーブルにそっと置く。魔法剣士の筈なのだが、この男は〈木葉このは〉並みに気配を消せる。

 カティンカとアルスも本に栞を挟んで顔を上げていた。クラウスについていたココシュカは、アルフォンスの腕の下を潜り、膝の上で寝そべった。

「ぎゃう」

 ぐぐっと寝そべったまま四肢を伸ばすココシュカの腹を、アルフォンスが撫でる。

 我が儘を殆ど言わないココシュカなので、甘えてきた時は黙って撫でるアルフォンスである。

「クラウス、これを」

 エンデュミオンは〈時空鞄〉から白いアイシングが掛かったジンジャーブレッドの包みと、どら焼きの包みを取り出した。すぐにクラウスが皿に盛り付けてくれる。

「たう」

「ジンジャーブレッドですか?」

 クラウスがアルスに、ジンジャーブレッドをケーキ皿に乗せて渡す。

「ココシュカ、苺の匂いするの食べたい」

「これか?」

 アルフォンスが苺とクリームのどら焼きを摘まみ、ココシュカの口に入れてやる。はぐはぐとココシュカの口が動き、尻尾の真珠色の鱗をもつ蛇がピーンと伸びる。

「うまー」

「たーう」

「お、おいし」

 カティンカもジンジャーブレッドを、フォークで器用に食べ、嬉しそうにしている。

「袖の下を渡したところで説明するが」

「自分で言うのか」

 アルフォンスの突っ込みを無視し、エンデュミオンはミルクティーを一舐めした。寒くなってきたからか、お茶には生姜ジンジャー蜂蜜ホーニックが入っていた。

「レイクが魔法を使えるという方からいくか」

「あれはマンドラゴラの子株だろう?」

「親株が伝説のマンドラゴラだから賢いんだ。魔法を覚える気があると言うから、杖代わりに魔石をやってな」

「おい」

「範囲魔法は使えるみたいだ。レイクはシュネーバルのマンドラゴラだから、危険ではない。温室の番人をしてもらっている」

「使える魔法の属性は?」

エルムマイムだな」

 火属性サマランダーは自分が燃えるから使えないだろうし、火属性の魔石も渡してない。

「そして温室に隠者の庵への小道が出来た方だが」

「その隠者の庵というのは?」

「何代か前にクリストフという司教ビショフが居ただろう? そのクリストフが隠者になって暮らしていたんだ。クリストフ亡き後もケットシー達が管理していたんだが、今度マヌエルが引退して、そこに住む予定でな」

「司教マヌエルは引退されるのか」

「ああ。エンデュミオンがいるからリグハーヴスに来るらしい」

 そこでアルフォンスはエンデュミオンとマヌエルが友人だったと思い出したらしい。

「隠居の場所に選んでいただいて、リグハーヴスとしては断る理由はないな。で、温室に小道が増えたとはなんだ?」

「ギルベルトがエンデュミオンが小川を渡らなくてもいいようにと。ケットシーの里から小川を越えた場所に隠者の庵があるんだ」

「成程。エンデュミオンのせいではないが、エンデュミオンが絡んでいると」

「ギルベルトはエンデュミオンでも止められん。ギルベルトは思い付いたらやるんだ」

 そして邪気のない顔で笑うのだ。到底止められない。

「どちらも害がないから問題ないだろう。エンデュミオンの温室には限られた者しか入れないしな」

「不審者が入った時点で、レイクに気絶させられるぞ」

 その前にエンデュミオンの防犯魔法陣を掻い潜らなければならないのだが。

「そろそろ三頭魔犬ケルベロスが地下に帰るからな」

 コボルト達が落ち着く所に落ち着いたので、三頭魔犬はコカトリスに戻ってこいと催促されているらしい。

「エンデュミオンの用事はこんな所だな。あとはフィリーネの用事だ」

「フラウ・フィリーネが?」

「ええ、私はアルスにお願いがあるのです。この本を写本していただけませんか?」

 フィリーネは腰に付けていた〈魔法鞄〉から、魔法書を取り出した。深い緑色の革装に銀色の金具で表紙の角が守られている。表紙には〈エンデュミオンの魔法書〉と飾り文字で銀箔押しされていた。

