表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昔と今をつなぐ鍵  作者: ぷらすとぷらす
第9話 やってわかることもある
44/65

あわせてくれる人だから

 レイさんが魔法を唱え終えると、景色が一変した。

 いつか見た白い世界と道が、目の前に広がっている。

「この道っていつも白い綿毛なの?」

 両脇に白い綿毛がある道の中央に私は立っていた。

「うん。通る時はいつもこの景色かな」

 気になったので聞いてみたらパッキーちゃんが教えてくれる。


「あれ?」

 話をしているとめまいがしてきた。

 目の前にいるパッキーちゃんやレイさんがぐるぐると回る。

「変身すると良いよ」

 どこかからレイさんの声が聞こえ、回る世界の中でブレスレットをかざす。


 とんがり帽子とマントを羽織ると、気分は少しずつ落ち着いてきた。

「ありがとう、レイさん」

「どういたしまして。この道を通るのには魔法が必要なのかもね」

 帽子の上からレイさんの声がする。

 顔を見るために帽子をとると、レイさんが頭をなでてきた。


「いけるとこまで行ってみようか」

 パッキーちゃんの声が聞こえ、そちらを向く。

 いつの間にかパッキーちゃんも着替えていて、帽子とマントを身に着けていた。

 わかったと返事をして、ブレスレットのビーズの量を確認する。


「後ろはボクに任せてね」

 声に合わせてレイさんを見ると、服装が変わっていた。

 ラベンダーピンクのコートを着て、頭にバンダナを巻いている。

「雛鈴さんとパッキーちゃんに合わせるよ」

「ユカリちゃんで良いですよ」

「わかった。これからは名前で呼ぶね、ユカリちゃん」

 パッキーちゃんが信じていて、私たちに合わせてくれる。

 だから名前で呼んでほしくなって、お願いしてみた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