40・ヴァンパイア・ロードの底力
短いですわぁ。
伝え忘れましたが、50000文字突破しましたわぁ♪ 応援してくれている皆さんのおかげで、励めているからですわぁ♪
サクラが酒棚に弾き飛ばされて直ぐの事…。
「…痛くないね…」
思いっきり叩き付けられたのにも関わらず、サクラの体に痛みは無かった。
『ヴァンパイア・ロードであるマスターは、物理的な痛みを感じません』
ルーチェにより、そう説明される。
「…最強だね、ヴァンパイア・ロード…」
『マスターはヴァンパイアでは、最強の存在です』
何気ない言葉にも、ルーチェは返してくる。
「そういえば、さっき刺された所は…」
サクラは慌てて刺された箇所を確認するが、その場所の傷は既に塞がっていた。それだけではなく、穴が空いた服も元通り復元していった。
「この服作った時、様々な能力を付属させたとき、自動的に修復出来る機能を付けてたね…」
自分で作成しておきながらも、その高性能に感心する。
ダァン! ダァン!
その時、カウンターの向こうから銃声が聞こえた。覗いてみると、カイルがあの大男と戦っていた。
「カイル…何か怒っている?」
サクラから見たカイルの表情は、怒りに満ちている様に見えた。
『カイルはマスターが、殺されたと考えています』
「えっ? 僕生きているのに…あっ、そうか…カイルは僕が人間の女の子だと思っているから…」
確かに人間の女の子なら、ナイフで刺された上に槍で薙ぎ払われたあげく、酒棚に叩きつけられれば、死んでいてもおかしくない。しかしサクラはヴァンパイア・ロードだった為、全く問題なく生きていた。
サクラはカイルに生存を伝え、加勢しようと落ちていたヴァンパイア・ハートを拾った。
『マスター、カイルが…』
「えっ!?」
一瞬だけ視線を床のヴァンパイア・ハートに移した為、カイルから目を離したが、ルーチェの言葉に再び目を向けると、カイルが大男に首を絞められていた。ローベルはカイルを盾にされて撃てない様だ。
『カイル!!!』
サクラはカウンターから飛び出して、右手に持っていたヴァンパイア・ハートを思いっ切り振るった。その際にローベルがサクラの存在に気付いたが気にしない。
バシィィィ!!!
「があっ!?」
不意打ちで思いっ切りヴァンパイア・ハートを叩き込まれた大男は、痛みで悲鳴を上げてカイルを離した。窒息しかけたカイルは咳き込んでいる。
「カイル、大丈夫!?」
カイルに心配の声をかけるサクラ。
「…サクラ!?」
息を整えたカイルが、サクラの姿を見て驚愕の声を上げた。
次回で決着着きたいな…。
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