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本が導く恋物語~その本どんな内容なんですか?~  作者: アマテン


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雛菊ちゃんとおばあちゃんの家に㉑夕食は山の幸尽くし

「二人とも、起きて。そろそろご飯だよ」

「ん?」


母さんに体をゆすられる。・・・・あ、山から帰ってシャワーを浴びた後寝ちゃったんだ。隣には雛菊ちゃんも寝ている。まだ眠気があるので洗面台に向かう。


「すごい豪勢ですね」


 あとから洗面台に来た雛菊ちゃんと一緒にリビングに向かうとテーブルの上には山でとってきた山の幸の料理ばかり。


「じゃあ、いただきます」

『いただきます』


さあ、何を食べようかな。


「これは何ですか?」

「これはとろろだね。このまま食べてもおいしいけどやっぱりご飯にかけないと」


 雛菊ちゃんが興味を持ったのは自然薯をすりおろしたとろろ。おばあちゃんは出汁も一緒に混ぜ込んでいるんだよ。お玉でとろろを掬ってご飯にかけて醤油をたらして食べる。出汁と醤油の味がついたとろろがご飯と絡んですごくおいしい。それに自然薯自体栄養がいっぱいあるから健康にもいいんだって。栄養といってもよくわからないけどおいしいからいいんだけど。


「!おいしいです。山芋にはこんな食べ方もあるんですね」


 恐る恐る一口食べてみる雛菊ちゃん。口にあったようでそれからパクパク食べ進めていく。気に入ったみたいでよかった。


 次に食べるのはタケノコの煮物。中まで味が染み込んでいて噛むごとにうまみが溢れt来る。これでとろろご飯も食べるとすごい美味しいんだ。


「これが山で話していたタケノコの刺身ですか。すごく薄く切ってるんですね?」


雛菊ちゃんはタケノコの刺身を箸で一枚つまんでみている。


「刺身で食べる場合はねタケノコの角の部分がおいしいのよ。こっちは生でこっちはゆでたもの。それぞれ特徴があるから食べ比べてみてね」


モグモグ


「生の方は触感がシャキシャキしていて、茹でた方は甘みが強いんですね。魚とは違いますが野菜のお刺身もおいしいですね」


雛菊ちゃんはよほど気に入ったのかパクパク箸が進んでいる。僕は自然薯焼きでも食べようかな。自然薯焼きはとろろにニラ・豚バラを乗せてフライパンで焼いた料理。お好み焼きやチヂミと違い表面がすごくパリパリで中はトロっとしている。これをポン酢と食べるといいんだよね。


さあ、明日はこの旅行のメイン夏祭りだ。

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