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錬金術師とゼクス

ルリユール<Langue de chat>は、製本及び痛んだ本の修復を致します。店内には素材の見本の他、製本後の本の見本もございます。本の試し読みも出来ますので、詳しくは店員にお訪ね下さい。

説明の前に行動するエンデュミオンです。


225錬金術師とゼクス


 ととととと、という音にグラッツェルは目を覚ました。

「……?」

 一瞬何処だか解らなくなったが、リグハーヴスに来て〈Langue(ラング) de() chat(シャ)〉と言うルリユールに泊めて貰ったのだと思い出した。

 微かにラベンダーの匂いのする寝具に包まれ、ぐっすり眠り込んでしまった。

 とん、と軽い音の後に「えい」と子供の声が聞こえた。

 レバー式のドアノブが動き、すうっとドアが細く開き、隙間から青黒毛にオレンジ色の錆があるケットシーと、小麦色のコボルト、白いコボルトが並んで顔を出す。ルッツとヨナタンとシュネーバルだ。

「……」

「……」

 目が合ってお互い黙り込む。

おはよう(グーテンモルゲン)?」

「おはよー」

 声を掛けるとわらわらと部屋の中に入ってきた。協力しあいながらベッドに登ってくる。

「あさだよー」

「おねぼうさん」

「うー」

 どうやら寝過ごしたらしい。昨日の納品まで、少し寝不足気味だったのだ。リグハーヴスまで遠出をして、たっぷり夕飯をご馳走になり、お風呂に入って清潔なベッドに横になった後の記憶がない。

 グラッツェルは三人の妖精フェアリーの頭を撫でてから、ぐーっと天井に向かって伸びをした。昨夜は体格が近い店主イシュカのパジャマを借りてしまった。

「ああっ、あの子達どこ行った!?」

 廊下から孝宏たかひろの声がして、「こら!」とドアが開いた。

「お早うございます。ヘア・グラッツェル。もー、お客様だから起こさなくても良かったんだよ」

「ごはんー」

「おなかすくよ」

「ねー」

 ベッドカバーの上で三人が主張する。どうやらグラッツェルが朝御飯を食いはぐれると言いたいようだ。

「じゃあ、ヘア・グラッツェルに顔洗って着替えて貰おうね」

「あいっ」

「……」

「うー」

 ルッツがするすると孝宏の肩に登り、ヨナタンとシュネーバルも彼の腕の中に回収される。

「着替えたら居間に来て下さい。ご飯用意しますから」

有難う(ダンケ)

 悪戯盛りの幼い妖精達が回収された後、グラッツェルはバスルームに顔を洗いにいって、昨日のうちに生活魔法で洗っておいた服に着替えた。

 グラッツェルが居間に到着した頃には、台所に孝宏とエンデュミオンと赤ん坊のアハトが残っていた。

「お早う、グラッツェル」

 エンデュミオンは挨拶しながら、アハトがバターの器に前肢を伸ばそうとするのをやんわりと阻止していた。その間に孝宏が薄切りにしたパンにバターを塗り終え、器に蓋をして保冷庫にしまってしまう。

「にー!」

「はい。これあげるからバターで遊ばないの」

 孝宏は不満げなアハトに、細長いパンらしき物を持たせた。アハトはすぐに両前肢で握り、端から齧り始める。

「それは?」

 グラッツェルが見た記憶のないパンだった。

 昨夜エンデュミオン達に砕けた言葉遣いで構わないと言われてそうしているグラッツェルだが、孝宏は歳上だと思う人には丁寧に話すようだ。

「グリッシーニと言う少し固めの細いパンです。生地にオリーブを入れたり、食べる時に生ハムを巻き付けても良いですよ。これはおやつ用に乾燥果物を入れています」

「初めて見たなあ」

「あー、黒森之國くろもりのくにのパンじゃないかも?」

 孝宏はエンデュミオンに返答を投げた。エンデュミオンは一口大に折ったグリッシーニを、口の前で停め答えた。

「違うな。名前からすると他の國にあるかもしれないが」

「どういう事?」

 孝宏が黒森之國の生まれでない事は容姿で解るが、孝宏の母國のパンでもなさそうだ。

「孝宏は〈異界渡り〉だ。孝宏がいた世界では、他の国の料理も相互流通していたらしい」

「〈異界渡り〉!? そういえば前に噂になった気がするけど」

「最近は孝宏しか〈異界渡り〉が居ない筈だからそうだろうな」

 エンデュミオンが憑いている〈異界渡り〉ならば、王宮や大聖堂ドムでも手は出せまい。呪われる。物凄く納得してしまった。

 孝宏はグラッツェルの前に目玉焼きと腸詰肉ブルストの載った皿と、若葉のサラダの器を置いた。それから葉野菜とベーコンが間に挟まったサンドウィッチと燻製鮭と薄切りの酢玉葱が挟まったサンドウィッチの皿も。

