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魔王になったら何をする?  作者: 蒼穹月


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20/27

ケースS ~慎重で小心者の場合~

 Sは魔王に進化した!


 「よっしゃきたコレ!」


 Sは両拳を天に突き上げて大絶叫で喜んだ!


 「けははははは!

 私は間抜けなやられキャラとは違うのだ!

 人間の時には出来無かった鬱憤。今こそ払う時なのだ!」


 Sは悪どくニヤリと笑った!

 

 「先ずは魔王の体と人間の体を変身で別ける!

 そうすれば魔王の時にどれだけ人間を敵に回しても関係あるまい!」


 Sは尊大な物言いの割に肝が小さかった!


 「そして魔王の姿を印象付ける事によって更に、人間の時に面倒を避ける!」


 Sは超慎重な小心者だ!

 最早存在感が小物地味てきてるぞ!

 Sはナレーションにコケ落とされているのに気付いていない!

 Sはイソイソと魔王の体を構築し始めた!


 「やっぱやるならイケメンに限る!

 筋肉は・・・元の人間の体は女体でひ弱だから、対象的にムキムキにするか・・・?」


 Sは鏡の前であーでもないこーでもないと、姿を変えていく!


 「よっしゃ!コレに決めた!」


 過ぎる事半日。Sはやっと魔王の体を手に入れた!


 以下外見的特徴↓


 健康的に日に焼けた肌

 ツリ目がちな力強い瞳

 キリリと上がる眉

 西洋人の様に高く整っている鼻

 白くキラリと光る犬歯

 後ろに流れるサラサラな銀髪

 両サイドから後ろに伸びるデーモンの様なツノ

 スラリと伸びる二頭身

 見苦しくない程度に付いたムキムキの筋肉

 鋭く尖る爪

 背中には闇色に輝く魔力で出来た6枚羽



 余りに人外の美しさにSは見惚れるて、鏡の前から動かない。

 そして緩むイケメンの顔。


 「いけない!この顔にニヤ顔駄目!絶対!」


 あわやという所で鏡に顔面強打して持ち直した!

 Sは赤くなった額に手を当てて鏡から視線を逸らした!


 「魔王体の人格も魔改造しとこう」


 超慎重なSは魔力を使って自らの魂を魔改造した!


 「ふ。非難ばかりで改善をしようと尽力しない人間共め。

 私がお前達の性根を魔改造してくれよう」


 魔改造した魔王体のSは自分の事を棚に上げて偉そうにした!

 Sは全人類に向けて意思を飛ばした!


 ー人間共よ私は魔王である。

 本来であらばお前達人間共を滅亡せしめる所だが、優しい私はお前達の性根を叩き直す事によって生かしてやろうと思う。

 感謝するがいい。

 この発信を最後にお前達は生活を改める事になるであろう。

 だが今まで真面目に生きていた者は案ずる事は無い。

 今までより住みやすくなる事だろう。

 少なくとも理不尽な死は確実に減るだろう。

 お前達はただ自然災害のみ気を付ければ良いのだ。

 感謝するがいい。


 Sは大事な事は2回言って発信を切った!

 そして地球全土に向けて魔改造の魔力を放った!


 こうして地球は人間体Sにとって住みやすくなったのだ!


 「あー、交通法違反、DQNが居なくなっただけで何て安全で住みやすくなったんだろう!」


 念の為勇者は真っ先に魔改造していた小心者のSは、今日も密かにほくそ笑むのだった!







 「あれ?そいえば勇者の魔改造出来んなら、もっと好き勝手出来たんじゃね?」


 それに気付くのはもっと先の未来の事。


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