名前・・・・・
御購読下さり有難う御座います。
書いてる手順が他と異なる部分が御座います。
記憶を頼りに、下書き無しで書いておりますので、最新話の書き足しを小刻みに繰り返す形で書いています。二行増えてアップ五行増えてアップ見たいな事も屡々発生します。
出来ましたら、最新話の1話前購読をお願い致します。
前世も含めまして。ものを書くと言う行為自体が初めてですので、拙い文章、誤字脱字はご容赦下さいませ。
記憶も新しくなって参りましたので、廻りも少しは詳しく書けるかと勝手に思っております。
後3年分の記憶を書き終えれば、リアルタイムスタートです。
よろしくお願いいたします
m(._.)m
爺ちゃんが来て、海見て無言になった
父ちゃんが来て、海見てやっぱり無言になった
俺も海見て無言になるし..
もう直ぐ春、俺ももう直ぐ12才になる。
海には500人以上の人魚が居る..
クライムの町より余裕で多い
何でこうなった..
話しは簡単、人魚の結束は固い。人魚は冷遇されるのが当たり前の世界なのに。ここには、お人好しの馬鹿で甘い奴(俺)が居て。全く差別も偏見も酷使も暴力も無い。
死んで当たり前の戦場みたいな海で暮らす人魚の死亡率が下がるなんて、有り得なかったらしい。
訓練が受けられて、訓練に耐えるば強くなれる。強くなれば生きて行ける。強くなるのは、この世界共通の夢。当然訓練を頑張る!
頑張れば強くなり、規律を守れば死なない。天敵が普通の敵に変わり。諦める悔しさから開放された。
たったそれだけの事
誰も実行出来なかった事
でも、今なら努力さえすれば叶う簡単な事
クライムの町には大きなパン工房が出来てる。
毎日1000個のパンが製造されて運ばれる。海から300メートル地点迄、そこからは俺が配達係り..海には時々ミニラも居るから危険を避ける為に。領主の嫡子が配達係り。甘いと言われるのも当然である!
クライムの特産品に真珠が加わった。
魚も山程有るけど輸送と商品管理が難しい..
真珠は高価な物、人魚達はお金を必用としない。望みはパンとTシャツと特製のショートソードと保護。男!何て言ってる奴も結構居るけど、今は無視だ。
以前、保留にした件
人魚は美形が当たり前、飛び抜けた美形も存在。性格は温厚で明るい。死が隣り合わせだった為か諦め慣れたせいか解らないが、根に持たない。持ち越さない。髪の毛はブルーグリーンが主体。
元裸族、現在Tシャツが大流行中。
頭隠して尻隠さず。by 前世
胸隠して尻隠さず。by 今世
名前は諦めました..とても覚えられない。
ルールーの死んだ母親がルールールーで祖母がルールールールーになるらしい。そしてルールーが子供を産めば、子供がルールーでルールーがルールールーに変名。2人目以降の子供は最初の1文字だけ好きに変更出来るそうです。
因みに、ルールーとシールーが姉妹でサールーとマールーが従姉妹だとか。ややこしい....
最初のメンバーのルールー達12人が現在15才。サールーとマールーが14才。シールーが6才。人魚の世界に成人の概念は無く子供を産めば成人扱いだそうです。
人魚の子供は女の子しか産まれないそうです。
相手がゴブリンでも、オークでも同じく人魚しか産まれないし、知能も変わらないとの事。ただオークやゴブリン相手だと逃げ出せない事が多く、殆んどの場合。乾燥死になるそうです。
とんでも無い事を笑いながら話されました..
人魚の子供は1日水から離れたままだと欠水が始まり、1日で死に至り。大人の場合は3日で欠水が始まり1日で死に至るとの事です。
今はクライムの男爵舘に居ます。
爺ちゃんと父ちゃんと3人で密談中
「人魚が、増えたのお..」
タメ息混じりの爺ちゃん
「はい、増えました」
済まなそうな俺
「真珠の質が高品質なので、王都でも人気が高く品切れ続きな程ですから、再来年の人頭税に関しては全く問題有りませんが。他領からの妬みややっかみが増えましたなあ。ハハハハ」
何故か余裕有りまくりの父ちゃん
「他領の妬みなど捨て置け、喩え伯爵相手でも引かんわい」
相変わらず、豪気な爺ちゃん
「人頭税が掛かるのですか?」
「掛かるな、人魚は奴隷相当だから。年に銀貨3枚だよ。発生するのは2年過ぎた、3年目からだが」
父ちゃんが教えてくれた。
「済みません」
俺は頭を下げる。面倒を掛けてると思う。
「何を言う、お前のお蔭で蓄えは有り余ってる。その上人魚達は全く金を受け取らんし。掛かる費用もショートソードくらいだ。真珠だけで侯爵並みの収入だぞ。メリーナの支度も持参金もお前のお蔭で豪華に出来た。礼を言うのは私の方だよ」
父ちゃんは笑ってくれた。
「海岸の砂浜も伸びて来たのお」
「はい、今年中には最初の砂浜と繋がると思います」
「そうか」
爺ちゃんは、何処か遠い目をしていた。
「メリーナ姉上、もう直ぐ御結婚ですね」
「ええ、ガンジー元気にしてるの?」
密談が終わって。6月に結婚する姉さんに挨拶に来ている。
この世界、風呂が無い。偉い人達の生活は知らないので、俺の世界限定の話しなのだが。
当然、石鹸など無い。
「結婚なさる姉上に、美しくなる秘訣をお持ちしたのですが必用ですか?」
回りで聞いてた他の3人が、突然立ち上がって近寄って来た。
「ガンジー、姉さんだけ綺麗になれば良いように聞こえたけど..聞き間違いだよねえ!」
アリーナ姉さんが恐い..母さん達の目も笑ってないし
地雷踏んだか....