「あとは昨日のスープですけど」

「ご馳走だよ。今日の恵みに。月の女神シルヴァーナに感謝を」

 一人暮らしのグラッツェルは朝からこんなに用意出来ない。

 昨日の残りの玉蜀黍とうもろこしのスープは甘く、玉蜀黍の粒を噛むとプチプチと口の中で弾ける。王都の食堂で出される料理より美味しいかもしれない。ゆっくり食事を堪能してグラッツェルはスプーンを置いた。

「美味しかったよ」

「良かった。お茶どうぞ」

 香りの良いミルクティー(ミルヒテー)が出される。これもまた絶品だった。

「一休みしたら温室に行くか。グラッツェルがどんなものが欲しいのか、見本を見せるから教えてくれ」

「それは有り難いな」

「昨日のうちにリグハーヴスの街にいる妖精に素材がないか精霊ジンニー便で聞いておいた。これが返事だ」

 エンデュミオンがグラッツェルに渡した紙の束には、〈ラルス。ケットシーの髭。職業・薬草師〉や〈メテオール。北方コボルトの髭。職業・家具大工〉と書いてあった。

「なんで職業まで書いてあるんだい?」

「そりゃあ、妖精の持つ技能によって、出来上がる護符アムレットの性能が変わるからだ。知らないのか?」

「それ、偶発的なものじゃなかったんだ……」

「地面に落ちている髭だと、誰のものか解らないからなあ。鑑定しても〈ケットシーの髭〉としか出ないだろうな。相当上級の鑑定でもないと」

「うわあ……」

 多分、殆どの錬金術師はそんな事は知らない。

 ぱらぱらと紙を見ていくと〈エンデュミオン。ケットシーの髭。職業・大魔法使い(マイスター)〉〈ヴァルブルガ。ケットシーの髭。職業・魔女ウィッチ兼お針子〉〈ルッツ。ケットシーの髭。職業・冒険者兼軽量配達人〉〈ヨナタン。北方コボルトの髭。職業・機織り職人〉〈シュネーバル。北方コボルトの髭。幸運グリュック妖精フェアリー。職業・魔法使い(ウィザード)兼魔女見習い〉〈ホーン。北方コボルトの髭。職業・先見師〉〈ギルベルト。ケットシーの髭。職業・元王様(ケーニッヒ)〉〈カティンカ。ケットシーの髭。職業・執事補佐〉〈クヌート。南方コボルトの髭。職業・魔法使い〉〈クーデルカ。南方コボルトの髭。職業・魔法使い〉〈グラッフェン。ケットシーの髭。職業・家具大工見習い〉等が出て来て、グラッツェルは気が遠くなりかけた。

「こ、この元王様って何!?」

「そこの〈ナーデル紡糸(スピン)〉にいるギルベルトだな。この間までケットシーの王様だったんだ。数百年分の髭があるんじゃないか?」

 全部市場(マルクト)に出されたら値崩れする。

「安心しろ、エンデュミオン達は、グラッツェルとしか取引しないから」

「どうして」

「別に暮らしに困っていないし、きちんと交渉してきたのがグラッツェルだけだからだ」

「今まで街に妖精が居なかっただけだろう?」

「でもそこに気付いたのはグラッツェルだからな。買い占めて転売もしなさそうだし」

 そんな商才があったら錬金術師はしていないだろう。

 グラッツェルがお茶を飲み終わるのを待ち、エンデュミオンは外套を着た。グラッツェルにも外套を着るように勧める。

「すぐ暖かい場所に行くんだが、一度外に出るからな」と前置きして、〈Langue de chat〉の裏庭に〈転移〉で出た。雪に覆われた裏庭には、立派な硝子の温室が建っていた。

「上下にドアが分かれているから、上のドアノブを使って開けてくれ」

 上のドアノブを使うと、下のドアも一緒に開いた。下のドアは妖精用なのだろう。

 温室の中は春の陽気だった。入ってすぐの場所は薬草ハーブ園や、普通の野菜が植えてあった。四季が滅茶苦茶な植生だったが、建てたのがエンデュミオンとギルベルトだと聞いて、グラッツェルは黙った。

