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トランス・デバイス TSメカ娘戦闘団の異世界冒険開拓記  作者: EPIC
第1章:「TSデバイス少女、異世界に臨む」
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Task2:「異世界への扉、そして可憐な変貌の力」

二話程説明解説回となります。

 ――一年ほど前の話だ。

 地球世界は、「異世界」と接続した。


 事の発端は、日本に突如として未知の異世界との「接続地点」が発生したことに始まる。

 ワームホールの一種と見られるそれが繋げたのは、地球、いやこの宇宙とはまったく異なる別の宇宙世界。正確にはその別宇宙にある一つの惑星。

 繋がったその惑星世界は、幻想的な光景・環境が広がり。

 『魔人』に『魔物』に『魔獣』といった種族人々が住まい。そして、『魔法』という現象技術が存在する不思議な世界であった。


 当然、当初は巻き起こったその未知の出来事に、より日本に世界は驚愕から大混乱に陥ったが。

 間もなく起こったその異世界の住人とのファーストコンタクトから、事態は進展する。


 そのファーストコンタクトを果たした異世界の住民の一行は、己たちからやって来て姿を現し、地球との接触を求めて来た。

 その一行は異世界側の代表であることを名乗り。いくつかの紹介、説明の中でこんな言葉を伝え知らせて来た。


『あなた方は、運命に選ばれ招かれたのだ』


 聞く所によると異世界の惑星は。

 幻想的で摩訶不思議な数々に彩られる美しい世界であると同時に。

 しかしそれ以上に、数多の未知でそして強大な危険に脅威が、跋扈し渦巻く世界であると言う。


 異世界の人々、文明に国は。その世界で懸命に生き、営み。

 発展繁栄に力を入れているが。

 しかし強大で危険な異世界の数々の物事に存在を前に。それは現状芳しいとは言えず、限界が見え始めてしまっているのだという。


 そんな所へ先日。

 異世界の文明の主導者など、主だった人々の夢枕に共通して、ある『伝え』があったという。

 それが、異なる世界――地球世界の存在を露わにして示すもの。


 『異なる世界との門が開かれる。その世界の者等の力とともに行き、世界を巡り栄え広がれ』


 その『伝え』とは、内容であったと言う。


 異世界の代表の一行の説明は、何か仰々しいものであったが。

 要は、未知の危険渦巻く異世界の冒険に開拓のために。地球世界にその各国各組織の力をあわよくば借り、あるいは任せようということではないか。

 地球側の各所はそう解釈した。


 正直言ってその『伝え』とやらは漠然としたものであり。

 また、それには何か試されている気が、そして利用されている気がしてならず。

 地球側各位は大変に胡散臭いものを感じていたが。


 だがそれとして。

 接続した先は、手付かずの地が膨大に広がる世界。そこに眠るであろう資源の数々は計り知れない。

 さらには『魔法』を始め、異世界の未知の技術の数々も捨てがたい。

 その「可能性」は、どれも垂涎もの。各国各組織は、喉から手が出る程それを欲した。


 また、「接続」が国内に開いた日本からすれば。

 そういった欲望的な所を抜きにしても、開いてしまった別の未知の地との接続を、ほったらかしにしておくことは安全保安の都合他諸々からできなかった。


 そんな諸々から、かくして。

 接続が開いた場所が日本であることから、一応名目として日本が主導を、日本をお頭に置く形で。

 そして各国各組織は協力支援を提供するという名目の元。

 日本に世界は未知の異世界の調査、そして進出開拓のために動き始めた。


 なのだが。

 そんな、世界各国各所が動き始め。異世界にいよいよ本腰を入れての調査の手が入って間もなく。

 異世界の存在したある一つの事象、一種の技術が、また驚愕を呼ぶ。


 それはその異世界における、一つの理であり文化であり技術であり力。

 それは何らかの「意志」の宿りし「武器」に「物」の類を、人の身体に「纏い」力とする御業であった。


 そしてしかし、地球側を最も驚かせたのは。それに人の身体自体を「変貌」させる特性が付随していたことだ。


 要約するとそれは。

 武器に道具を媒介とし、人に生物の「性別」が変わってしまう性転換の特性。

 もっと詳細に言えば、「女体化」。


 男が、女になってしまう特性であった――



 異世界には、人が「武器や道具」と「一体」となる技術に文化が存在した。


 一体といっても、本当に人体が物体と混ざってしまうわけでは無く。

 それは様々な武器や道具の類が「変形」して形を変え。それを人がより強力な「装備」として、身に纏うことができるようになるというものであった。


 地球側ではサブカル文化から表現を引っ張って来て。

 「着装」だの「合体」だの。

 「デバイスとのシンクロ」だの。

 そんな表現での呼称に落ち着く事となる。


 そしてだ。

 この異世界に存在普及していた「着装」技術には、また別のある特性が付随しており。それに地球の人々は驚き興味を引かれた。


 それこそが性転換、女体化の特性。


 「着装」は、その武器や道具などの扱い者が男性であった場合に限って。武器や道具を「纏う」と同時に、その体が女体化してしまうのだ。

 これは場合によっては、若返りを伴うケースも珍しくないとのことだ。

 扱い者が女性であった場合には、装備道具の変形着装の効果のみが現れると言う。


 また聞けば、これは異世界にまた存在する魔法とは別の。

 太古から異世界に存在する、まったく別の理のものであるとのことであった。

 そして異世界の人々は、この現象特性を「世界からの賜りもの」と認識していた。


 そしてだ、ここからが重要で。

 この着装の特性は、異世界への調査の初期段階で派遣された自衛隊や警察に他。さらにはアメリカ軍や各国軍に他組織などの。

 その隊員や軍人に人員、そしてそれ等が用いる装備にも現れたのだ。


 自衛官や軍人たちなどは、そのきっかけ、発見は偶発的なものであったが。戦車や戦闘機などの装備をその身体に「着装」できるようになり。

 併せて同時に男性にあっては、その身体に女体化現象を生じた。


 この一連の出来事に隊員等の姿を見て、その最中で誰かがこんな表現でその姿を呼んだ。


「これは、〝TSメカ娘化〟だな」


 そんなサブカル的な言葉を借りた表現は、当事者たちの間から世間までに流行。


 他、TS着装、TSデバイス・シンクロ、他諸々。

 面白がった者らによって、また多くの造語を生んだりした。


 それはともかく、また重要な点として。

 そのTSメカ娘化、もとい「着装」を得た自衛官や軍人等及びその武器装備は。

 その身体能力、及び性能の驚くべき上昇を見せ。また数々の有用な特性の付与などが明らかになったことから。

 危険に脅威渦巻く異世界への進出開拓の上で、非常に有用とされ。

 自衛隊に各国軍、他組織でもその運用体系が急ピッチで構築されていく事となった。



 そして、その「着装」にてその身を美少女へと変貌させ。異世界へと臨むことになった一人が。

 仙導であった――

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