18話 精霊の祝福
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( ・ω・)
お花のお姉さんから最後きキスをされ驚いている隙に後ろを押されて元の場所に戻ってきたみたいだ…
何でキスをしてくれたんだろう…いや嫌じゃないんだよ!嬉しいんだよ!?だだ人間だった頃は1度もその…キスとかしたことなかったから…
『ステータスを見れば分かると思いますよ』
ステータスを?なんだろ…
不思議に思いながらもステータスを見てみると…
[種族:恐竜] レックスローチ(進化可能)
レベル35/35(MAX)
名前:ノール
HP:700 MP550→825(1.5倍)
力:330 防御力:1240
速さ:1480 賢さ9999
運500
スキル
UR:創造
SSSR:叡智を知る者
SSR:精霊魔法←NEW
SR:伸縮
SR:捕食者
SR:胃袋(大)
R:脱皮
R:合成
R:飛行
R:魔法耐性
R:毒耐性
加護
《精霊の祝福》←NEW
称号
【転生者】隠蔽済み
【獣の森の主】
【暗殺者】
契約
《レティシア》
……なにこれ?
『先程までいた花の精霊からの加護ですね』
じゃあこの精霊魔法ってなにさしかもSSRだし!これ絶対凄いやつじゃないの!?後MPが1.5倍になってるし!
『そうですね、精霊はほとんど誰かに加護を授けたりしません』
(えっなんで?)
『精霊は相手の魂を見分けることができるゆえになかなか気に入った相手が見つからない…と言うのもありますが。
1番は精霊は大変気まぐれということです』
僕は自然と顔がひきつったのが分かった
管理人さんの話だと精霊は気まぐれだとゆうだとするとあのキスも気まぐれだったのかなぁ…
僕はキスをしてくれた花のお姉さんを思い出しながらため息を吐くのだった
その後に無事にボールを見つけ今回は何も起きずレティシアの元に戻ることができそのまま帰ることになった
帰り道に管理人さんに花の精霊のお姉さんから貰った加護の事を聞いてみた
『精霊の祝福の効果は複数あります
1つ精霊魔法を覚えることができますこれはかなり使えるスキルです、本来精霊しか使えない魔法ですが…精霊から加護…祝福があることで普通の魔法より強力な精霊魔法を使えるようになります。
2つMPが1.5倍になります。
3つ獲得できる経験値が1.5倍になります。
4つ精霊や妖精から好かれるようになります』
へぇ~結構いろいろあるんだなぁ…
1つ目は精霊しか使えない精霊魔法これは後々管理人さんと話し合えばいいか
2つ目と3つ目は普通に嬉しい
4つ目の精霊と妖精に好かれるって言うのは正直嬉しくはあるんだけど疲れる…
『他に加護を手に入れた事で進化にも影響がありまし。
精霊の加護を貰ったことにより魔法特化の進化先も増えたと思いますが…まだ進化はしないでくださいね?』
いやいや進化しないよ…?管理人は僕をなんだと思っているんだろう?確かに魔法特化に進化すればMPも上がって創造で今までMPが足りなくて作れなかったも作れる…ように…なる…?
ケーキ食べ放題…焼き肉食べ放題…
『進化はまだしないでくださいね?』
「!!」
体を横に4回ほど振って邪念を振り払った
管理人の言うことは絶対に正しいのだただでさえ考えるのが苦手の僕が管理人に見捨てられたら正直生きていける自信はあっても絶対にとんでもないミスをするのが目にみえているので反抗するのはもってのほかなのだ…
でも嫌なことを無理やりやろうとするのは止めてほしいかな
遺伝子の確保の為に虫を食べさせようとするのとかね…
ちょっとナイーブの気持ちになりつつも帰り道は何も起こらず無事に帰ることはできた
屋敷に帰ってくると僕はいつもの噴水の近くに座り精霊魔法の実験をしてみることにした
管理人の協力の元
僕の体の表面に魔力の膜みたいなのを張り付け膜の外に火の魔法を纏わせ管理人が作った土の人形に突っ込むと人形が焦げてバラバラになったどうやら威力も上がって火の効果もつくようで満足のいく結果になった
他にも水、風、土の四大属性も試した所無事に全部纏う事に成功した
水は正直纏って突っ込むのは向いていない
突進しに行ってもスピードが遅くなるし纏っている水に巻き込んで溺れさせるくらいしか使い道はない
今では使い物にならないので管理人にお願いすることにした管理人は『…分かりました』と喜んで受けてくれた(?)
続いて風の方は纏ってぶつかりにいくと余り変わらなかったけど僕の思いつきでだいぶ改善された
魔力で纏って次に風を纏いその間にパイプみたいな形をイメージして2つの穴を開け中から風を吹き出すようにしたら凄い速さで移動することができるようになった
だが魔力がかなり消費するので一瞬使う分には問題ないと思う
最後に土の属性を纏うと僕の体がより硬くなったことが分かった
今のところ防御力を上げるだけだが今後他の使い方を管理人さんに聞いてみようと思う
その後も魔力と属性魔法を纏うのをなれるためにしばらく練習したのだった
その様子屋敷の中からつねっとり…と見ている者がいるとも知らずに