 大魔法使いと元王様ケットシーを、誰も止めなかったのだろう。止められなかったのかもしれないが。

「奥にいこう」

 エンデュミオンについてまるで森の中のような温室の奥に進む。何処からかコポコポと水が湧き出る音がしていた。

 繁みの間の小道を抜けると、開けた芝生の広場に出た。白や黄色、青やピンクの小花がぽつぽつと咲いている。

 その広場の中を、姿が見えなかったルッツ達が走り回っていた。

「この辺でいいかな」

 エンデュミオンは〈時空鞄〉から毛布を取り出して、走り回るルッツ達の邪魔にならない場所を選んで芝生の上に広げた。温かいので外套を脱いで毛布の上に置く。

「エンデュミオンが今持っている素材を見せてやろう」

 毛布に腰を下ろしたグラッツェルの前に、次々と小瓶や木箱を置いていく。

「これが木竜グリューネヴァルトの鱗だな。こっちが涙の結晶だ。結晶は良いやつはシュネーバルの杖に使ったから、少し質が落ちるが。この木箱の中のは一角獣の角だ。生え代わりの時期に要らないからと貰った。これが変幻眼蜻蛉の眼内レンズだ。望遠眼鏡の素材だな。これが三頭魔犬ケルベロスの髭だ。昔遊んだ時に貰った内の一本だ。これが不死鳥フェニックスの羽根で毛繕いで抜けたのを貰ったやつだ」

「待った」

 説明されている内容がおかしい。なんだその高級で上級の品揃えは。

「ん? 水竜キルシュネライトの鱗も貰えると思うぞ。今ラルスの所に遊びにいっているみたいだが」

「いや、上級素材過ぎるって」

「そうか? それ程の物でもあるまい。グラッツェルならばこれらの素材でも護符が作れると思うぞ。かなり修練しているだろう。それに素材の値段はあって無いようなものだろう。ギルドを通さない売買ならば、お互いが納得すれば良い筈だ」

「そうだけど」

「作った護符はリグハーヴスなら確実に冒険者に売れる。質が良いものなら尚更だ。一つ一つ作っていけば良い」

 昨夜夕食の時に、リグハーヴスの賃貸料は王都に比べると安いと教えて貰っていた。グラッツェルなら充分暮らせるだろう。

「それにグラッツェルの護符は王都並みの値段にはしてほしくないからな。高過ぎて誰も買えない薬や護符など、無いのと同じだ。使われてこそ意味がある」

「確かに……」

 王都では錬金術師の薬が高くて買えない者もいるのだ。グラッツェルは高価な薬を扱ってはいなかったが、心が傷んだものだ。

「だけどエンデュミオン、これだけの素材となると、鑑定魔道具の設定超えると思うんだが」

 鑑定の能力を持つ者は人族では限られるので、鑑定用の魔道具がある。だが上質な魔石が入った鑑定魔道具でないと、上級素材や魔道具は鑑定しきれないと言う欠点もあった。

「錬金術師ギルドで鑑定出来るんだけど、手数料を取られるんだ」

 鑑定する物の数があると結構馬鹿にならない。

「そんなところで小遣い稼ぎをしているのか」

 エンデュミオンは鼻を鳴らした。それからキラリと黄緑色の瞳を光らせる。

「グラッツェルなら大丈夫か」

「え?」

「よし、この奥に行くぞ」

 エンデュミオンは一度出した素材を〈時空鞄〉にしまい、立ち上がった。毛布の上に外套を置いたままで。

「まだ奥があるのか? 温室の奥行きがおかしくないか?」

「それはギルベルトに言ってくれ」

 芝生の上を歩いていくエンデュミオンについていく。後ろを振り返ると、毛布の上にルッツ達が歓声を上げて転がるのが見えた。人の子供と変わらなくて可愛らしい。

 先程と似た繁みの間を抜ける。肌に湿度のある空気を感じ、はしゃぐ子供の声が聞こえた。

 開けた先には石で囲まれた、湯気の立つ池が広がっていた。

「うわ、温泉!?」

「ここはケットシーの里の温泉だ。ギルベルトがエンデュミオンの温室と繋げてしまったんだ。限られた者しか知らないから、秘密だぞ」

「言えないだろ、こんなの……」

 色々な柄のケットシー達が温泉に浸かっている。人懐こく、エンデュミオンとグラッツェルを見ると前肢を振ってくれる。

「この先が居住区なんだ」

 エンデュミオンは辺りを見回しながら、ゆっくりと歩く。何だか良く解らないまま、グラッツェルはついていくしかない。

 居住区ではケットシー達が思い思いに過ごしていた。木漏れ日の下で遊んでいたり、木の虚の中で昼寝をしていたり。大きさも柄も様々だが、一般的な大きさはエンデュミオン位のようだ。

「あの子器用だな。籠編んでる」

「どれ行ってみるか?」

 グラッツェルが目に留めたケットシーは、灰色のハチワレだった。口元と腹、四肢の先が白い。ヴァルブルガに似た毛質と体つきをしているが、耳は立ち耳だ。

「ゼクス!」

 エンデュミオンが声を掛けると、ゼクスと呼ばれたケットシーは顔を上げた。オレンジ色の瞳でじっとグラッツェルを見てから目を細めて笑い、ポンポンと自分の隣を叩き、座れと合図する。

