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ガンジー(元爺)サーガ  作者: タマ
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忙しい・・・

疲れた..

前世も含めて国造りの知識など俺には無い..

人魚達に至っては、国を持った事すらない..


今迄、結構助かってる小説にも。建国前の戦いや葛藤の場面は多かったが..国を建てた後の部分は..誰々の働きでとか、その1年後とかしか書いて無かったよなあ..


「ルールー、どうしたい?」

今この場には14人の大隊長とシールーが居るだけ

俺はドリーを膝に乗せて丸投げを画策中だ


「私に、国の事など解るハズ無いのは知ってるでしょう。ガンジー様が決めて下さい」

投げ返された..他の大隊長達も頷いてるし


「人魚の国だから、人魚達に決めて欲しいのだけど。取りあえず位を1つづつ上げて、中隊長の下にも新しく小隊長を作って。少しづつ負担を減らしながら考えて行こう」

「「「はい」」」

先送りにしただけである


ふと思って聞いてみる

「お前達は、偉くなりたいか?贅沢はしたくないか?」

答えは解っているが確認したくて


全員首を横に振りながら、呟く者も居る

(いみがない)(なんでえ)(めんどお)(たたかえるのか)(おいしいの?)(こ、こだ・・・)


頭が痛くなるような呟きや..恒例のも

やっぱりこんなものだと笑えて来た。


「これだけは、全人魚に伝えて。人魚は国を持った。子供達の為、これからの人魚の為に強く在れ。嫌な事は嫌だとハッキリ伝えろ。子種をやると言われたら断れ!自分が欲しいと思う男以外の子種は要らないと!」

人魚達は頷いてから笑った


国を建てたから何かをしなければいけないと..

自分で勝手に焦って疲れてただけ


国を建てたから変え無くてはならない。ではなく、運営に影響が出る部分を変えて行けば良いと思ったら。楽になれた


兎に角出来る事から始めよう



モスタウンに行き、残念囚達に報償金金貨100枚に加え様子見囚5人分の金貨30枚と。取り上げていた魔石を渡し。キースにギルドへの復帰が出来るか?のテストを頼む。


爺ちゃんに人魚の国の成立を伝えると


「解っておったわ」

とあっさり返され


クライムの町で父ちゃんと話し中です


「父上、パンの代金は正常な代金で取引するとして。現在のクライム領の支出と収入のバランスは真珠を外した場合どうなりますか?」

人魚達だけでは無くクライム領とのバランスも考えなければならないと気づいた。自分の頭の中の都合だけでは、自分が死んだら動かなくなってしまう。


「真珠を外すと、トントン..いや、少し赤字だな。兵がまだ増える..」

父ちゃんが答える。蓄えはかなり有るハズだが、先細りは避けたい。


「父上、人魚群島共和国に。砂浜を年間真珠300個でお貸し下さい」

これなら大丈夫かな?


「それは助かるな。余裕で黒字に出来る」

嬉しそうに笑う父ちゃん。爺ちゃんに丸投げされて気の毒だ


「若い騎士達をお借りしても良いですか?」

突然思いついた事を試して見ようと思った


「何に使うのかな?」

不思議そうな父ちゃん


俺は「ニッ」と笑う


「妻子持ちと彼女持ちは外してくれよ」

呆れた顔で言われた




群島に戻り先ずは形からと。14人の大隊長の昇進と役名を付ける。役名は面倒だったのでアバウトだが..



グリーンジェネラル・メイリン

ブルージェネラル・リンリン

レッドジェネラル・テンテン

イエロージェネラル・マールー

ピンクジェネラル・エンエン

ピュアブルージェネラル・ロンロン

モスグリーンジェネラル・エルメル

タークブルージェネラル・カールー


オレンジミニスター・メルメル

ブラウンミニスター・リールー

ワインレッドミニスター・ワーワー

イエローグリーンミニスター・サルサル


パープルプロフェッサー・サールー

ホワイトマザー・ルールー


戦隊物みたいな名前になった..

嬉しそうに笑ってる人魚達が謎だ..



「既に訓練を終えている者で、真面目に頑張ってる18才以上の人魚の中で。特に、子供を欲しがっている者達はどれくらい居るかな」

余り聞きたく無い質問をする


「半数くらいかと思いますよ。戦闘を好む者も結構居ますし」

リールーが答えてくれる


「戦闘を好む人魚達は、黒組の60人を全員戦闘班長に昇進させて。その下に振り分けてくれるかな」


「解りました」

リールーが答える


「子供が欲しい人魚達が多いようなら、子供を産んだ事がない人魚優先で年上から順番に200人選んで欲しい。真面目に頑張ってる人限定を忘れない事」


「解りました。厳しく選びます」

リールーが答える


「マールー、選ばれた200人は砂浜の西側で。他の人魚達とは別にして管理してくれるかな」


「良いけど、仕事は何をさせれば良いの?」

マールーが質問してきた、マールーの癖に..

何も考えて無かった俺は一瞬固まった..


「午前中は訓練させて。午後からは自由にさせてあげて」

適当過ぎるだろ..



日に日に増える奴隷の焼き印を持つ者達の焼き印を消す作業に掛かる事にした。早く中間になった者から順番に。


毎日疲れ果てる程繰り返す作業..

「ガンジー様、来てください」

リールーが突然呼びにきた



「早く私達の焼き印を消せと言ってるのです!」

4人の人魚が居る中の1人が命令口調でルールーに言っていた


「どうしたの?」

のんびり聞くと


「長老権限で、国の管理を任せろ。と言っています」

ルールーが困った顔で言う


「みんなはどうしたいの?」


「任せられるハズは無いのてすが、長老権限は..」

サールーが答えるが、言葉に力がない


ここでも幼い頃からの刷り込みが作用してるのか..タメ息が出る


「この男はなんですか?人魚でも無いお前が人魚の国の事に口を挟む必要は無い!焼き印だけ大人しく消していれば良い」

あらら、怒られちゃいました..


「黙れ!ガンジー様がこの国を造った。ガンジー様が居なければ今頃、私達は死んでいたでしょう」

俯いていたメイリンが、突然怒りをあらわにして剣を突き付けながら言った。後ろでは大隊長全員が怒った顔で長老達を睨んでいるし..


「やめろ、メイリン」

「で、ですが..」

「やめろと言ってるだろ」

「はい」

剣を収めさせた


この長老を名乗る者達は東側の海沿いの領主の元で奴隷として暮らして居たらしい。1週間程前に仲間に入り、3日程して若い人魚しか居ないと知るや。態度が変わり始めたらしい。


人魚達は年齢が増えると共に修得に掛かる時間も増えていく。年老いてからは、何を修得するのも難しいと考えた自称長老達は。自分の立場を守る為に焦ったのかもなあ..


「この自称長老達と共に来た人魚達を集めてくれ」

忙しいのに..更に増える面倒に..あたまを抱えたくなった

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