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たぎつ瀬の  作者: 夕月 櫻
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三十八 風巻

 暑い。

 久々に高倉の邸を出た春恒はるつねは、内裏うちに敷き詰められた白砂に落ちる濃い影を踏みしめながら幾度も胸に呟いた。漆黒のうえのきぬこうぶりは否応なく光を集め、風もなく蒸し蒸しとした不快な夏の空気が身を締めつけてくるようだ。

 参内するのは幾日ぶりだろうか。

 合歓ねむが都にやって来たと知らされたあの宴の日以降、高倉の邸はおろか、対屋を出ることさえも許されなかった。西の対に籠められ、合歓が高倉の邸に匿われていることも知らされず、しかも、その後の経緯を春恒に知らせたのはあの(・・)妻だった。母や兄が己を蔑ろにするのは今に始まったことではないが、よもや妻までがそこに加わろうとは思いもよらなかった。

 分からぬ。兄の意で動いてでもいるのか? 合歓と会わせまいとするのなら、なぜ今になって居場所を教える?


「───ここでしばしお待ちを」


 蔵人を務める男が慇懃に頭を下げた。悶々と考え込み、うわの空のまま殿上てんじょうの間に足を踏み入れた春恒は、その言葉でようやく我に返る。蔵人の口許に巧みに隠されたかすかな嘲笑を、春恒は黙って見つめた。

 春恒は、男が消えた先を凝視しながら、ふん、と鼻を鳴らした。おまえがその座にいられるのはいつまでか、と心のうちにうそぶく。その実、春恒は恐れていた。突然の帝からのお召しである。邸にまで遣いを送ってくるなど何ごとであろう。こたびは何を言われるのであろう。何が待ち受けているのか。帝が己をどう見ているのかくらい、分かっている。兄を腹心としているくらいだ、もはやこちらに期待など微塵もしておらぬだろう。

 ならば、今は帝の求めに応じることが何より肝要だ。合歓のことも気にかかるが、今はまず、二心ふたごころなどないと知ってもらわねばならぬ───何より、合歓のためにも。


「中将どの、御前へ」


 蔵人に呼ばれ孫廂まごひさしに出ると、熱を孕んだ風が吹きつけてきて思わず袖を上げて顔を覆う。動揺を誘うようなその風の不快さに、春恒は空を見上げて忌々しげに眉をひそめた。

 御簾の開け放たれた清涼殿の御座おましに座る帝はゆるりと脇息にその身を任せ、静かに春恒の方を向いていた。腰を下ろすと、視線が合いそうになって慌てて平伏し、帝の言葉を待った。


「中将」


 帝の声は予想していたよりも穏やかだった。わずかに心の強ばりを解き、は、とより深く頭を下げる。


「またしばらく姿を見なかったが、話は聞いている。色々と大変だったようだな」


 春恒の心のうちは戦々恐々としていた。労わるようなその言葉の裏に何が隠されているのかと目まぐるしく考える。いったい何をお聞きになりたいのか、よもや合歓のことまですべてご存じなのか。


「……は」


 結局なんと答えてよいか分からず、曖昧に相づちを打つ。帝はうん、と唸った。


「大将より報告は受けておる、門を破ろうとしたのは最近市中で狼藉を繰り返している者どもであったとか」

「……」

「怪我人が数人出ただけだったのが不幸中の幸い。そなたに怪我はなかったのか?」

「あ、いえ……」


 思わず、小さく咳払いをした。何を仰せなのか、春恒には皆目分からなかったのだ。

 実は数日前の深更、内裏を守る門のひとつで騒ぎがあった。このところ市中で暴れている盗賊の一味が、こともあろうに天子のおわす内裏を襲おうとしたのである。突然のことゆえ滝口*が到着するのも遅れ、当時居合わせた近衛府の者たちが対応に当たった。幸い門を突破されることは防いだものの、傷を負った者もあったという。

 しかし、春恒はその時、やしきに籠められていた。その後出仕もしておらぬ。従者の俊行としゆきも役には立たぬ、知ることなどできようはずもなかった。

 なんと返答すべきか逡巡し、意を決して口を開こうとしたちょうどその時、遠くから軽やかなわらわの笑い声が届いた。思わず顔を上げてしまい、帝と目が合った。それはほんの一瞬であったにもかかわらず、恐ろしく長い時にも思えた。すべてを見透かすような視線にたじろぎ、まるで死にかけのうおのようにぱくぱくと口を動かす。これ以上の沈黙には耐えられぬと思ったその時、帝が春恒を視界から外し、目を細めて声のした方を見遣った。


