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ガンジー(元爺)サーガ  作者: タマ
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やっとこさ

何だかんだでやっと10才に成りました。ミニラももう直ぐ出会って1年。

身長も3メートル半余りになってると思います。尻尾も含めると4メートル半は余裕で。これだけ大きくなると正確な身長何て測れませんから。

翼も片翼2メートル、全幅だと4メートル60センチ程も有ります。

縦も横もほぼ同じで相変わらず丸っこい..物理的にも重力的にも飛べるハズ無いのに何故か今上空に居ます..

5メートル程上空ですけどね


最近は腹が減ると勝手に狩りに出掛けて、勝手に食事済ませて帰って来るので手間要らずなのですが。

小屋の中に入れなくなったので、窓の鎧戸壊して頭だけ突っ込んで甘えて来るのですが。

私は冬中、窓を全開で過ごさせられて..


まあ暖かい地域なのでさほど苦にはならなかたのですがね。


ミニラ、正直な話し近場ではもう無敵状態。

保護する必用など全く感じないのですが

放置して舘に帰ると絶対クライムの町に飛来して大騒ぎになるの間違いないと思える。って言うか確定次項ですから。

当分小屋での暮らしから解放されそうに有りません。

海岸の砂浜計画は200メートル程西進しました。

体が大きくなった分作業のペースも少し上がりましたから


あ!冬の間にお風呂を作りました。

浴槽とお湯を沸かす鉄鍋を別に作りました。ゴムが無いのでパッキンが作れず少しずつ水漏れするので仕方無くって感じです。

お湯を出す魔法も、氷を出す魔法も今の私には出来ません。

教えて貰える人が居ませんから。

イメージが全てだと思い、水を熱するイメージも、水が凍るイメージも想像したのですがねえ。


砲弾擬きみたいな難しい複合魔法が使えるのに..何故でしょうか?



夏になり暑い日が続いてる

ミニラには温度差は全く関係ないらしい

暑そうとか、寒そうにしてるの見た事がない。

ミニラが単独で狩りに行くようになって、別行動が少し出来るようになりました。

別行動の後は決まって、撫でろ!攻撃です。等価交換だ!と言わんばかりの....

久し振りにクライムの舘に戻った時は、母さん達、姉さん達に揉みくちゃにされ..途方に暮れたのは何時もの事ですが..

身内贔屓だと言われそうなので余り口にしませんが、メリーナ姉さんもアリーナ姉さんもかなりの美形です。

弟は、こいつ誰?って顔してました。

当然長居出来るハズも無く、慌てて森の小屋に帰りましたけど。


「ミニラ、舘に行くけど良いか?」

「ゴルル!」

「木の少し上迄しか高く飛ぶなよ!森から出ない!人に見つからない!解るよね」

「ゴルル!」

普通に意志疎通出来てると思う..多分

元々会話出来てたつもりだったし

ミニラが声変わりしたけど..

「じゃあ行って来る」

「ゴルル!」

朝起きたらダイヤウルフが出口の横に置いて有り。外に出た俺に向かって、自慢そうな声で褒めて!って鳴いたミニラ。

ダイヤウルフは首が反対方向向いてる以外に外傷が無い。ダイヤウルフに限り俺が仕止めて、爺ちゃんが持ち帰ってたのを知ってるからだろう。

本当に頭が良い。

俺はクライムの町に向かって走りだす。


「ガンジー、お帰りなさい」

テレサ母さんが走り寄って来て抱きしめる。マーニャ母さん、メリーナ姉さん、アリーナ姉さんと次々に..

俺の家族の女性達は抱き付くのが趣味なんだろうか?と心の中でぼやいてしまう。

「お爺様は?」

「お部屋に居ると思いますよ」

俺が聞くと、テレサ母さんが答えてくれた


ドアをノックする

「入れ」

「お爺様、ご尽力願えませんか?」

「何か有ったのか?」

「ダイヤウルフが狩れたのですが、重くて私には運べませんし。夏ですので腐るのも早いかと思い急いで参りました」

「解った、直ぐに用意するゆえ暫し待っておれ」

「はい」

爺ちゃんとの話しは楽で良い。

要点以外要らないから。


「少しは時間有るのでしょう?」

爺ちゃんの部屋から出るとテレサ母さんが待ってた

「いえ、直ぐ小屋に戻ります」

「あら、今サンドイッチ作る所だったのに」

「1時間程で再度参りますからその時に頂きます」

サンドイッチに釣られてしまった。

仕方ないよね、手料理は恋しい..


片道5キロ、馬車だと20分程で付く。


「これはまた大物じゃな」

「はい、ミニラが仕止めてくれました。」

「流石ドラゴンじゃのお..」

爺ちゃんが驚いた顔してる。当然だよね、実は初めて遭遇したダイヤウルフより一回り大きかった。

通常サイズなら俺でも荷車に積めるから運べるが。流石に150キロオーバーは10才の俺には無理が有る。それでも前世の世界の10才児とは比較にならない程の力は有る。120キロくらいなら持ち上げるのは無理でも引き摺れば、何とかなるのだから。


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