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ガンジー(元爺)サーガ  作者: タマ
23/206

裸2

ミニラが、ドラゴンツエエ!を実践

俺が、土方と槍と剣と魔法の修練を

そんな日々を続ける内に11才になりました。

殺モンスター行為を続ける度、寝る時に襲って来る痛みが来る間隔が2日、3日、1週間・・・・・と間が空き、現在3ヶ月位階が上がる気配が有りません。

限界とは思いませんが、上がり難くなる段階が有るのかも知れませんね。

それと面白い事に気付きました。

肉体年令11才、精神年齢66才のハズなのに時間が経つ程違和感が減る?精神年齢が肉体年令に侵食されて、66才って事が失念。肉体年令相応の感性に近づく。深い部分の判断基準は前世寄り。

こんな感じがします。


この世界の成人の祝いの季節は春らしいです。その年の1月1日から12月31日迄に生まれた人全てが対照になるそうです。

アリーナ姉さんも先日成人式で顔だけ出して来ました。人前に出るのが苦手で逃げて来たのですが..その時にメリーナ姉さんの婚約の話しも聞きました。

相手は、何とか伯爵の3男だとか。良い男だと良いのですが..


ミニラは現在立ち姿だと身長4メートル半程有ります。

相変わらず丸い体型なので横にならないと頭に手が届かなくなってますが。本人は気にする様子も無くしょっちゅうコテン、コテンと寝転がってますよ。

当然、撫でろ!の催促のボーズですが。



「キャーッ!」

良い天気なので久し振りに釣りをしようと海岸に降りてたら悲鳴が聞こえて来たので。慌てて坂道を駆け降りると。

海辺から15メートルくらいの所に1人、20メートルくらいの所に1人の女の人が見えた。手前の人は手に何か抱えてるのが見える。

2人共必死に岸に向かって泳いでいたのだが、沖側の人が突然沈んでしまい。手前の人も何かに邪魔されたように進みが止まった。

「ミニラ、手前の方の人を助けて!」

「ゴルル!」

ミニラが飛び立つ。

俺も海辺に走り寄りながら魔弾を構築する。手前の女の人の右腕の辺りに黒い鯱の頭みたいな物が見えたので迷わず撃ち抜く。続けて2発目、3発目と放った時ミニラが女の人を水面から持ち上げた。

沖側の女の人は何処にも見えない..

砂浜に降ろされた女の人は腰から下が鱗に被われていた。

女の人は右腕が肘から無くなっており。腰からかなり下、人間なら膝から少し上の辺りの肉もごっそり無くなっており血が流れ出ている。

手に抱かれているのは4才くらいの女の子で、やはり腰から下が鱗で被われているが下の方が無くなっている。

人間で言えばふくらはぎの下部から足先が無くなってるに等しい。こちらも血が流れ出てる。

俺が倒したモンスターが水面に浮いてるのを見付けたのでミニラに頼む。

「ミニラ、あのモンスター持って来れる?」

「ゴルル!」

「お願い!」

ミニラが飛び立つたので俺は慌てて傷口を洗い始めると

「ンン..」

意識が朦朧としてるのか女の人が呻く。女の子は完全に意識が無い。

「ズズズズン~ン」

ミニラが海上を引き摺るように引っ張って来たモンスターをそのまま砂浜に引き上げた。

慌てて腹を裂いて内蔵も割って調べると。有った!人の腕と小ちゃな尾鰭が。

腕と尾鰭も素早く洗い。

女の人と女の子の両方に活性化を掛ける。女の子の方は負担が怖いので軽めに。

先ず女の人に手を触れ魔力に同調すると情報が流れ込んで来た。モンスターに反対の手を触れ分解して女の人の傷口の再構築を始める。

ミニラの時と同じく細胞、血管、神経等が構築されて行くイメージが脳内に写し出される。鱗迄綺麗に再現出来てるのには驚いたけど。そんな事に驚いてる暇は無く続いて腕と切断された手を接続する。

女の子の尾鰭も接続出来た。

再度二人に活性化を掛ける、女の子の方は抑え気味に。


二人はまだ意識が無い。

生態が解らないけどお魚さんに近いから乾燥はマズイと思ってしょっちゅう水魔法で濡らしてる。

モンスターはサメと鯱を足した感じで体長5メートル余りで結構円みの有る体型だけど、体表も硬い目の大きなヤスリみたいな感触。歯は鋭く硬く大きな牙が並んだ形。魔石を探したら額の奥に有りましたが、今はミニラのお腹の中です。


再度の水を掛ける作業中に女の人の方が目覚めた。まだボンヤリしてるので、再度活性化を掛けたら。

「助けてくれたのですか?」

凄く綺麗な声。

「ごめん!沖に居た人は間に合わなかった..」

正直に告げると

「母さんは死んだのですか..」

肩を落として俯いた。


「助けてくれてありがとうございます。でも私の腕、確か食べられて無くなったハズです」

と不思議そうな顔をする。

横に女の子が寝てるのに気が付いたみたいで、安心したような顔付きになるが。女の子の足鰭を見て再度愕然とした顔をする。

「貴方は神様ですか?」

とんでもない事を言われた。

「違うよ、普通の11才の男です」

って慌てて訂正すると

「でも..妹の足も食べられたのにちゃんと有ります。無くなった物は生えてこない..」

これはマズイ事を..やり過ぎたかとも思うが。再度同じ状態になってもどうせ同じ事するよなって思って納得した。

「この事は誰にも言わない!って約束出来る?」

それでも一応口止めの努力を..

「はい!妹にも約束させます!」

元気の良い返事が返ってきた。


砂浜には鉄板焼が出来るように台には鉄板が乗せてある。錆び防止と鉄臭くならない様に表面が大理石コーティングしてある。

今はオリーブオイルを引いてサメンのステーキを焼いている最中。1枚はミニラ仕様の特大サイズ。後は俺用と姉妹用の3枚。


砂浜に転がってるモンスターを見てルールーが驚いてた。助けた姉妹は、姉がルールー14才。妹がシールー5才だそうで。やはり人魚族で良いみたい。

モンスターは人魚族の天敵数種の内の1つでサメンって名称らしいです。

天敵を食べるのは嫌かと思って別のご飯用意して上げようとしたら。何時も食べられて悔しいから、食べ返す!だそうで。意志が固そうなのでステーキが3枚になりました。



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