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第18章 警察のローラー作戦は失敗していた

紬はグループラインで茉白にNSXを買う事を連絡したとともに二百万円の借金を申しでた。朝6時に起きて茉白はパンを焼いていた。コーヒーを飲みながら焼いていた。「おはようございます。」柚葉が起きて来た。「おはようございます。」紬が起きて来た。椅子に座った。「紬ちゃん、あれ、買ったの?GTRは辞めたの?あのスーパーカー二百万円なんだ?安くない?」茉白が紬の顔を見た。「GTRは辞めた。私では運転出来なそうだから、お客さんのGTR運転してわかった。値段も高いし、お客さんも私にはむずかしいって言うんだ。だからアレにした。今日、持ち主が来るんだ。茉白さんお金大丈夫だよね。」紬は茉白の顔を見た。「大丈夫。はい、これ。」茉白は二百万円の入った封筒を手渡した。一千万円くらいなら押し入れのダンボールの本の間に隠してあるから大丈夫だった。「有り難う。後駐車場、茉白さんか柚葉さんが立体に停めてくれない?車高が低すぎて下すっちゃうから?」紬は二人の顔を見た。「それでは、私と交換しよう。茉白さんは帰り遅いから私と交換しよ。13番ね。」柚葉が紬の顔を見た。「有り難う。柚葉さん。13番。ね。」紬が柚葉の顔を見た。「今までの軽自動車はどうするの?」茉白が聞いた。「会社の中古車コーナーに並べてもらう。20万円くらいで。」紬が答えた。「パン焼けたよ。お待ちどうさま。」茉白は柚葉に出した。「お待ちどうさま。紬ちやん。どうぞ。コーヒー今から淹れます。」茉白が言った。「いただきます。」二人はバンを食べ始めた。「お待ちどうさま。」茉白はコーヒーを柚葉と紬に出した。「茉白さん。ヤマハ入会したんですか?」柚葉が聞いた。「したよ。今日から早速レッスンだわ。もっと上手くなるから!」茉白は柚葉の顔を見た。「頑張ってね。」紬が茉白の顔を見て微笑んだ。「頑張る。テレビつけて良い?」茉白が二人を見た。テレビのリモコンを手にとるとテレビが点いた。(一連のトムキャットによる事件を調べていた警視庁のローラー作戦は失敗した。手がかりすら掴めず)と報道していた。「だろうな?わかりっこないよ。」茉白が言うと柚葉と紬が笑いだした。「茉白さん。次の獲物は?」柚葉が茉白の顔を覗いた。「柚葉ちゃん。例の株屋あたりいいんだけど!駄目かな?」茉白が聞いた。「いいんだけど日本人しかわからないネタだからさ、反対したんだ!外国人でもわかるネタじゃないから。」柚葉が茉白の顔を見た。「そうだよね。危ない危ない。辞めとくわ。でも警察も黙って指を加えて見てないだろう!ソロソロ、手を引くか?アンチが増えたし、お金配っても泥棒した金は要らねえなんてコメント増えてるし、私達の役目、終わったよ。だいぶ稼がせてもらったからこれからソレを元で株やろう、アレだけ株屋が顔出ししてんだから儲かっているだろう。アカウントをわざとハッカーに盗ませて今まで罪、償ってもらおうと思う。」茉白は大胆な作戦を考えていた。「上手く行くかなあ?」柚葉はボソリ呟いた。「模倣犯も出て来ているみたいだし。」茉白は柚葉の顔を見た。「書き込みがあった。名前はトムフォックスだったかな?なんか、台湾、中国企業を荒らしまくっているみたい。ウフフフ。」茉白は柚葉の顔を見て笑った。「そうなんだ。ウフフフ!」柚葉も貰い笑いを浮かべた。「本家は卒業だな!」茉白が柚葉の顔を見てニヤリ微笑んだ。「お風呂先頂きました。柚葉ちゃんどうぞ!」紬の声が風呂場から聞こえた。「なんか、茉白さんに頼りっきりですね。私達。すいません。」柚葉は茉白の顔を見て頭を下げた。「いいんだよ。私の仕事だから暇な時手伝ってくれれば!」茉白は柚葉の顔を見て微笑んだ。「暫くしたら儲かっている企業を狙うからゾクゾクタウンとか、とらえもんの企業とか弁護士事務所とかね。まだまだあるよ。ギャンブル企業とかもね。」茉白は思いつきで名前をあげた。「ヤッパ茉白さん怖いわ!風呂入ってきます。」柚葉は茉白の顔を見て風呂場へ向かった。「今日は、スーパーカー自分の物になるのね。紬ちゃん。嬉しいでしょう。」茉白は風呂から出て来た紬に声をかけた。「はい。嬉しいです。気分上々です。」紬は茉白の顔を見てニヤリ笑った。「気をつけて帰ってきなよ。スピード出さないでゆっくりと」茉白は紬の顔を見て微笑んだ。「わかってるって!つくばは白バイが多いから気をつけてって面野井さんが言っていました。」紬が茉白の顔を見て微笑んだ。「そうなんだ?私はこの近所しか乗ってないからあった事ない。」茉白は言った。「今日はさ。こどまも家庭庁にランサムウェア仕込む。独身から税金とるんだってさあ!