狂い始めた歯車 03
あまり良い話だとは思わないが、国王の話は聞いておかないと。敵に回ると厄介そうだ。
「この国は今戦力に不足している。身元も分からぬ様な者は普通雇わないが、今は本当に足りていないのが現状だ。戦力になるのであれば……水神の事も考えてやろう」
水神とはウンディーネの事だろう。つまり、私がこの国の為に働けばウンディーネを助けられるという事か。ならば答えはとうの昔に出ている。
「その話、お受けしましょう。」
「そなたならそう言うと思っていたぞ!さぁ、これから防具などの準備をしようではないか!」
そう言うとメイドらしき人が二本の剣と鎧を持って向かってきた。
「二刀流の能力があるのに使っていなかったであろう?これは国からの贈り物だと思って受け取るが良い。鎧はどちらでも構わないが持っていて損はないだろう。」
いつの間にか私の能力がばれているような気もするがそこは仕方ないという事にしておこう。それよりも確かめないといけない事がある。
「ウンディーネは何処ですか?」
「あの者はもう少しすれば返せるだろう。待っていてくれ。」
焦っても仕方ないのだが、やはり心配である。
「今日はお部屋を用意させて頂きましたので、ゆっくりお休み下さい。」
狂い始めた歯車編は結構続くと思います。更新はゆっくりになるかも知れませんが、応援よろしくお願いします。感想、評価等よろしくお願いします。(必ず返信させて頂きますm(__)m)




