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昔と今をつなぐ鍵  作者: 雪陽炎
第7話 いろんな秋が始まるよ
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一度調べて聞いてきて

「はいレイリリーンです」

「こんにちは、レイ姉さん」

「こんにちは、パッキーちゃん。今日はユカリちゃんも一緒なんだね」

 水晶玉に映った日焼けしたレイさんと、挨拶を交わす。

 部活の話、高校の話、雑談、いろんな話のあと、道の話題を切り出す。


「こっちに来る道の話か」

「はい。レイ姉は何か知っていますか?」

「そうだね……うーん」

 かしこまって話すパッキーちゃん。対してレイさんはなにか考えている。

「どうしたんです?」

 レイさんに聞いてみる。

「ボクが教えても良いのかなって」

「って言うと」

「本来なら師匠さんが教えるはずだからね」

「師匠からは何も」

 レイさんの言葉にパッキーちゃんは答える。


「なら宿題ってことかな?」

「宿題?」

 おうむ返しに聞き返す。

「ボクが教えると、考える機会を奪っちゃうからね。難しいんだ。こういうの」

 困った様子で話すレイさん。

「わかりました。調べてみます」

「うん。相談には乗れるから、困ったときはいつでも頼ってね」

「はい、ありがとうございます」

「っと、師匠からの呼びだしだ。それじゃまたね」

 パッキーちゃんの言葉にレイさんは返答して通信を切った。


「調べものってどこでやるの」

「書斎があってね、たぶんそこにあると思う」

 パッキーちゃんは冷蔵庫に麦茶を入れて、コップを洗ってから案内してくれた。


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