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帝都 再来 ‐4‐

▪️▪️▪️ 帝都 門の外にて▪️▪️▪️


「おーい。ウル。帰ってきたぞ!!」


道の真ん中でリヒトに抱えられていたウルに手を振った。


「パパ!!」

そう言ってウルが俺めがけて飛んできた。リヒトが抱き抱えていたが無理やり引き離しおった。


「ただいま。ちゃんといい子にしてたか?ものは壊してないな?」

「うん。たくさんあそんだ。」

「そうかそうか。それじゃうちに帰るか。レッツ ゴー!」

「ごー」


ウルとドナドナに乗りながら帰ろうとした時だった。


「ちょっとまて!!」

「ん???どうしたリヒト?」

何か変なものを見るような目でこっちを見てくるリヒトに聞いた。


「どうしたも何も『ドーーーーーーーン』すか。だいたい『ドカーーーン』っすよ!!」

「うんうん。」

「それにあと『ドーーーーーーーン』『ドーーーーーーーン』『ドーーーーーーーン』

  えーい。さっきからうるさ『ドカーーーン』『ドカーーーン』『ドカーーーン』」

「そうかそうか」


「パパ、聞こえた?」

「いや?  帰るか」

ドナドナに走ってもらいそのままウチまで帰って行った。



「だいたいウチって言ってるけどそれ俺のだよ!!!!!」

遠くで何かリヒトが言っているが聞こえなかった。ことにした。


「今日のご飯何かな?」

「にく」

「それはウルの食べたいものだろ?」



▪️▪️▪️帝都 にて▪️▪️▪️

「ただいま戻りました。」

ドナドナを厩舎に戻してから、ウルと一緒に家に戻った。


「あら。おかえり! 外が騒がしいみたいだけど何かあったのか?」

「紅の海賊と蒼熊が喧嘩してるんですよ。」

「あら?喧嘩なら混ざりたいわ!」


さすがはリヒトの妻。思考がぶっ飛んでる。

「やめたほうがいいですよ。あの2つは目立った悪事はしないけど、お人好しな奴らじゃないんで。普通に躊躇なく殺しに行きますよ。邪魔でもしようもんなら」

「けど私、彼と剣術同じくらいの強さよ?彼ってこの国でも有数の剣の使い手らしいじゃないの」


あー、だからこんに自信ありげなのか。

たしかにあいつ並みに剣ができるならそこそこなのだろう。


「けど、正式な剣術の剣って確か盾も持っているやつですよね。あいつ一番得意なの二刀流なのですよ。」



▪️▪️▪️帝都 門の外にて▪️▪️▪️


紅の魔導砲で作られた暴風の中、馬に乗りながら現れ、さっさと帰って行った師匠に呆れていた。

「師匠とウルちゃんが平気なのはともかくなんであの馬も普通に走ってるんだ?」



紅の海賊団の特殊艦

よく世話になったいる商人から聞いたことがある。


魔道船という船があって特殊な装置で空を飛べるらしい。すごいな。どこにでも行けるじゃないか。

更に魔導砲なるものを全艦積んでいるらしい。

魔素をためて撃つだけのものだがとんでもない破壊力があるとのこと。聞いた話だと一発で城壁に穴を開けるとか

それなりの魔素が必要だが。


しかしその艦隊に乗っているのはエリート船員と竜人族。問題ないのだろう。




竜人族

硬い鱗、強靭な肉体、膨大な魔素を兼ね備えた種族。竜の血を引いていると言われている。

翼で空も飛べ、足のひれとえら呼吸のおかげで水の中でも自由に動ける。

数が少なくほとんどの竜人族は紅の海賊団に所属している。


そもそも紅の海賊団は竜人族が集まって海で魔物を狩って売っていた時期につけられた名前だ。




「よぉ森の仔熊ちゃん。相変わらず引きこもってばっかりだなぁ!!そんなに怖いのか!!??

 今からアタイが引きずり出してあげるよ。野郎ども行くぞ!!」


そう言って女の人間の姿をした人が出てきた?あれ? いや。よく見ると頭に角が、背中に翼がある。

竜人族の全員が甲板に立っているトカゲ人間みたいな姿じゃないのか。


そんな俺の考えをよそに次々と船から飛び降り槍を片手に突っ込んでいく海賊団。

お〜。なかなか壮観だな。




「は!大砲ぶっ放すことと槍を持って落ちることしか脳がないトカゲ人間には無理だな。やれるもんならやってみろってな!

 行くぞお前たち!」


そう言ってよくわかんない乗り物から出てきたのは大きな男だった。

確かドボルクだったけ?獣人にしては珍しい白虎の獣人。 


獣人は自分の獣としての種族で上下は基本つかないが、幻獣と言われている白虎の獣人は別格との話だ。


それと紅の魔導砲を防いだあれ。魔法壁って言ってたっけ?

すごいな。

これも世話になっている商人から聞いたものが、魔法壁は蒼熊団が独自に生み出したものらしい。

夜もある程度の魔素で長時間、自分たちを守る道具が欲しかったからとか。




獣人は空を飛べないはずだから地上できっと乱闘が始まるのだろう。


「お前たち!数はこちらの方が有利だ!常に二人以上で当たれ!」

「ふん!貧弱なお前たちがうちらのこと二人でも敵うわけないだろ!さっさとかかってこい」

「今から行くからそこで待っとけ。」


そう言ってドボルクは飛んでいった。



いやなんで?幻獣って空飛べるのか?


「筋斗雲!!」

俺は手足に生み出した雲をつけて二人のところに行った


「おい!お前!ドボルクだっけか?翼のあるそこの女が飛べるのはともかく、なんで翼も何もないお前が飛べるんだよ!!」


俺はドボルクに問いただした。



そしたら二人してキョトンとしてこう行ってきた。


「「それ、お前が言う?」」


何か書いてしまったがこれどう繋げよう?

それと来週はテストの1週間前なので更新出来ないかも

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