ふざけてっから。紬ちゃんもとられるよ。月450円だってさ。バカげてるよ。」茉白は怒りに満ちた顔で紬を見た。「私、それ、知っていました。工場の先輩方が言っていましたから。」紬は茉白の顔を見た。「お風呂先頂きました。茉白さんどうぞ。」柚葉が風呂場から出て来た。「お湯はってあります。ゆっくり浸かって下さい。」柚葉は茉白に声をかけた。「はい。」茉白は返事をした。そして茉白は身体を洗ってお風呂に入った。「あっ!気持ち良い。」茉白は首まで湯船に浸かってゆっくりした。出ると紬が洗面台で化粧をしていた。後から「あの二百万円はあなたにあげるから返さなく良いよ。今までついてきてくれたお礼。」紬の耳元で囁いた。紬は鏡越しに驚いた表情を見せて「有り難うごばいます。」紬はニコリ微笑んだ。ダイニングテーブルで柚葉は化粧をしていた。9時半には二人はマンションを出て行った。「行ってきます。」二人は茉白の顔を見た。「行ってらっしゃい。」茉白は二人の背中に手を振った。エレベーターの中に消えて行った。茉白は部屋に入るとパソコンの電源を入れ子ども家庭庁のシステムを乗っ取った。「我々はトムキャットだ。今回は、あなた達の省をターゲットにした理由は独身税などという悪税を国民から徴収しようとしているからだ2026年4月からだったよな!それまでに文書にして撤回すればシステムは通常に戻す。この声明文を読んでいるという事は我々の勝ちだ。身代金壱兆円を◯◯◯にビットコインにて支払え。支払えばシステムは戻してやる。以上。」以上の声明文を送りつけた。「今日のお昼は楽しみだ。」茉白は独り言を言って、ピアノのふたを開けた。そしてベートーヴェンの楽譜を広げ、ピアノ・ソナタ第17番【テンペスト】を弾き始めた。軽快なリズムが部屋の中に響いた。茉白は気持ちよくなっていた。いつもより指が動いた。気分が良いので弾き終わるとピアノ・ソナタ第14番【月光】を静かに弾き始めた。また、弾き終わるとベートーヴェンのバガテル第25番【エリーゼの為に】を弾いてベートーヴェンづくしで演奏を終えて、テレビを点けた、案の定、こどまも家庭庁システム・ダウンとやっていた。三田純子長官が記者会見している所だった。「トムキャットの仕業です。システムが人質にとられました。業務は完全に止まっております。要求は独身税の廃止です。我々はそんな条件は飲めません。断固闘います。」長官の顔がアップになった瞬間、茉白は高笑いをした。「いつまでもつかな?ババアホザケ」独り言を呟いた。両手でガッツポーズをした。その瞬間、茉白さんが茉黒さんになっていた。その頃、鬼ケ窪モータースでは紬と天宝喜琢磨の話し合いが始まっていた。「自己紹介は省いて、本題からはいろう。枳殻さんは、あの車大事にしてくれると信じで君に譲るよ。二百万円で良いから。兄貴と僕が大事に乗った車で事故車だけど何も問題ない。何か不具合が出れば社長がなおしてくれる。君も整備士なら出来るだろ?」琢磨は紬の顔を見た。「はい。是非譲っていただきたい。二百万円なんて格安でよろしいんでしょうか?」紬は琢磨の顔を見て微笑んだ。「良いよ。僕株屋だから、それで二百万円でも利益は出たからね。素敵な君に会えたしね。」琢磨らしくない事を言った。それを聞いていた、奥さんがクスっと笑った。「あらあら、私には言った事のないセリフだわ。」芽郁が琢磨と紬の顔を見て微笑んだ。「後さあ!2〜3日乗って駄目だと思ったなら買い戻し特約つけてあげるから遠慮なく言ってな。」琢磨が提案した。「はい。わかりました。」紬は琢磨の目を見つめた。芽郁が立って、キーボックスからNSXの鍵をとって琢磨に渡した。「天宝喜さん。約束の二百万円です。確かめて下さい。」紬は琢磨の目を見て微笑ながらお金を渡したと同時に琢磨はNSXの鍵を渡した。琢磨は芽郁にお金を渡した。自動現金計算機に入れてお金を数えた。「確かに二百万円ありました。」芽郁が琢磨の顔を見た。「これで商談成立ですね。有り難うございました。ヤリスの点検頼む。」琢磨は紬の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。わかりました。」紬はそう言って工場へ向かった。が整備はすでに終わっていた。先輩がオイルを入れていたので紬はエンジンルームを覗いてビックリした。やはり、樹潤のGTRと同様ピカピカで綺麗だった。「天宝喜さん達、走り屋のエンジンルームはみんなピカピカなんだ!お客様にあと何人かいるから来たら教えるよ。ブレーキパッド交換した事言ってな!」先輩の植田さんが紬の顔を見て教えてくれた。「NSXのお客様も居るしRx7のお客様もいる。最近ではこのヤリスが多いかな?女性では軽自動車をいじっている人も多いよ。」