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ガンジー(元爺)サーガ  作者: タマ
30/206

貰っちゃって良いよ

船はアッサリ沈んだ呆気ない程に

そりゃあ仕方無い、船底に穴が空いたら沈むのが重力と浮力の法則と理だから。


で、砂浜に縛られて転がってる38人と..

人魚達に囲まれて小さくなってる予定外の30人。

人魚に捕らわれていた者はいませんでした。

転がってる連中は海に飛び込んだ人達、海中で人魚に敵うハズなどなく。アッサリ捕縛絶賛転がり中。

予定外の30人..俺に船奴隷(漕ぐ労力要員)の知識など有るハズも無く。困った予定外さん達、それも耳と尻尾付き..獣人て種族の人達。


転がってるメンバーの中で、一番身なりの良い格好をした人に取り敢えず聞いてみる。

「貴方がこの人達の頭ですか?」

「誰に対して逆らったと思ってる!オレはギャルソン子爵の3男シーメールだぞ。ただでは済まさんから覚悟しろ!」

いきなり怒鳴られた..

ギャルソン子爵..女子が損する

シーメール..竿付きねえ

何て、前世の下らない事思い出してたら、何を勘違いしたのか

「今更、恐れても、もう遅いぞ!」

とか凄んでるし..全然恐く無いけど

「私は、クライム男爵家のガンジーと申します。我が領地の民を3人、先に手を掛けて殺されておりますが?」

「人魚など下らん。高貴な貴族であるオレとは、存在そのものが違うだろうが!早く縄を切れ!」

ナイフを抜いて近付く

「そうだ!それで  う、うおっ」

サクッと腕を切ってあげた

「人魚は切られれば赤い血がでます。貴方も同じ赤い血が出てますが、何処が違うのですか?青い血でも出れば高貴と認めもしますがね」

「な、何をするのだ。私の母は何々伯爵の娘でこんな事をしてただで・・・・・」

声に迫力が無くなって、言ってる事も滅茶苦茶..面倒くさくなって来たので

「貴方は無断で我が領地に踏み込み民を傷付けた。これは立派な侵略行為、戦争です。勝てなかったから帰らせろでは済まされない!命を持って償って貰います」

きっぱり告げる。


「ミーニーラー!」

大声でミニラを呼ぶ。ミニラの耳が良いのか?特別な何か有るのか解らないが、かなり離れた聞こえるハズの無いような所からでも呼べば必ず。呼んだ?って顔のミニラが来る。

今砂浜で転がってる人達も、予定外さん達も此処から出す気が無くなったのでミニラを呼んだのだ。

余り待たせると面倒なので..ミニラが


「ド、ドラゴン!」

ミニラが来た途端人魚達以外の者達が息を呑む

立ち上がろとする獣人も居るが人魚達が抑える


「貴方達の命は奪いませんが、拘束させて貰います。逃げようとすればどうなるか解りますよね!大人しくしてて下さい」

「ミニラ、前に海から引き抜いた鉄棒があそこに有るから。この獣人さん達の周りに半分位まで打ち込んでくれるかな?これくらいの巾で」

手を20センチ程の巾で広げる

「ゴルル!」

ミニラが、サクッと直径7メートル程の円形の檻を作ってくれた


「ルールー、崖下に杭を1本打って。縦に180センチ空けて1本打って。同じ形で横に1メートル半間隔で39本打ってくれるかな」


崖下に38人の男達が大の字に寝かされて手足を杭に縛られている。獣人達は檻の中で、俯くように座ってる。

「サールー、獣人さん達に、水とご馳走を差し上げて下さい」

「解ったあ」

サールーが走って行く

「さあ、本日のメインイベントです。男が欲しい!子種が欲しい!と叫んでた人達。この男達の周りにムシロを吊るして見えなくしたら。子種貰っちゃって良いですよお」

言った途端

「ワーッ、キヤーッ」

って叫びながら男に跳び寄るので

「待ちなさい!先に見えなくするのが先です!後、直ぐ死ぬと困るので朝昼夜に水を、朝晩にパンを。時々の休憩も上げて下さい。余分な会話や優しくするのは禁止します。守れない人は、ここで住む権利を剥奪しますからね。それから、獣人さん達からは貰っちゃ駄目ですよ!」

凄い勢いで跳び始める人魚達....


「ミニラ、俺は少し用事が有るから日暮れ迄狩りをしててくれるかな?」

「ゴルル!」

ミニラが飛んで行く

「ルールー、話しが有るからついて来て」

「はい」

ルールーに合わせてゆっくり歩く


海岸から離れた坂道の途中で聞く

「ルールーは子種貰わないの?」

「いえ、私はガンジー様が発情するの待ちます」

「どうして?」

「他じゃ嫌な気がするので」

「俺が発情したら他の娘達にも子種あげるよ?」

「当然じゃないですかあ」

意外な答えに一瞬考えて

「独占欲とか無いの?ジェラシーとか?」

「何ですか?それ」

考えさえ浮かばないと不思議そうな顔された

「じゃあ、全部の人魚達に俺の子種をあげたらどう思うの?」

「普通の事じゃあないですか」

又不思議そうな顔をする。概念も発想も感覚も全く違うのだ考える俺がバカだった..

「俺がルールーに発情したら嬉しいか?」

一応聞いてみる

「決まってます」

頬をを染めながら見惚れるような笑顔を返された

命のやり取り、戦場、闘いの後は性欲がたぎるといいますが、種の保存本能の成せる業何でしょうか..理性が飛ぶ


お待ちかねのR18も真っ青の展開に突入します

暗転・・


「お祖父様、ギャルソン子爵の3男のシーメールと言う者を捕らえた事を御報告しに上がりました」

クライム男爵館に来てます

「して、詳細は?」

「はい、海岸に海から上陸して人魚を3名殺めましたので捕らえました。船を沈めた上で10名を殺害、38名を捕縛、奴隷30名を押さえました」

「ほお、派手にやったのお。で、どう処理致すのじゃ?」

「はい、奴隷は浜辺の労力。残りは種だけ貰って消えて貰おうかと」

「過激じゃのお。良い、任せる」

爺ちゃん、やけに嬉しそうだ

「父上、ギャルソン子爵から問い合わせて参った場合の返答は如何しましょうか?」

父ちゃんも居ます

「決まっておろう、知らぬで十分じゃ。もししつこいなら、もしや無断で他領の財産で有る奴隷を簒奪するような事を考えたのか?とでも聞いてやれ」

相変わらず爺ちゃんは豪気です

「しかし、ガンジー。思ったよりやるな」

父ちゃんに笑われた

50人殺す事を普通に躊躇わない..この世界の常識

生き残りから発生する事態の方が面倒だから..


海岸に戻り死体の処理結果をニコニコしたルールーから聞き

小屋に戻ってミニラの頭をひたすら撫でる事3時間..

色々有った1日が終わった

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