「とんでも有りません!アリーナ姉上も母上達もより美しくなって頂きたいと。いえ!更に美しくです」
少しビビってます。モンスターより恐いです
馬車で運んでおいた浴槽を、体を拭く為の部屋に持ち込んで浴槽に水を半分張る。持って来た太めの鉄の棒を水中に立て火挟みで挟んで固定して水から出てる部分を高熱の魔法で焼くと風呂が涌く。熱めにして水を足せば出来上がり。
誰から?と聞こうとしたら
「当然、先ずは私でしょう!」
予想外のテレサ母さんが..
「で、どうするの?」
「はい、先ずは湯に浸かって頂き。のんびりして頂きます。すると毛穴が開いて汚れが浮き上がりますから。この石鹸を使い汚れを落とします」
「解りました。後で呼びますから扉の外で待っててくれますよね!ガンジー!」
「は、はい」
テレサ母さん..恐いよ
「ガンジー」
呼ばれたので緊張しながら扉を開ける。良かった、バスタオル巻いてくれてた。
「お湯には初めて浸かりましたが。浸かると言うのは気持ちいいものですね。凄く楽になります」
笑いながら母さんが言う
「こちらにお座り下さい」
椅子を勧めると。テレサ母さんは座ったので
「洗いますので、目を瞑って頂けますか。目に入ると痛みますので」
テレサ母さんが目を瞑ったのでお湯を掛けて石鹸を泡立てて洗い始める。
「良い香りですね」
「はい、オリーブと香油を使って有ります」
美容室の会話みたいだ。毛根の汚れも柔らかく洗い、髪の毛も傷まないように軽く揉み洗う。やはりかなり汚れているのか泡立ちが悪いが、二度洗いは髪の毛が傷むのでやめておく。お湯で流し今度は顔を泡で包むように洗って、最後に首筋も洗い。石鹸を落とし、お湯にレモンを搾って軽く髪の毛を揉み洗う。
「レモンの香りがしますね」
「はい、櫛の通りを良くします。母上、目を開けて頂いて結構ですよ。それとこのように致します」
テレサ母さんに、タオルに石鹸を擦り付けてから泡立てる事を教えて。
「この泡が綺麗になる秘訣ですので。これで体を洗い、綺麗に流して下さい。泡が残ると痒くなる場合が有りますから。それでは失礼します」
と退出する(逃げる)
テレサ母さんが浴槽を置いた部屋から出てきた。
「母上、こちらにお座り下さい」
テーブルの椅子に腰掛けて貰い風魔法で髪の毛を乾かす。8分程乾いた所で香油とオリーブオイルを混ぜた物を手に馴染ませてから、髪の毛を撫でるように軽く浸透させる。
「母上、御自分で鏡を見て仕上がりと櫛通りを感じて下さい」
回りの女性達は言葉を失って見てるだけ。
テレサ母さんは顔のくすみが綺麗に落ちて5才は若く見えるし髪の毛がサラサラになってる。
「ガンジー、私は良い息子を持ちました。ブラシ通りが気持ちいいなど初めてです」
テレサ母さんが自分の部屋から出て来た時、これ以上無い程の笑顔で言った。
少し違う気がするけど喜んでくれたから良いか。皆にも石鹸を1個づつ渡して帰ろうとしたら。アリーナ姉さんが
「ガンジー、私も洗ってよ!」
と言ってきたので
「アリーナ姉上、私ももう直ぐ12才になります。洗い方は母上にお教えして有りますので。それではそろそろ戻らないといけませんので」
疲れたので退散する
マジ疲れた..
6月の晴れた日メリーナ姉さんは結婚式の為に旅立って行きました。強制的に徴収した(俺から)石鹸30個持って..まあ海から苛性ソーダ作り放題なので、オリーブオイルと香油さえ有れば幾らでも作れますから。
結婚式に俺は当然参加出来るハズもなく。
少し淋しい気持ちで見送りました。




