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TSの銀髪美少女は、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)!  作者: 黒猫キッド
第3章・出会う吸血少女と黒猫少年
41/52

41・敵討ち完了

 今回も短いですわぁ。

 それと活動報告でも書いていたのですが、『イリス・テイル 虹の物語』は削除しましたわぁ。

 理由は人気が無かった為、打ち切りという事ですわぁ。

 見て下さった方々、ホンマにおおきに。

 サクラは大男の後ろから回り込んで、カイルの前にやって来た。

「お前…無事だったのか!?」

 サクラが生きていた事に、カイルは驚愕する。

「うん。何とか攻撃を回避してね。何ともないよ」

 サクラは上手く攻撃を受け流した事にし、カイルを心配させない様にさせた。

「でもお前、さっき刺されていたじゃないか…」

 カイルが先程のナイフの件を指摘した為、サクラは着ているベストの、刺された箇所を見せた。

「ホラ、何ともないでしょ? 刺された様に見えて、大丈夫だったんだよ」

 其処には傷跡は無かった。それはベストの再生能力により、修復されたものであったが、カイルはそれを知らない為、刺された事自体、無かった事にした。

「…兎に角、お前が無事で良かった」

 カイルは立ち上がりながら言った。ローベルはまだ納得していない様であったが、これ以上追及しても意味が無いと考えているのか、黙って見ている。

「……」

 するとカイルは、真剣な表情に切り替えて、サクラの攻撃を受けて蹲っている大男の前に立った。

「…お前達が俺達を襲ったのは、俺達がお前達の仲間を殺したからだろ? 悪いけどそれは国からの依頼だったんだよ」

 大男はカイルの言葉に、憎しみを込めた目で睨み付ける。

「そもそもお前達の仲間を殺す事なったのは、お前達が罪も無い村人達に対して、略奪や虐殺を行っていたからだ…確かに俺達はお前達の仲間を殺した…けどな…お前らだって俺達の仲間を殺したんだ…」

 そう言うとカイルは、バハムートを大男の額に向けた。ローベルは黙って見守っており、サクラもこの件に関しては、口を挟むべきではないと考えて、沈黙を貫いた。

「…あの世でボスや仲間達に詫びろ」


 ダァン!!!


 銃声と共に銃弾がバハムートから放たれ、大男の額に風穴を空けた。大男は絶命し仰向けに倒れた。

 カイルは大男の死体を見下ろしながら、バハムートとリヴァイアサンをホルスターにしまった。

「終わったんだね…カイル…」

「…ああ」

 ローベルの言葉にカイルは、短くそう返した。サクラはただその様子を見守っていた。

 その後店内を確認した処、大男の仲間は全滅しており、サクラとカイルとローベル以外の客も、大半が亡くなっていたが、僅かに生存者が居たのであった。



 これで決着ですわぁ…これからどうするんやろ?

 前書きで書いた通り、『イリス・テイル 虹の物語』は削除しましたが、代わりに別の作品を考えていますわぁ。お楽しみ♪

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