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異世界に行く羽目になった死んだフリの天才  作者: ブルータス
成長編
40/68

1日目 その後

ララの服は適切ではなくてきとーに高いのを買った。

店主(スカートのオッサン)に相談とか面倒くさそうな匂いがプンプンしすぎて……。

買う時もテンション高くてイラっときたし。


その後はいい感じな定食屋で俺は地竜のステーキ定食(一番高い料理)、ララは親子丼(二番目に安い料理)を食べた。

最高に美味しかった、目の前で美味そうに食ってやった時の恨めしそうなヤツの面が。


優しい俺はステーキを一切れだけ目の前で唾液を塗りたくってからくれてやる。

すると、ララはなんの葛藤もなくステーキを地面に叩きつけ…ようとしたところで囁いてやった。


「おいおい、なに捨てようとしてんだよ。もしかしたらそういう幻覚見せただけかもしれないだろ。それに食べ物粗末にするなよ。叩きつけた瞬間白い目で見られて以後入店禁止になるぞ」

と。


案の定食いやがった!

ブハハハハwww


まぁ幻覚だが。

だって唾液塗りたくって食わすとか変態っぽいし。

ただし、これは主人を妬んだ罰なので触覚に幻覚をかけてそれっぽくヌルヌルしていて味が薄い感じにしておいた。


……それを嫌々食べているのを見て思った。

やっぱ幼女はないな、つまらん。

十年後にもう一回やろう。



その後、魔の森でララに【鑑定】や魔法などの誰でも使える便利スキルを取得させた。

そしてその時に知った。

ララの保有属性が聖水、火、土、光、溶岩の五属性である事…はついでで。

なんと!俺の眷属になった事で【隠蔽】を取得していたのだ!

隠蔽は取得が面倒いらしいから俺の眷属になった中では運が良い方だった。

俺の眷属になった場合、普通は膨大な魔力だけであり、織晴のように能力の進化ができた例は他に無…ああ、あのスライムがいたか。規格外すぎて忘れてたわ。…一匹しかいない。

しかも、いい感じな眷属ができても、残念ながら眷属になった瞬間からスライムは分裂できなくなる。

ふざけんなよ!それじゃスライムただの雑魚になるだろうがッ!

……だから彼女(ララ)は運が良い方なのだ。


とりあえず今日はララに便利なスキル(熟練度 1)を覚えさせてから街で泊まる用の金を与えて家に帰った。



微妙に記憶に残るセリフ。

人(主観)はそれを、伏線と呼ぶ!

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