「東宮はなんぞご機嫌なようだ」


 そうしてかすかに微笑むと、静かに春恒に視線を戻す。


「左大臣から新しい書が届けられたようでね。左大臣が選ぶ書はさすが、良いものばかり」

「……さようにございますか」


 話が変わったことに内心ほっとしながら、中身のない返事をするしかない。


「うん……そうだ、中将も知っておろう、あの古今集も素晴らしい手蹟のものであったな」

「古今集、でございますか?」


 春恒は小さく首を傾げた。あの、と言われても心当たりもない。帝が春恒の様子を見て、訝しげに尋ねる。


「藤壺の許にあった古今集、今はそなたが北の方の手元にあると聞いておったのだが……違うのか?」


 その言葉に、春恒は頭の中を目まぐるしく働かせた。が、何をどうしても思い出すことなどできず、全身から汗が噴き出る心地に陥る。


「わたしが手遊てすさびに絵など描き込んであるものだが」


 念を押すような帝の言葉に、春恒は皆目見当もつかぬまま、ああ! と大きく頷いた。


()()古今集のことでございましたか。それはもう大事にいたしております」


 しん、と一瞬の沈黙が落ちた。

 帝は頷くこともせず、ただじっと春恒を見る。すべてを見透かすような、突き刺すような視線に耐えきれず、春恒はまばたきを繰り返しながら目を伏せた。


「……そうか。して」


 帝はそう言いながら、傍にあった脇息からゆっくりと身を起こした。


「以前渡してあったあれ(・・)は、我が義妹に届いたのかな?」


 それならば分かる。帝が仰っているのはあの、藤壺女御所縁(ゆかり)きぬのことであろう。あれは間違いなく東北ひがしきたの対屋に置いたと俊行が言っていた。

 春恒はわずかに視線を上げる。


「は、それはもちろん───」

「おかしいな」


 たたみ被せるように言われ、春恒はまたもやぎくりと口を噤んだ。


「何か問題がございましたでしょうか? 間違いなく妻の許にあるはずですが」

「文の返事が来ぬ」


 投げやりな様子で帝は言い、春恒は絶句した。


「……ふ……文、でございますか?」

「そうだ」


 そのようなものが入っていようとは、思いもしなかった。あの時帝がはこに入れていたのは、その場で描いた藤の絵ではなかったか。春恒は慌てて幾度めか分からぬ頭を下げる。


「申し訳もございませぬ。帰りましたらすぐにでも書かせますゆえ」

「……ほう、文を書いて寄越させる、と」

「はい」


 帝は蝙蝠かわほりを胸元から出して、その先を顎に当てた。


「では、楽しみに待っているとしよう」

「は」


 深く頭を下げた春恒に、帝は手にしていた閉じたままの蝙蝠をしゅると床に滑らせた。

 ついた手にとんと当たって、春恒はぎくりと肩を震わせる。


「それを、我が義妹に。それもまた、藤壺の思い出の品ゆえ」

「……は」


 春恒はその蝙蝠を両手にいただき、もう一度深く頭を下げた。

 帝が小さく息をつく気配を感じて、春恒は焦りを覚えた。今のこの対面が、決して良い雰囲気でないことは分かる。だが、この重苦しい気配を払うような気の利いた文言は、春恒の焦りに反して何ひとつ出てはこない。


「下がってよい」


 唐突にそう言われた。帝の真意がどうであれ、この対面が失敗であったことは明らかだった。いったい何ゆえ呼ばれたのかさえ分からない。釈然とせぬまま、春恒は視線を落として御前から後ずさる。帝はもうすでに己を見てはいなかった。

 とにかく終わった。くちびるを真一文字に結び、虚な目を落として殿上の間に戻りようやく息をつく。

 帝が妻に送った文のことなど分かるはずがない。春恒は揺羅の許に行こうともしなかったし、揺羅もまた春恒に話そうともしなかったのだから。だがそのことで、図らずも帝に妻との疎遠を垣間見せてしまった。またひとつ、己の不甲斐なさをさらけ出してしまったのだ。春恒は呆然と立ち尽くし、手にした蝙蝠をきつく握りしめる。息が詰まりそうだった。

 このようなことで、この宮中でやっていけるのか───苛立ちの中でそう考え、そうしてふと、春恒は帝がいるあたりを振り返った。

 まこと、わたしはこの宮中でやっていきたいのか?

 かように息詰まる宮中で日々緊張感に張り詰め、帝の鋭い眼光に貫かれ、殿上人の嗤いに晒されながら生きることを、己はまこと望んでいるのだろうか?

