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一度調べて聞いてきて
「はいレイリリーンです」
「こんにちは、レイ姉さん」
「こんにちは、パッキーちゃん。今日はユカリちゃんも一緒なんだね」
水晶玉に映った日焼けしたレイさんと、挨拶を交わす。
部活の話、高校の話、雑談、いろんな話のあと、道の話題を切り出す。
「こっちに来る道の話か」
「はい。レイ姉は何か知っていますか?」
「そうだね……うーん」
かしこまって話すパッキーちゃん。対してレイさんはなにか考えている。
「どうしたんです?」
レイさんに聞いてみる。
「ボクが教えても良いのかなって」
「って言うと」
「本来なら師匠さんが教えるはずだからね」
「師匠からは何も」
レイさんの言葉にパッキーちゃんは答える。
「なら宿題ってことかな?」
「宿題?」
おうむ返しに聞き返す。
「ボクが教えると、考える機会を奪っちゃうからね。難しいんだ。こういうの」
困った様子で話すレイさん。
「わかりました。調べてみます」
「うん。相談には乗れるから、困ったときはいつでも頼ってね」
「はい、ありがとうございます」
「っと、師匠からの呼びだしだ。それじゃまたね」
パッキーちゃんの言葉にレイさんは返答して通信を切った。
「調べものってどこでやるの」
「書斎があってね、たぶんそこにあると思う」
パッキーちゃんは冷蔵庫に麦茶を入れて、コップを洗ってから案内してくれた。




