家が完成した。これからなにしよう?
なんやかんやあったが、異常なステータスによって家を建てるのはめっちゃ楽だった。木材は軽々持てるわ魔法でまとめて動かせるわ、凄いな。
で、家が出来た。イメージは森にある別荘みたいな感じ。にしてもほんとに半日でできるとはね·····。我ながら恐ろしい。
「エリシア、とりあえず色々教えて欲しいんだけど」
「分かってるわ。さ、中に入りましょ?」
おい、建てた人より先に入るとは何事じゃい。まぁいいけどさ。
中は結構広くて快適そうだな。とりあえずリビングに行くか。
「じゃあ、色々お話しましょ?」
エリシアはもうテーブルに座っていた。
「じゃあ質問。このステータス、何があったの?龍皇だとか魔女だとかの加護?がついてるんだけど」
「それは私があなたに付与できる最高の加護を転生特典に加えたの。ほら、サービスするって言ったでしょ?」
「確かに言ってたけどさ、いくらなんでも強すぎない?」
「ないよりはマシでしょう?色々と便利だしね」
そう言われると便利なんだけど·····。まぁ別に制約がたる訳じゃないみたいだからいいか。
「じゃあ次の質問。なんでエリシアがここにいるの?仕事は後輩に任せてきたらしいけどさ」
てっきり念話みたいに話せるだけだと思ったら目の前にいたからびっくりしたよ。天使モード(仮)の時みたいな輪っかと翼はないけどまんまエリシアだったからな。
「うーん·····、なんて言うかな。人間の長期休暇みたいなものよ。私、これでも偉い方で仕事も優秀だから色々できるの。で、不老不死になったあなたの所なら楽しいことあるかなって思って着いてきたって訳」
「長期休暇ねぇ·····。人間くさい天使ね、全く」
でも、新しい世界で1人で暮らすのはぶっちゃけ少し心細かったから有難い。しばらく居てくれるなら大歓迎だ。
「で、これから何しようかな。近くに街とかないの?お腹減ったよ」
そう、もう辺りは暗くなってもう夜だ。夕飯時だからなにか食べたい。不老不死になってもお腹は減るらしい。
「なら、ホウライの街に行きましょうか。美味しい店もいっぱいあるわ」
ホウライか。なんか聞き覚えのある名前だな。まぁいいか。
「じゃあ行こうか。あれ、お金とかは?なんも手持ちないんだけど」
「それなら、そこの袋開けてみて」
ん?こんなんあったっけ?とりあえず開くか·····え、凄い。めっちゃ金貨がある!どれだけの価値かは分からないけど多分100枚近くある。
「それは金貨袋。無限に金貨が出てくるわ。だからお金のことは問題なし」
凄すぎる。食べ放題の遊び放題じゃん!やった!
「じゃ、ホウライに行きましょうか」
「うん!何食べようかなー」
そんなこんなであたし達は夕飯を食べにホウライの街へと向かうのだった。