「たーう」

 おしぼりで手を拭ってからアルスは嬉しそうに魔法書を受け取った。表紙を撫で、ふんふんと鼻を鳴らしながら、頁を捲って中を確認している。

「……〈エンデュミオンの魔法書〉?」

「エンデュミオンの系譜の魔法使いに渡す魔法書だな。弟子が覚えられる魔法を写して行くのが基本だが、ルドヴィク用だから全写しになる。エンデュミオンもグラッフェンには写して渡してあるぞ」

 家主がルリユールなので、イシュカに製本して貰った。イシュカは魔法を使えないので、魔法書の製本を頼んでもなんの問題もない。

「その魔法書は、読む者が使える魔法しか発動出来ないから安心しろ。そもそも魔力が足りない魔法は使えん。アルフォンスやクラウスが知らない魔法もあるかもしれないな」

 エンデュミオンは〈時空鞄〉から自分の魔法書を取り出してテーブルに置き、頁を捲った。

「この辺りなんてどうだ? 中級大魔法だが、木の精霊魔法(エルム)の防御魔法陣(マギラッド)だ。アルフォンスはどちらかと言うと攻撃魔法より防御魔法だろう? クラウスには闇の精霊魔法(セーマ)の影を操る魔法がお薦めだな。今では使い手が少ないんだが、この下級大魔法は闇の精霊の護符と合わせると影渡りが出来る。戦時中の〈木葉〉が暗殺時に用いたもので外聞が悪いと廃れたんだが、護衛官向きの魔法でもある。ロジーナには回復や浄化魔法の広範囲魔法陣なんかはどうだ? ……どうした?」

 何故か黙り込んだアルフォンスとクラウスに、エンデュミオンは首を傾げた。

「弟子でもない者にほいほいと魔法を教えるとは……」

「師匠は素質があって覚える気のある方には教えますので今更かと」

 頭痛を堪えるような顔をしているアルフォンスに、フィリーネは苦笑する。

「身を守る為に覚えておくと便利だろう」

 エンデュミオンは〈時空鞄〉から紙と翡翠色の万年筆を取り出し、魔法陣を描き写し、アルフォンスとクラウスに渡した。

「ぎゃう」

「ココシュカはライオット系か? 上級大魔法で良いのがあるぞ。魔力の出力を絞れば気絶させられる奴だな。ほら、クヌートとクーデルカが良く使っているのが、これの低出力簡易版だ」

 エンデュミオンは空魔石を取り出し、魔力と一緒に雷の魔法陣を刻み込み、ココシュカの口に入れてやる。ころころと口の中で魔石を転がし、空魔石になったものをココシュカは舌に乗せて出した。アルフォンスがそれをつまみあげる。魔石からは刻まれた魔法陣がすっかり消えていた。

