表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/48

22話 聖獣の誕生

ブックマークの追加と評価ありがとうございます

( ・ω・)

この星の名前はアシスゲイアです宜しくお願いします!!


【聖獣】それは世界に貯まった怨念や負の感情を浄化する生き物である

始まりは人類がまだこの星 アルカンゲイアには存在しなかった時…聖獣はいたこの時代は原初と言われる魔物達が生きていた


原初と言われる魔物達は今より天と地ほど差がある…


例えば今の今のスライムは体長は40㎝ほどだが原初のスライムは体長5メートルはありさらに水があればどこまでも大きくなれる…そう星を飲み込めれる大きさだって


原初と言われる魔物は1体で世界を滅ぼせるほどの力を持っていた


だがそうなると何故世界は滅ばなかったのか?と…疑問に思うだろう


答えは2つある

1つこの星を作った神が調子にのる原初の魔物を大人しくさせたのだ(物理的に)

2つ原初の魔物は全員知性を持っている事だ

知性があると…それゆえに気づいてしまった我々が束になってもあの神には勝てぬと…


知性があるがゆえにストレスや負の感情が生まれる


そこで聖獣の出番になった…


聖獣は怨念や負の感情などを魔力に変換させ星に送っている


この星 アシスゲイアでは魔力を使い戦闘生活に気軽につかっているのだが正直今のところ聖獣は全く死期が無い


それもそうだ魔物達は良い意味でも悪い意味でも純粋なのだ


日々他の魔物と遊んだりする者もいればご飯を誰かにたべられたりすると辺りいっぱいに暴れたり自由そのもの


そして日々減っていく星 アシスゲイアの魔力ゆえに神は人間を作り出した


人間は集団で生活をし狩りをしたり食べられそうな木の実を集めたり日々を過ごしていき100年もすれば町ができていた


原初の魔物達は神の言葉により人間達を襲うことはなかった


彼等からすれば人間は虫のような生き物でうっかり殺して神からオシオキがされるのが怖いので近づかないようにしていた


…だがある日人間達はあろうことにも1体の原初の魔物に襲いかかってきたのだ


人間達は石を削った物や木で作った槍などを手に持って…


結果は当然襲いかかってきた人間達は殺された


しばらくすると最初の時より10倍ほどの人数500人で襲いかかってそれでも全員殺された…

当然だ原初の魔物は1体で星 アシスゲイアを滅ぼせる力を持っているのだから。


それからだ…人間達から怨念や負の感情が増えてきたのが


増えたと言っても百万もいってないので聖獣は特に苦労もせずに処理が終わった


だが人は繁殖率が大きくドンドン人が増えていき人間どうしの争いも増え更え負の感情が瞬く間に増え続け


500年たつ頃には聖獣が1頭では負の感情を魔力に変換間に合わずにいた


故に神は2頭目の聖獣を作り出した


その時に神は今回みたいな負の感情が多くなり魔力の変換が間に合わなくなったときの為に世界樹(ユグドラシル)を植えさらに管理の為に精霊神を作り世界の負の感情の許容値が越えたときに世界樹(ユグドラシル)と精霊神が力を合わせ聖獣が生まれるようになるのだ


よって3頭目以降からから聖獣には世界樹(ユグドラシル)と精霊神の加護が付き精霊魔法と植物魔法を使えるようになる


他にも聖獣は負の感情を魔力に変換しているが体にも影響は少なからず出る


変換するごとにだんだん負の感情に汚染されていき染まりきるとただの獣となる…それゆえに染まりきる前に転生し新たな聖獣として生まれ変わり役目をはたし続けるのだ





…『これがこの世界の聖獣としての歴史ですが分かりましたか…?』


「zzz……」


すやすや寝ていると突然頭がいたくなった


「キチィィィィ!!(いったあいいいい!!)」


『聞いてませんでしたね?』


えっと…管理人さん…?怒ってます?いや…でもね僕にはちょっと難し過ぎたかなぁ~って…ね?

ほら分かるでしょ?


『……』


やばい…管理人が無言な時は本気で怒っているか呆れているかのどっちかだ…しかも今回は前者のようだ


『ではこうしましょう』


管理人さんの声が聞こえたと思ったら突然頭のなかに膨大な情報が入ってきた…そして僕の意識はそこで途絶えたのだった…








ある部屋の中央に丸いテーブルを囲むように座っている者達がいた


その中にはノールを見に来た大柄な男とメガネをかけた女性もいた


「あ~皆集まってくれた事感謝するそれで今回はな新しく聖獣を見つけた」


部屋の中にいる誰しもが驚いた


中には椅子から落っこちた者もいたが気にする者はいなかった


「ギルマスそれは本当ですか?」


メガネをかけた男性が傾いたメガネを直しながら信じられず大柄な男に聞いた


「ああ本当だ…コイツの真眼(シンガン)で精霊魔法があるのが分かったからな確かだろう」


大柄な男は隣にすわるメガネ美人を指を指した


「ええ…本当ですあの子は精霊魔法を持っていました」


「なんと…」

「ということは…」

「ああまずいな…」


部屋のなかは何かを心配するようになった…

それもそのはず聖獣は負の感情が許容値が増えると生まれるのだ


「とにかく!そうゆうことだ!俺たち冒険者ギルドは影ながら聖獣を守る!異論は認めん!異常解散!!」


ギルマスの掛け声でぞろぞろ部屋を出ていった


「フォホッホッ聖獣とは良いことを聞いたの…」


部屋の中にそんな声が消えるように響いたのだった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