無詠唱出来るかな
先日の猪事件以来、危機発生→魔法発動のタイムラグが気になって仕方がない。現実問題として物理攻撃が年令相応故に有効足り得ない分、魔法に頼るしかないのが現状だし。
使用武器の剣も槍も木製オンリー
そこで又々昔読んだ小説の一節にすがる事にしてみた。
「無詠唱」←魔力発動時の魔力の移動と変化(波動)を覚えて意識の集中とイメージだけで発動出来るように訓練する。
結構難しい...
1ヶ月余り掛けてやっとまともに発動させる事は出来るようになったけど。あくまでも発動出来るだけ。魔力使用効率も発動時の威力も酷い有り様...
地道に訓練を続けて行くしかないね
毎日少しずつだけど効率がアップしてるのも解るし頑張るしか無いでしょ!
前世では子供の頃は遊んでばかりだったけど
今は修行が楽しくて仕方ない
強くなるって楽しいものなんだ♪
剣も槍も上達してるのが解るし
爺ちゃんも父ちゃんも喜んでくれるしね
まあ、5才半と少々にしてはだけども
爺ちゃんは戦争経験者だから戦場の話もたまにしてくれる
この世界の戦争では魔法は余り役に立たなくて物理攻撃がメインになるそうです。
理由は簡単で、魔法防御って魔法が有って
その効果で魔法そのものが消失する為に実害が有るのは地属性魔法で巨石を投ずる場合くらいだとか(魔法防御の有効範囲が10メートル前方ってのも効果が大きい理由)
そもそも個人の保有魔力量が少ない事も有って巨石を投ずるような大きな魔法1発でガス欠退場するのが殆んどだって。
魔法防御にも欠点は有るらしいけど専門家じゃないので解らないって言ってたけど...
この世界の神様は
主神がアマテールって女神様で
6柱の従属神が居てそれぞれの部門を統括してるそうです
火の神様サラマンダー
水の神様ウンディーネ
風の神様シルフ
大地の神様ノーム
光りの神様アポロニア
闇の神様ハデスト
魔法発動の呪文も属性神に御願いする形で発動させます。
現在の俺が使う魔法は特訓に水魔法
狩りに風魔法
武術の鍛練時に光り魔法って感じです
最近思う事が有ります
「魔法って何だろう?」使えば使う程違和感が...
違和感の正体は解ってる。
風の魔法はそこに有る空気の形容を変えたり圧縮後に拡散させたり
水の魔法は辺り一帯から水分を抽出、足りなければ錬成する
土の魔法はそのまま土を固めたり別の鉱物に変質させたり
光り魔法の活性化は多分酸素とか糖質とか脂質等肉体を活動させるのに必要な純粋なエネルギー成分を補填する事で身体能力を向上させる。当然脳の働きも活発になるような成分も含まれてるハズだけど。これも一種の錬金術だよね。
魔法はイメージが大切だけど、効果を上げる為には願うだけじゃ無くて錬金術の理を知る事も重要なんだと思う。
大量の土からは微量のアダマンタイトしか出来ないのに、少量のアダマンタイトから大量の鉄が出来るように。
実はアダマンタイトを少しだけ持ってます2グラム程
その為に使用した時間と魔力と大量の土砂...
とても割りに合わない