「空っぽだ」

「魔力を吸収するココシュカには、直接魔法陣を食べさせるのが手っ取り早い」

「覚えたー」

「物騒な魔法をココシュカが覚えた気がするんですが……」

「そもそもあの双子はそんな魔法を使っていたのか……」

 しかも護身用にと、他の妖精達にも教えている。

「相当腹の立つ相手以外は、気絶程度にするんだぞ、ココシュカ」

「ぎゃう」

 一応アルフォンスは釘を刺しておく。クラウスにも普段から人を傷付けないようにと注意されているだろうが、覚えた魔法を試し打ちされても困る。

「たーうたーう」

 アルスは楽しそうに、エンデュミオンの魔法書を眺めている。アルスの写本は趣味らしい。カティンカも横から覗いて、渦巻き尻尾を揺らしている。

「そうだ、アルス、カティンカ」

「たう?」

「ああい」

「隠者の庵にも本があるぞ。ここの図書室にない本もあるかもしれないから、見に来ると良い」

 ぱあっと二人の顔が輝いた。

 アルフォンスがポンと手を叩く。

「頼みと言えば、私からもあったんだ」

「エンデュミオンが出来る事か?」

「いや、イシュカに頼みたい。アルスがエンデュミオンに借りた本を写本していたらしくて、図書室に積んである。あれを製本して欲しくな」

「ん? 何を貸していたっけな」

「〈鷹獅子グリフォンの飼い方〉だ」

「ああ、タンタンに貸したやつか」

 現在は王宮の近衛部隊の騎獣としてしか人里にいない鷹獅子なので、飼育書も民間には出回っていない。その為エンデュミオンが蔵書から本を貸したのだ。

「この所、アルスは毎日詰所に行って写していたんだ」

「アルスは領主館の司書コボルトになったからだな。図書室にない本を収集しだしたんだろう。これからも増えると思うぞ。ここにない本をエンデュミオンは沢山持っていると思うし」

「たう!?」

 本当!? と言うように、アルスが本から顔を上げた。片方折れている耳がぴょんと跳ねる。しっかり聞いていたらしい。

「今度目録を見せてやるから」

「たーう」

 エンデュミオンの魔法使いギルドの地下金庫に蔵書が唸っているのだが、それを知ったらアルフォンスが眩暈を起こすかもしれない。

「まあ、納まりきらなかったら図書館を作ればいいだろう」

「なに物騒な独り言を言っているんだ?」

「エンデュミオンでも予測出来る未来があるんだ、アルフォンス」

 司書コボルトを甘く見てはいけない。しかも自力で写本が出来る司書コボルトを。

 印刷された本が本屋に売られているとはいえ、古書となると需要の面からいっても写本になるのだ。リグハーヴスに写本師はいなかった気がする。教会の司祭は聖書の写本の訓練はする筈だし、地図製作者のイグナーツも出来ない事はないだろうが。

 ふう、とフィリーネがエンデュミオンの隣で息を吐いた。

「師匠、余りリグハーヴス公爵に御迷惑を掛けてはいけませんよ」

「エンデュミオン自身が迷惑を掛けた数は少ないと思うのだが」

「師匠と言う小石で波紋が広がるんです。見た目は可愛いケットシーでも」

「エンデュミオンは平穏を求めているんだが」

 解せぬ、という表情になるエンデュミオンに、解せないのはこちらだとアルフォンスは思ったが口には出さなかった。

「浄化魔法と言えば、先日領主会議があったんだが、ハイエルンの鉱山で体調不良者が出ているそうだ。思いつく事はないか?」

「掘り出した鉱石を洗った水を浄化する浄化槽に異変がないか調べろ。浄化の魔法陣が崩れかけているのかもしれん。体調不良者には鉱毒の浄化魔法を魔女ウィッチに使って貰え。コボルトの魔法使い(ウィザード)と魔女に頼むのが早いな。頭を下げてでも頼み込めと伝えろ。命に関わる問題だろう」

 エンデュミオンは紙に魔法陣をさらさらと書き記した。紙一杯に緑色のインクで魔法陣が描かれる。

「浄化槽にこの魔法陣を刻み直せ」

「対価は?」

「ハイエルンでのコボルトの地位向上。人狼に守られているとはいえ、いまだに不穏なのは変わらないだろう?」

 人狼と合併している村ではコボルトが独り歩きできるが、街ではそうはいかないのは変わらないらしい。リグハーヴスでも妖精の一人歩きは殆どしないが、もし攫われそうになったら、住民たちが誘拐犯に襲い掛かるだろう。だが、ハイエルンではきっとそのまま見過ごされる。それを無くして欲しい。

 妖精や竜が土着すると、その土地をより良くしようと管理するのだから。妖精擁護派のリグハーヴス公爵領では、昔からきちんと言い伝えられているが、ハイエルンやフィッツェンドルフでは、言い伝えが途切れているようだ。

 フィッツェンドルフではレベッカが新領主となり、教会キアヒェの説教などで住民に教え伝えはじめたらしい。フィッツェンドルフの新たな守護竜である水竜シャルンホルストは、キルシュネライトと違ってレベッカと一緒に生活をしているので、竜の姿を間近に見る領民たちにも説教は効果的だ。水路の水も綺麗になり、街の雰囲気も明るくなったと、エンデュミオンの元に届く手紙にも書いてあった。