 春恒はだが、その考えをすぐに頭から追い払った。

 これは己のためだ、決して右大臣家のためなどではない。わざわざやって来た合歓のためにも、己が望むと望まざるとにかかわらず、この都で確たる官位を得ねばならぬのだ。

 春恒は握りしめていた蝙蝠に視線を落とした。まずはこれを、確かに妻の許に届けねばならぬ。

 ふわりと帝の好む薫りが漂う蝙蝠を胸元にしまおうとした春恒は、ふと考えた。ここにもまた、何か書かれているのではないか。

 春恒は、手にある蝙蝠をじっと見た。それから、無表情に蝙蝠の要に手をかけた。盗み見る後ろめたさなどない。また同じことが起こらぬよう、己は知っておかねばならぬのだから。

 躊躇なく蝙蝠を開く。だが、そこにはただ、優美な藤の花房が濃く淡く墨で描かれているだけだった。

 どこか拍子抜けした心地で、ぼんやりとその藤の絵を眺める。藤は甘やかな記憶へと誘う花。春恒ははっと顔を上げる。

 そうだ、早う叔父上の邸へ───合歓の許へ行かねば。

 春恒は小舎人童ことねりわらわ*がやって来るのも待たず、翳り始めた空の下へと駆け出した。



   *****



 気配を消したままでそこに居続けるのは、どれほど至難の業だったことだろう。

 基冬もとふゆは怒りを通り越した情けなさをどこかにぶつけるすべもないまま、帝の背後で春恒の言葉を聞いた。

 春恒は、邸にいた間に内裏で起きた出来ごとも政情も、何ひとつ把握していなかった。それだけではない、仮にも己が妻のことすら何も知らぬ様子だっただけでなく、帝からの、本来なら実家である左大臣家を通すべき亡き女御の遺品の受け渡しを、誰にも相談することなく独断で行っていた。正直に真実を明かし、分からぬものを分からぬということもしなかった。なんという未熟さであろう。