植田は紬の顔を見て微笑んだ。「紬ちゃん。ヤリス終わったから前まで持っていって下さい。」植田が言うと紬は車に乗り込んだ。エンジンをかけると社外マフラーの音が工場内に響いた。紬は表まで運転したけどレスポンスに驚いた。これ、ノーマルじゃないと気がついた。車を降りて事務所へ入った。「天宝喜さん、点検、オイル交換終了いたしました。後ブレーキパッド交換しました。凄いレスポンスです。」紬は琢磨を見た。「あれね。エンジンは社長に改造して貰ってるから相当速いよ。君のNSXより速い。間違いなく!毎週、つくばサーキットで走り込んでいるから。今度、バトルすっか!ライセンスとっとけよ。」琢磨は紬の顔を見てニヤリ微笑んだ。「わかりました。やりましょう!」紬は琢磨の顔を見てニヤリ微笑んだ。「紬ちゃん、大事に乗ってね。有り難う。帰るね。じゃあ、またね。」琢磨は紬の顔を見て優しく微笑んで車に乗った。「有り難うございました。」紬は大きな声で言った。琢磨のヤリスは爆音とともに駐車場を出て行った。紬は事務所に戻ると芽郁から声をかけられた「大事に乗ってくださいね。」紬の顔を見て微笑んだ。「はい、わかりました。仕事します。」紬は工場へ行った。担当していた車の点検をはじめた。その頃柚葉は先輩のパン職人に言い寄られていた。お昼一緒にどうですか?「ええ、割り勘ですよ。それならいいですよ。」柚葉は国枝から再三言い寄られていたから折れてオッケーをした。お昼になると国枝はソワソワし始めた。「何が食べたいですか?」国枝は柚葉に聞いて来たから「お任せします。私、この辺詳しくないので!」柚葉は返事をした。「わかった。洋食はどうですか?」国枝がしつこく言って来た。「うん。大丈夫ですよ。そこでお願い致します。」柚葉は面倒くさくなって返事を返した。お昼の時間になった。国枝の車に乗って5分くらいの所にあるウエストハウスというシャレたレストランに連れてこられた。「いらっしゃいませ。」店員の声が響いた。二人は席に案内された。国枝はメニューを広げ柚葉の見やすいよう置いてくれた。「お好きな物どうぞ!」国枝は口にした。「割り勘ですよ。私は、この和風ハンバーグで良いわ。アイスコーヒーも。」柚葉は国枝の顔を見た。「僕も同じ物で。」国枝は柚葉の顔を見た。係員を読んで注文をした。休憩時間30分しかないので気が気ではなかった。暫くして料理が運ばれて来た。「いただきます。」柚葉は合掌した。国枝も「いただきます。」ホークとナイフを持った。二人は食べ始めた。「国枝さん。こんなオシャレな所良く来るんですか?彼女さんとか?だって、こんなオシャレな店、女の子としか来ないでしょ?」柚葉はニヤリ微笑んでわざと聞いた。「薊さん。僕、彼女いませんよ。なんか勘違いしてますよ。」国枝は優しく微笑んだ。「そ、れでは?男同士でまさかね。ワハハハ。」柚葉は口に手をあてて笑った。「正直いいますと昔付き合っていた彼女と何度かきました。」国枝は苦笑いを柚葉に見せた。「今度はあなたと来たいなぁなんて思っております。薊さんはお付き合いしている特定の男性おられますよね。それだけ綺麗だから。」国枝は含み笑いを見せた。「いえ、いませんよ。私、男性嫌いなので、今までお付き合いした事ありませんよ。バージンです。」柚葉も国枝の表情を観察しながら含み笑いを浮かべた。それを聞いた国枝は完全にバージンに食いついた。「22歳ですよね。貴重じゃないですか?」国枝はニコニコしながら柚葉の顔を見た。「国枝さん。バージンがそんなに嬉しい?」柚葉は、秘密を言いたかったが喉の途中で上手くひっかかってくれた。「ハンバーグなかなか美味しいですね。こんどみんなと来よう。このビッグサンダーマウンテンって面白そうだし。三人なら完食出来そう。ウフフフ。」柚葉は下を向いて小さく笑った。「薊さん。三人ってなんですか?」国枝が聞いて来た。「私の親友、同居人だよ。三人でマンションに住んで居るんだ。」柚葉は国枝の顔を見た。「ご馳走様でした。」柚葉が合掌した。「ご馳走様でした。」国枝も食べ終えた。「会計は別々で」柚葉は先に払った。あまり、良い顔をしてなかった国枝が柚葉の顔を見て仕方ないなぁという表情を見せていた。渋々自分の分を払って、柚葉にお金を渡そうとしたから「いらない!」柚葉は断った。二人は車に乗り込んで店まで帰った。店に着くと二人で帰って来たのを先輩達が見ていて「薊さん、国枝さん女好きだから気をつけてよ。前、ここに居たアルバイトの大学生もしつこく付きまとわられて辞めちゃているから!」先輩が教えてくれた。「私は大丈夫です。」柚葉は先輩の顔を見て微笑んだ。

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