「手紙を書いて、ハイエルン公爵にすぐに送らせよう」

「では、エンデュミオン達はおいとましよう。そろそろルドヴィクも起きるだろう」

 孝宏がいれば泣いたりしないだろうが、フィリーネがいればご機嫌になる。

「ではな」

 エンデュミオンを抱いたフィリーネが〈転移〉で消えると、アルフォンスは少し冷めたお茶を口に運んだ。それから深々と溜め息を吐く。

「どこに気軽に大魔法を教える大魔法使いがいるんだ……」

「大魔法って、弟子入りしないと教えて貰えないですよね」

 クラウスが貰った闇の精霊大魔法の魔法陣を眺める。

 学院で習うのは基本魔法であり、それ以上の大魔法は弟子入りした師匠から習うのである。魔法使いの系譜により構築が変わるので、魔法陣を見れば解る者にはどの系譜なのか解る。

「しかもこの魔法陣、物凄く無駄がないですよ。魔力を最小限で行使出来ます」

「エンデュミオンの残した魔法陣で公表されているのは、わざと無駄が多い構築になっているらしいからな。解りやすく書いてくれたんだろう」

 エンデュミオンが生きていた時代は、戦乱が長く続いた。だから他者に書き記した魔法陣が悪用されにくくしてあったのだろう。王宮図書館に残るエンデュミオンの魔法書はほんの一部であり、それを解読出来る者は大魔法使いフィリーネとその弟子だけだと言われる。

「あれほどの魔法書を持っていたとはな」

 楽しそうに〈エンデュミオンの魔法書〉を読んでいるアルスとカティンカを見る。分厚い。恐らく、市井にいる魔法使いには垂涎の代物だろう。解読出来るのかは謎だが。

 エンデュミオンは勿論、フィリーネもあれの殆どを網羅しているのかと思うと寒気がしてくる。そう思えば、暗号めいた魔法書で良かったのだろう。

 アルフォンスは膝の上のココシュカを、ソファーに移し立ち上がった。ココシュカはそのまま身体を丸めて眠る体勢に入る。

「余り他領に干渉するものではないのだがな……」

「今回は陛下にも知恵があれば進言をと言われていますから、いいのでは?」

 国王マクシミリアンとしては、荒れているハイエルン公爵領をさっさと立ち直らせたいだろう。領を預けているハイエルン公爵の手におえなければ、他領の公爵にも手を借りろと暗に言いたかったに違いない。

 ハイエルンに沢山居るコボルトの信用を、どこまで回復出来るかに懸かっている。あの土地は、コボルトにかなりの比重助けられているのだから。

「ハイエルンがエンデュミオンを軽く考えないといいのだが」

 エンデュミオンは黒森之國の〈柱〉である。〈柱〉が動けば少なからず、周りに影響を与える。エンデュミオンに嫌われれば、良い結果にはならないだろう。

「ハイエルン公爵へ手紙を書こう。速達で送ってくれ」

「はい、御前」

 主従二人は揃って執務机へと赴いた。


ほくほくとアルフォンス達に魔法を教えるエンデュミオンです。

魔力がそれなりに多い二人なので、大魔法を教えています。

アルフォンスは後衛攻撃・回復タイプ。クラウスは前衛攻撃タイプです。ココシュカは後衛攻撃タイプです(クラウスが前衛に出しません)。ココシュカに憑かれているので、クラウスは一般的な人族よりもかなり強いです。人狼と張り合えます。


まだハイエルンは落ち着いていないようです。コボルトは人狼との村では自由に過ごしていますが、街には一人で出かけません。かえって、ハイエルンから出た方が一人で歩いても安全です。

リグハーヴスで妖精に手を出したら、住民から総攻撃を食らいます。元冒険者がわんさかといるので、犯罪者にはとても危険です。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ついにアルフォンスとクラウス、そしてロジーナまでエンデュミオンの弟子枠に⁈ と思ったら、ココシュカも仲間入り! 公爵夫妻は無理でも、そのうちココシュカ連れたクラウスがラング・ド・シャの温室…
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