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眠るたびにゲーム世界で領地経営 ~ニューゲーム+の末王子、現代の道具と攻略知識で辺境を大公領へ~

作者:水源
最新エピソード掲載日:2026/11/02
普通の会社員である俺に、ある日、不思議なユニークスキルが発現した。

その名は『夢渡り』。

眠ると、長年遊び続けてきた領地経営シミュレーションゲームの世界に入り込み、目を覚ますと現実世界に戻っている。

しかも、ゲーム世界で手に入れたものは現実に持ち帰ることができ、現実世界の道具もゲーム世界へ持ち込めるらしい。

ゲームの舞台は、剣と魔法のアルヴェリア王国。

俺が入り込んだのは、王国の第四王子レオンハルトだった。

政治に通じた第一王子、軍事を担う第二王子、行政や財政に詳しい第三王子。優秀な兄たちから様々なことを学んできたレオンハルトは、複数の分野を結びつけて考える総合力を評価され、王国北東部の辺境領を任されることになった。

そこには広大な森林や鉱山、農地、そしてダンジョンがある。

しかし、開発は遅れており、隣国との国境では争いも絶えない。

頼れるのは、騎士として優れた婚約者セシリアと、中央から派遣された政務補佐官エレノア。そして、これまで何度もプレイしてきたゲームの知識と、ニューゲーム+で引き継いだアイテムだ。

さらに、現実世界から持ち込める双眼鏡やトランシーバーなどの便利な道具もある。

辺境に到着した俺には、なぜか現実世界で飼っているウサギによく似た、緑色の小さなウサギまで懐いてきた。

どうやら普通のペットではないらしい。

農業に商業、鉱山開発、ダンジョン探索、そして国境防衛。

ゲームの知識だけでは解決できないこともあるけれど、頼れる仲間と力を合わせれば、できることはきっと増えていく。

目指すのは、豊かで安全な辺境領。

そしていつか、王国から独立を認められる大公領へ。

ユニークスキル『夢渡り』から始まる、末王子の辺境開拓生活が始まる。
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