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乙女ゲームは終わったの‼︎  作者: Märchen
15歳〜商い中‼︎〜
23/23

過去:ある夜の顛末

久々の投稿です 


追記:タイトルミスを変更しました

~10年前 『現皇帝』キリル・インフェルノ視点~


漸くだ


漸くこの日が訪れた


目障りなあの女を廃し、愛しのマリアと一緒にこの国を治めることができる この日が!!


全くもって笑いが止まらない 今日は最高の日だ


近く弟の婚約破棄と俺とマリアの婚姻、そして即位の報が大陸を駆け巡るだろう!


マリアは美しく、優しい女性だ きっと素晴らしい国母となってくれるはずだ


それにしてもロベリアが妊娠していたとは驚きだったが好都合でもあった、腹の子は不義の子にして悪魔の子だ 母体ごと始末するいい理由になる


執務室の椅子に腰掛け、今後のことを考えていると扉をノックする音と、側近の騎士団長の声がする


「キリル様、公爵様がお出でです」


「公爵・・・叔父上か、入れ」


ガーランド公爵、俺の叔父にして俺の親友、セルクリードの父・・・そしてロベリアの父でもある


「ずいぶんと機嫌がいいなキリル皇太子」


「・・・叔父上、今日呼び出したのは」


「分かっている、ロベリアの事だろう・・・いや、正確にはロベリアの子、か」


「叔父上、孫を助けたいという気持ちは分かりますが私にとってもロベリアの子は姪でもあります・・・ですが、あれは悪魔の子!そしてロベリアの所業は叔父上もご存知だったはず!」


ガーランド公爵はロベリアの子を殺す事に反対している。


確かにセルクリードはまだ未婚で子供がいないとはいえ、反逆者であり破門されたロベリアの子を生かしたいというのはこの国にとっても良くないこと、だが英雄である公爵の了解を得ないままにロベリア暗殺をするのは危険だ


「・・・キリル」


「ロベリアは破門された身、たとえ皇家の血をひいていよ「あれは銀だ」


「・・・!!!」


銀


それは皇家に伝わる伝説


初代皇帝の妃は異界より舞い降りし戦女神


未熟故にその力を振るえず、この世界に落ちた彼女は、建国を巡る争いの中、は夫である皇帝を助ける為にその力を解放させ、その黒髪を眩いばかりの銀に染めたという


それ以来この国の皇家には銀の髪を持つ子が生まれ、不思議な力を振るうとされている


神の力を持つ銀をこの国は最も敬い、必ず王位に付け、何があっても殺してはならないという絶対的な掟を作った


「・・・何故生まれてもない子が銀だと分かるのです」


「私とて元神官だ」


「・・・確かなのですか」


「神殿の上層部では周知の事、そして皇帝もご存知だ」


・・・これは、脅しだ


銀を殺せば、俺の周囲は全滅だろう


場合によってはセルクリードすら首を落としかねない、それは俺もマリアもだろう


「・・・何故、何故そこまでして・・・!」


「なんてことはない、私は銀を守護するだけですよ・・・では」


許可も無しに悠然と部屋を出て行く公爵


「・・・くそぉっ!!!」


思い切り机を殴る


「どうか、なさいましたかキリル様」


騎士団長が入室する


「・・・見張れ」


「?」


「叔父上を見張れ、ロベリアもだ!平民に下っただけでは安心出来ん!あの女の銀の子が男だったらどうする?俺に敵対する勢力が祭り上げるに違いないじゃないか・・・探せ、そして見つけ次第捕らえろ!!!殺すなよ?銀を殺したことが見つかればお前もただでますまんぞ」




「・・・かしこまりました」










「くそっ!!!」


思い切り執務室の机を叩く

最後に投稿したのはいつでしたか・・・お家騒動に自分が巻き込まれるとは思いもよりませんでした・・・ん?これを小説に反映しろとのお告げでしょうか


なんて言い訳は置いておき、投稿が非常に遅れてしまったことを謝罪します 申し訳ありませんでした!!!


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