閑話≡事件の真相
どういう経緯で朱音達が拉致されたのか書いてなかったので書かせてもらいました。
時系列的には桜が学校に行って家にはいない時の話です。
凄く短いです
桜が学校へ出掛けた後洗濯機を回してる間、二人は床に座りながら話をしていた
「それにしてもまさか自分達のご主人様を名前で呼べるなんてね」
「本当に驚きですよ。奴隷が二人って言うだけでも驚きですのに名前で呼べだなんて」
朱音と水奈は桜について話をしていた
「ご主人様って優しいというか…変?」
「こら。ご主人様になんて事言うんですか。確かにご主人様の行動はわかりませんがそんな事言ってはいけませんよ」
「…うん。そうだね、ご主人様は私達のご主人様なんだもんね」
朱音は微笑みながらそう言った
「…私ね。最近、ご主人様なら信じてもいいって思えてきたんだ」
「…何故ですか?」
水奈も少しだけ微笑みながらそう聞いた
「確かに人間は傲慢だし自分の事しか考えてないけど…ご主人様はなんか違う気がするんだよね」
朱音は今までの桜との出来事を思い出しながらそんな事を言う
「また、裏切られるかも知れませんよ?」
「それでもだよ。私はご主人様を信じてみたい」
朱音はそう言いながらグッと拳を握った
「実は…私もなんです。ご主人様なら信じても大丈夫。そんな気がするんです」
「私達ご主人様の奴隷でよかったね」
「ふふふ、本当ですね。あ、これご主人様に言ったら『奴隷じゃなくて家族だから』なんて言われてしまいますね」
水奈がそう言うと朱音も笑いながら同意した
「本当、ご主人様は面白い人だよね」
「そうですよね。今も私達を影にではなく普通に生活させてくれるんですから」
水奈はそう言いながら冷蔵庫に飲み物を取りに行った
その時
フシュー!!
「な、何これ!?」
「し、視界が」
突如空いていた窓からスモーク弾を投げ入れられ桜の家は煙まみれになってしまった。
しかし魔術的な何かが働いているのか朱音と水奈には煙が直接触れる事はなかった
「朱音!!気を付けて何か、んぐっ!?」
「水奈!?どうしたの水奈!?」
朱音が呼び掛けても水奈からの返事は来なかった
「な、何がどうなって」
その時朱音は後ろから口にハンカチを当てられた
こ、こんなもの…!?
朱音が抵抗しようとしたとき全身に電流が走った
「んぐっ!?」
朱音は電流が走った際ハンカチ越しに息を吸ってしまった
「…お兄…ちゃん…」くた
朱音はそこで気を失った
「って言うことがあったんだよ」
「…それで気がついたら」
「うん、裸だった」
桜は朱音に誘拐された時の事を詳しく聞いていた
ガスは触れなかったらしいけど…
体内に直接はダメなのか?
「ごめんねお兄ちゃん、私が頑張ってれば…」
「死角からこられたんだ気づけないって」
桜はそう言いながら朱音の頭を撫でた
「二人ともそろそろご飯出来ますよ」
「あいよー。それじゃ腹も減ったし行くか」
「うん!!」
こうして今日も桜の少しずれてる日常は進んでいく
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