 しかもだ。帝から己が妻への文遣いを請け負うとは、いったい何を考えているのか。

 ただでさえ奥まって空気の澱んだ場所に潜んでいた基冬は、息苦しさの中で嫌な汗が流れ落ちるのを感じ、わずかに身じろいだ。


「───基冬」


 居心地悪い静けさを、帝の声が破る。


「出てまいれ」


 言われて、御帳台の陰に身を隠していた基冬はのろりと腰を上げた。

 先ほどまで弟が座っていたところに腰を下ろす。ちらりとよぎった帝の目には、憐れみの色さえも浮かんでいる気がした。


「しくじったな」


 帝もまた、どこか力のない声でそう呟いた。


「……しくじった、とは」

「もう、あの者に後はないと伝えたはずだ」


 帝は基冬の伏しがちな顔を覗き込むようにそう言うと、じっと基冬の目を見た。

 その目を見返すことは、今の基冬には許されない。童の頃なら許されたとしても。そして春恒もまた、もはやその身勝手が許されるわけはないのだ。


「もとより承知しております」


 言葉が喉に引っかかる。今また、このような話をせねばならぬことが辛い。


 ─── 人生には辛い決断をせねばならぬ時もあるということを、忘れてはなりませぬ。


 母に言われたあの言葉を、この数日ずっと胸に抱き、考え続けてきた。

 春恒の処遇、その行く末を、兄である己が手で断ち切らねばならぬのだとすれば、なんという運命であろうか。


「あのような者に蔵人頭くろうどのとうが務まると思うか? 身内、弟と思わず考えてみるがよい」

「……考えるまでもございませぬ」


 絞り出すようにそう言うしかなかった。それを聞いた帝は首を横に振りながら、深い吐息を零す。


「わたしには分からぬ。中将あれは妻を売るつもりなのか?」


 帝が呆れたように呟いたその言葉で、基冬は春恒が試されたのだと確信した。

 帝から妻に送られた文がよこしまなものとは限らぬ。それでも春恒は警戒し、対処すべきだった。そこを帝は見ていたのだ。


くだんの騒ぎについても、何も知らぬようであったな。中将でありながら」


 基冬にはもう、春恒を庇い立てする言葉も見つからなかった。

 帝をお側でお支えすべき蔵人という立場にどれだけの重さがあるか。その重みに耐えられるだけの力は、春恒にはない。

 基冬は心のうちを正直に吐露する。


「もはや、何を言うべきかも……分かりませぬ」


 その様子を見て、帝もまた深い息を吐いた。


「……残念だ」

「右大臣家として、決して異を唱えることはいたしませぬ。すべては主上の御心のままに」


 その時、やにわに強い風が吹いた。一瞬で夏の光が翳り、どこか禍々しい気配が清涼殿のうちにまで忍び込む。

 どこかから慌てたように先ほどの蔵人がやってきて、密やかに女房に指図しながら御簾を下ろし始める。その様子を見ながら、帝は誰に言うでもなく呟いた。


「嵐が来るぞ」



   *****



 御前を退出した基冬もまた、春恒と同じくどこをどうやって歩いたかも分からぬ心地で、ようよう迎えの牛車くるまが待つ待賢門たいけんもんまでたどり着いた。

 門の外にいた是親これちかが、現れた主人あるじの顔を見てわずかに焦りを滲ませる。


「いかがなさいましたか? この暑さに当てられたのでは?」


 心配そうに顔を覗き込む是親に、基冬は力なく頭を振った。


「違う、そうではない」


 ぽつりとそう答え、牛車に乗るため置かれたしじの前まできた基冬は、足を止めて是親を振り返った。


「叔父上の邸に参る」

「……お疲れのご様子。一度、高倉にお戻りになった方が良いのではありませぬか?」

「帰ってしまえばもう二度と再び、立ち上がることはできぬような気がするゆえ、このまま」

「しかし───」

「大事ないと言うておる!」


 珍しく、基冬が苛々とした調子できつく是親の言葉を遮った。是親ははっと息を呑み、頭を下げる。基冬はぎゅっと目を閉じると、額に手を添えて大きくひとつ、息をついた。


「……すまぬ。今すぐ行かねばならぬのだ」

「承知いたしました」


 肩を落とし疲れ果てた様子を見せる主人あるじが、その姿に似つかわしくないくらい光をその瞳にみなぎらせているのに気づいた是親は、もうそれ以上止め立てするすべはないと察したようだった。

 強い風が基冬と是親の間を吹き抜けていった。基冬は黙って頭を下げる是親から目を逸らし、素早く牛車に乗り込んだ。崩れるように腰を下ろし、風通しにと開けられていた物見を乱暴に閉めると、立てた膝に顔をうずめ、胸の奥底に沈む鬱屈した思いを吐き出した。

 時折吹きつける風が物見をひゅうと鳴らす中、牛車がゆるりと動き出す。

 牛車の中の空気が澱んでいる。いつもなら気にならぬほどの揺れを不快に感じ、基冬は思わず屋形の壁に凭れかかって目を瞑った。するとなぜか、幼い頃春恒とともに過ごした明るい日々が脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消えして、どうしても消えてはくれぬ。

 なぜ、このようなことになったのか。何ゆえ。

 握りしめた拳で己のかぶりを叩く。


 ───己の人生を己で選び取る機会を、他でもないわたしたちが奪ってしまったのです。わたくしはそう思うています。過ちは過ちと認めねばなりませぬ。


 今ようやく、母の言葉が腑に落ちた気がした。

 春恒が己と同じように生きることは右大臣家に生まれた者の責務と、これまで信じて疑ってこなかった。道を外れることこそが不幸と信じていた。だが本当は、このまま突き進むことこそが、誰にとっても不幸なのではないか。

 基冬はくちびるをきつく噛みしめ、襲いくる自責の念と弟への歯がゆさに頭を抱える。今こそ何をすべきなのかを必死で考えた。

 牛車が大きく揺れ、牛飼童うしかいわらわの声が聞こえてくる。身体を支えるために手をつき、そのまま、なぜ、と胸のうちで繰り返す。

 弟を切り捨てるというその決断を、なぜわたしがせねばならぬのか───基冬は己にのしかかる責を呪い、抑えきれぬ嗚咽をこぼした。

滝口

蔵人所の管轄下、宮中の警備に当たった武士のこと。清涼殿の滝口に詰所があったため、滝口の武士と呼ばれます。


小舎人童

近衛府の大将・中将が召し使った、少年の従者。


───風巻は「しまき」と読み、風が激しく吹き荒れることをいいます。

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― 新着の感想 ―
更新嬉しいです!ありがとうございます! この2年私のなかにもずっとたぎつ瀬の世界が生き続けていました。 みんな幸せになってほしい…揺羅さまと基冬さまにはいっとう、なんの翳りもなく心穏やかに笑顔で溢れる…
久しぶりの更新、ありがとうございます! 春恒の揺羅に対しての仕打ちは許されないが、 このまま春恒は合歓と一緒に伊勢へ戻るのは一番ハッピーエンドの気がします。 反省して幸せになって欲しいですね。 次…
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