20話 冒険者
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( ・ω・)
「ノール大丈夫だった?怪我はないみたいだけど送られてる来る感情が凄い怒りを感じたから急いで駆けつけて正解だったわね」
僕をペタペタと触って怪我が無いことを確認し僕の体の上にへばりついた
「ノールは冷たくて涼しいわね…」
彼女と触れていると心なしかだんだん怒りが消えていき落ち着いてきた
「フフッ落ち着いたみたいねノール」
彼女はどうしてこんなに暖かいんだろ…彼女と触れているだけて心が満たされていくずっと一緒にいたいと思えてしまう
そんか感情が彼女にも伝わったのか一瞬驚いた顔をした後に微笑んだ
「なに?ノール離れたくないの?仕方ないわねしばらくはこのままでいてあげる」
言葉が話せないためうまくは伝わらないけどこれもこれもでいい気がする…この暖かさを離したくないレティシアにこの想いは恐らく叶わないだろう。
でも君が僕を必要とする限り願わくば君の傍に…
……「さっノールもう大丈夫?」
「キチ(うん)」
「そう良かったわ…でも気を付けてねノール
間違いなく、クーベルト兄さんは貴方を良くて奴隷の印を刻まれるか
悪くて裏でノールを殺そうとしてくるはずよそれも貴方を悪者に仕立て上げてだから今後クーベルト兄さんに何と言われようと歯向かったり近づいたりしたら駄目よ!」
確かにあの男ならやりそうな事なので僕は素直に頷いた
それからというものクーベルトは度々僕の元にきてはちょっかいを出してきている
挑発をしたり蹴ったり殴ったりしてきたが管理人の管理の元、一時的に聴覚の機能を止めているので何かわめいていても全く意味をなさない
蹴るや殴るといった行為に関しては防御力が高い僕にとってはこちらもまるで意味をなしていない
それにしてもコイツはよくやって来る攻撃は僕には通じていないと分かっているだろうに何をしたいんだろうか…
『簡単です貴方から手を出させる為にいろいろと工夫をしているみたいですがどうにも知能が高くないようです
ちなみに挑発に関してはなかなかだと思いますよ?聞きますか?』
答えはもちろんNOだ
そんな日が続いたある日珍しくパパさんが僕を自分の執務室に呼び出しを受けたのでメイドさんに案内をしてもらい無事に部屋の前につき目の前のドアをノックすると「入れ」と返事がきたので部屋に入ると椅子に座りながら書類を片手に持ち読んでいるパパさんがいた
読んでいる書類を机の上に置きパパさんはゆっくりと僕と目を合わせた
「来たか…君…いやもう家族になったと言ってたな他人行儀は止めよう。
ノールお前は今面倒な事になりつつある…」
ああ…どうやら管理人の予想と当たったみたいだ
「今朝冒険者ギルドでお前の討伐依頼を家の長男クーベルトが出したそうだ…だがここはこの町の領主つまり俺の屋敷だ。
多くの冒険者は屋敷に魔物が住み着いたなら何故俺ではなくクーベルトだと疑問に思う奴は多く依頼を受ける者は少ないだろ…
だがクーベルトは依頼の報酬は高く1ヶ月は軽く暮らせる金分を用意しておりそれにつられた冒険者もいるかもしれん…ゆえに今日は屋敷の中にいろ
明日には依頼は取り消されるから安心するがいい分かったか?」
その姿は僕に注意をしてくれたレティシアに重なり親子だなぁ…と思った
パパさんはいいオッサンだけど昔はイケメンだと感じた今でもなかなかワイルドな顔つきなのでイケメンでも皆が人生を重ねればこうなる良いなぁと思った僕だった…
パパさんの忠告に従い今日は屋敷の中にあるレティシアの部屋に行くことにしたその途中でアンと会った
彼女は僕とぶつかりそうになり後ろから倒れてしまいロングスカートからチラッと見えた太ももが大変綺麗で見続けているとアンが体をおこし僕が足をみている事に気づくと彼女は両腕を組み怒りだした
「ノール君!駄目ですよぉ~女の子のスカートの中を見ちゃ~そんな悪い子にはお仕置きですぅ!さぁこっちにきなさぁ~い!」
アンは僕の後ろ足を掴みズルズルと屋敷の外に向かって行く僕ももちろんパパさんの忠告もあったので全力で抵抗したがそれでもアンの力は凄まじく意味をなさなかった…
屋敷の外に連れてかれアンは何故かスコップを持ち出し地面に穴を掘り出したそれもちょうど僕が入れるような大きさの穴が…
えっ…?嘘でしょ?
アンはできたばかりの穴に僕を放り込み顔だけ出すようにして土を戻し始めたて尻尾も使って抵抗したけどアンに尻尾を型結びをされて動かせなくなり抵抗虚しく埋められてしまった
僕の横に「この子は女の子のスカートの中を見る子ですぅ!」と書かれた看板を立てられ何ともシュールな絵になってしまった
ふと門が騒がしくなっていた為目を向けると武装した5人組がいた
そいつらは門から見える僕に指をさし門番に何かを言ってしばらく話していたが無駄だと分かったのか門番に銀色の何かを渡すと驚くべきごとに門を開けた
その瞬間に5人組は僕に向かって走りだし剣を振りかぶったのだった




