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TSの銀髪美少女は、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)!  作者: 黒猫キッド
第3章・出会う吸血少女と黒猫少年
40/52

40・ヴァンパイア・ロードの底力

 短いですわぁ。

 伝え忘れましたが、50000文字突破しましたわぁ♪ 応援してくれている皆さんのおかげで、励めているからですわぁ♪

 サクラが酒棚に弾き飛ばされて直ぐの事…。

「…痛くないね…」

 思いっきり叩き付けられたのにも関わらず、サクラの体に痛みは無かった。

『ヴァンパイア・ロードであるマスターは、物理的な痛みを感じません』

 ルーチェにより、そう説明される。

「…最強だね、ヴァンパイア・ロード…」

『マスターはヴァンパイアでは、最強の存在です』

 何気ない言葉にも、ルーチェは返してくる。

「そういえば、さっき刺された所は…」

 サクラは慌てて刺された箇所を確認するが、その場所の傷は既に塞がっていた。それだけではなく、穴が空いた服も元通り復元していった。

「この服作った時、様々な能力を付属させたとき、自動的に修復出来る機能を付けてたね…」

 自分で作成しておきながらも、その高性能に感心する。


 ダァン! ダァン!


その時、カウンターの向こうから銃声が聞こえた。覗いてみると、カイルがあの大男と戦っていた。

「カイル…何か怒っている?」

 サクラから見たカイルの表情は、怒りに満ちている様に見えた。

『カイルはマスターが、殺されたと考えています』

「えっ? 僕生きているのに…あっ、そうか…カイルは僕が人間の女の子だと思っているから…」

 確かに人間の女の子なら、ナイフで刺された上に槍で薙ぎ払われたあげく、酒棚に叩きつけられれば、死んでいてもおかしくない。しかしサクラはヴァンパイア・ロードだった為、全く問題なく生きていた。

 サクラはカイルに生存を伝え、加勢しようと落ちていたヴァンパイア・ハートを拾った。

『マスター、カイルが…』

「えっ!?」

 一瞬だけ視線を床のヴァンパイア・ハートに移した為、カイルから目を離したが、ルーチェの言葉に再び目を向けると、カイルが大男に首を絞められていた。ローベルはカイルを盾にされて撃てない様だ。

『カイル!!!』

 サクラはカウンターから飛び出して、右手に持っていたヴァンパイア・ハートを思いっ切り振るった。その際にローベルがサクラの存在に気付いたが気にしない。


 バシィィィ!!!


「があっ!?」

 不意打ちで思いっ切りヴァンパイア・ハートを叩き込まれた大男は、痛みで悲鳴を上げてカイルを離した。窒息しかけたカイルは咳き込んでいる。

「カイル、大丈夫!?」

 カイルに心配の声をかけるサクラ。

「…サクラ!?」

 息を整えたカイルが、サクラの姿を見て驚愕の声を上げた。


 次回で決着着きたいな…。

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