「お邪魔するね」

 グラッツェルはゼクスを挟んでエンデュミオンと草の上に腰を下ろした。

 ゼクスは細い蔓で籠を編んでいた。器用だ。

「ゼクスはヴァルブルガの血族なんだ」

 どうりで似ている。見ている内にゼクスはするすると籠を編み上げて〈時空鞄〉に入れてしまった。背後の虚の中にあった木彫り細工の入った箱も〈時空鞄〉にしまう。自分の木の前で作業をしていたらしい。ケットシーには一人に一本、自分の木があると言われている。

「ケットシーってあるじが名前着けるって聞いたけど、通り名はあるんだ」

「そりゃあ、誰だか解らなくなるからな。大抵柄や色だな。エンデュミオンはグラウ(灰色)と呼ばれていた」

「灰色の縞だもんな。ゼクスは? 数字の六ってなんで?」

「指が六本あるんだ」

「はい」

 にゅっとゼクスがグラッツェルの前に前肢を広げた。親指にあたる部分に二本ある。

「おお、凄い」

「六本指のケットシーは器用なんだ。元々ヴァルブルガの血族は器用だけどな」

「へえー」

 グラッツェルはゼクスの前肢をそっと掴み、ピンクの肉球をぷにぷにしてしまった。五本指のケットシーより前肢が大きい。

「くすぐったいよう」

 幼い子供の声でゼクスが言った。もう片方の前肢で、ぺしぺしとグラッツェルを叩く。

「おっと、ごめんね」

「だっこ」

 するりとゼクスはグラッツェルの膝の上に収まってしまった。四肢が太めで尻尾も太く、丸い身体は撫でるとふかふかで温かい。くるくると喉を鳴らす音も可愛い。

「ヴァルブルガよりかなり若いな。ここでは時々六本指のケットシーが産まれるんだが、問題はないから安心しろ」

「あ、足も六本指だ」

 ゼクスの真っ白い肢の先にも六本指があった。爪を引っ込めていると、丸い白パンみたいだ。

「それで、名前はなんにする?」

「へ?」

「グラッツェルにゼクスが憑いているぞ」

「はあ!?」

「憑く相手はケットシーが決めるんだ。誰かグラッツェルに憑く者がいないかつれてきたが、やっぱりいたな」

 ニヤリとエンデュミオンが笑った。何だか笑みが黒い。

「扶養家族が増えるが頑張れ」

「事前に説明しようか、エンデュミオン……」

 もう確実にリグハーヴスに引っ越さねばならない。王都でケットシーを連れて歩けはしない。物騒すぎる。しかも珍しい六本指だ。

「雪が降る前に、リグハーヴスでは移住者の為に住居を増設したんだ。領主も職人なら小さくても戸建てを優遇してくれる筈だ」

「頼むよ、本当に」

「引っ越し祝いに、倉庫用〈魔法箱〉作ってやる」

 そういう意味ではない。でも貰えるものは貰おう。

 グラッツェルはゼクスの丸い頭に掌を乗せた。

「これからよろしくな、ゼクスナーゲル」

「はいっ」

 元気良く、ゼクス改めゼクスナーゲルが前肢を挙げた。

「で、これから王様に挨拶してから、領主館に行ってアルフォンスかクラウスを掴まえて、家を確保しよう。最低限の家具付きの筈だからすぐ住める。王都の荷物を取りに行く間、ゼクスナーゲルはうちで預かるから。錬金術師ギルドの異動届けも必要だな。リグハーヴスでは魔法使いギルドで代行してくれるだろう。それと子供用の椅子は大工のクルトに頼めば作ってくれるから──」

 エンデュミオンが立て板に水を流すように喋りだす。

「待って、紙に書かないとどれかは忘れる!」

 慌ててグラッツェルは手帳と鉛筆をベストのポケットから取り出した。


 ──錬金術師グラッツェル。リグハーヴス初の高位錬金術師として後世の記録に残る。その傍らには常に六本指のケットシーが居たと言う。


リグハーヴスは錬金術師をゲットした!


自分の落ちた髭を集めちゃう動物型妖精達。

そのうち水属性妖精のタテガミと尻尾の毛、木属性妖精の髭とかも届きそうです。闇属性妖精のトゲとか。

地下迷宮の魔物が枯渇する事はないので、エンデュミオンとしては冒険者には命大事に冒険活動してほしいのです。

ちなみに地下迷宮に底があるのかどうかと、ダンジョンマイスターがいるのかは謎です。

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